2017年02月09日

影響を受けたCD その147

ムソルグスキー/展覧会の絵
シンセサイザー:冨田勲
http://www.amazon.co.jp/展覧会の絵-冨田勲/dp/B000VI6KW8/ref=sr_1_1?s=music&ie=UTF8&qid=1369981686&sr=1-1&keywords=冨田勲+展覧会の絵

昨年鬼籍に入られた、作曲家にしてシンセサイザーの第一人者でもあった冨田勲さんが1975年に発表した、シンセサイザー作品としては2番目のアルバムで、全米のヒット・チャートで1位を獲得した作品です。
本来「展覧会の絵」はムソルグスキー作曲のピアノ組曲ですが、今日までに様々な編曲ものが存在します。
具体例を挙げると、有名なラヴェルのもの、映画「ファンタジア」の音楽でも知られる大指揮者のストコフスキーのもの、ピアニストでもあるアシュケナージのもの、ロックではエマーソン、レイク&パーマーのもの、そしてこの冨田さんのものなど、原曲の特質を生かしながら魅力溢れるものがたくさんあります。

発売当時はシンセサイザーがブームになりかかっていた頃で、このアルバムを何度も繰り返し聴いては、冨田さんのアレンジや発想の凄さ、執念、シンセサイザーの可能性に魅せられました。冨田さんはひとりご自宅のスタジオにこもって、たったひとつのパートでも何十回も重ね録りをしたと聞き及びます。その情熱と執念に頭が下がります。
このアルバムの隅から隅へと彼の気配りが行き届いていて感心させられますが、個人的には「卵のからをつけたひなの踊り」のリアリティ溢れる描写力には度肝を抜かれました。“ネコ”“ニワトリ”“ヒヨコ”が左右のスピーカーの間を追いつ追われつ走り回ります。全体的にも真摯なところとユーモラスなところが相まって素晴らしい仕上がりになっていると思います。

電子楽器を使ったレコーディング作品は時が経つと陳腐化することがよくありますが、冨田勲さんの数々の作品は今聴いても微塵も古さを感じさせないと思います。やはり一級品は違いますね。

2017年02月07日

影響を受けたCD その146

チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調「悲愴」
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:エフゲニー・ムラヴィンスキー
http://www.amazon.co.jp/チャイコフスキー-交響曲第4-6番-ムラヴィンスキー-エフゲニ/dp/B002GKRTC4/ref=sr_1_4?s=music&ie=UTF8&qid=1369979508&sr=1-4&keywords=ムラヴィンスキー%E3%80%80悲愴

1960年のレコーディングですので、今となっては古いものですが、その内容をも考え合わせると今もって世界最高峰の「悲愴」のひとつでしょう。
全世界のクラシック・ファンから愛され続けている演奏で、全盛期のムラヴィンスキーとレニングラード・フィルを代表する名演。
ムラヴィンスキーは厳しいことで有名でしたが、その練習の成果が如実に表れた演奏で、映像を見るまでもなく、弦楽器奏者全員のボウイングが完璧に揃っていると分かるような演奏を展開しています。
西側に出てきた時の録音であるにもかかわらず、ロシアの温度感、空気感、気候的厳しさ、哀愁などが、ものの見事に表現されており、その一糸乱れぬアンサンブルと共に至高の、入魂の音楽を紡ぎ出しています。
カラヤンの「悲愴」が真っ赤な炎だとすれば、こちらのムラヴィンスキーの「悲愴」は青白い炎だと言えるでしょう。

2017年02月06日

影響を受けたCD その145

チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調「悲愴」
http://www.hmv.co.jp/artist_チャイコフスキー(1840-1893)_000000000018904/item_交響曲第6番『悲愴』%E3%80%80フェレンツ・フリッチャイ-ベルリン放送交響楽団_7116830

若くして白血病で亡くなったフリッチャイが1959年に45歳でレコーディングした、この「悲愴」。
全てのフレーズに、いや1音1音にフリッチャイの魂が宿ったかのような奇跡の演奏だと思います。
この時代の録音にしては、かなり音が良く、今でも立派に通用することは間違いないでしょう。
作曲者の心を、その魂をも表現するようなところは、フルトヴェングラーに相通ずるイメージがあります(個人的な意見ですが・・・)。
フリッチャイとケルテスがもっと長生きしていたらと悔やまれてなりません。

2017年02月03日

影響を受けたCD その144

チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調「悲愴」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
http://www.hmv.co.jp/artist_チャイコフスキー(1840-1893)_000000000018904/item_交響曲第6番『悲愴』%E3%80%80カラヤン&ベルリン・フィル(1971)_5753437

名演にして、名盤の誉れ高いCD。カラヤンとベルリン・フィル絶頂期の記録でもあります。
カラヤンの凄さ、ベルリン・フィルの凄さに圧倒され、音の洪水の中で溺れてしまいそうです。演奏技術や集中力の高さなど「知情意」の全てが高い次元で結びついた圧倒的な演奏だと思います。録音も立派なもので、計算され尽くした熱気を見事にとらえています。
これを聴くとあまりの凄さに絶句しますが、その反対に嫌う人もいるのも理解は出来ます。

2017年02月01日

ワォ!やった〜!

このブログの2006年10月8日と11月7日で書いた、2枚の名盤キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」、チック・コリアの「リターン・トゥー・フォーエヴァー」がタワーレコードさんの企画でSACD化されます。
ECMレーベルのSACD化をひたすら待ち望んでいたので、「やった〜〜!!」という感じです。

2017年01月31日

最近ハマっているコンビ

このところ自由な時間があると、ジェラード・シュウォーツ(指揮)=シアトル交響楽団のCDを聴くことが多いです。所謂ハマっている状態。
1980〜90年代録音のワーグナーの管弦楽曲集第1〜3集、コダーイのハーリ・ヤーノシュ、2010年録音のシェエラザード。
ワーグナーとコダーイはDELOS原盤。シェエラザードはおそらくNAXOS原盤で、現時点での発売は全てNAXOS。

入手しにくいCDばかりですが、演奏・録音共に優れていて、立体感、遠近感、拡がり感に優れていて、耳に心地良く、感動的でもあります。

2017年01月27日

えっ?! 何これ・・・

3年以上に渡って愛用し続けたiPhone5sのバッテリーがヘタって来たので、数日前iPhone7に機種変更しました。

自宅に戻り、バックアップしてあったデータをMacBook ProからiPhone7に呼び戻して音楽を聴いたところ、これまでのiPhone5sとの音質差に驚きました。
様々な楽器の実在感が増し、歌や演奏のニュアンス、拡がり感、立体感が確実に向上しています。
これで移動時間も音楽に浸れるようになりました。

想定外だったことがもうひとつありました。
iPhoneアプリで本を読む場合、5sより大きい液晶画面を持つ7では表示領域が拡大されるだけで、文字の大きさは5sと7で変わらないとショップで説明を受けましたが、実際にはずっと読みやすくなり、通勤電車内で読書するのも確実に楽になりました。

これで通勤時間が苦ではなくなりました。

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