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2006年07月31日

「シングル・コレクション」について その4

“やすらぎ橋”は2テイクあり、ひとつはアルバム「夢唄」に収録されており、もうひとつがこのシングル・コレクションに入れたテイク(ヴァージョン)です。

「夢唄」に入れたヴァージョンは、まさしと石川鷹彦さんの共同アレンジで、ギター2本(スチール弦の6弦ギターとナッシュビル・チューニングのギター)とヴァイオリンがバックのシンプルなもの。

そして、このシングル・コレクションに収録したヴァージョンは、倉田信雄さんのアレンジによる、リズム隊や弦のセクションが入ったものです。

2006年07月30日

「シングル・コレクション」について その3

“案山子”は、スタジオ・レコーディングしたものが、現在までに全部で3ヴァージョンあります。

最初のものは、アルバム「私花集」に収録されているもの。
次のものは、アルバム「帰郷」に収録されているもの。
最後が、シングルの“案山子(アンコール)”です。

「私花集」の時のアレンジは渡辺俊幸さん。そして「帰郷」の時も彼に依頼しました。
「帰郷」のコンセプトは、それまでに作った曲の代表的なものを、アレンジの骨格は変えずに、つまり印象的なイントロやオブリガートなどは変えずに、それ以外のものをより洗練させたもの、グレードの高いものにする、というものにしました。
まさしはデビュー10年を超えて、より歌唱力も説得力も高まっているし、レコーディング技術も高まり、ミュージシャン達の演奏力も高まっている頃で、この時期を逃す手はないと思いました。
今思えば、日本初のセルフ・カヴァー・アルバムだったかもしれません。
その頃はセルフ・カヴァーなどという言葉すらありませんでした。

このシングル・コレクションに収録している“案山子(アンコール)”は、当時のステージでやっている、よりアコースティックでシンプルなものを、ほぼそのままの形で収録したものです。

2006年07月29日

「シングル・コレクション」について その2

“長崎小夜曲”はシングルのA面で、そのB面はあの有名な“北の国から -遙かなる大地より〜螢のテーマ-”でした。

あのドラマ「北の国から」の音楽全般をまさしが依頼され、こちらの仕切りでレコーディングしました(勿論、番組のための音楽ですので、フジテレビさんが制作費を出しています)。
その後、番組がヒットすると主題歌のシングル化を望む声が出始め、フリーフライトで制作費を出して、主題歌のみ新たにレコーディングし直しました。
ですから、「北の国から」は番組で流れているものと、現在のCDは別テイクです。尚、ギターの後ろの方で聞こえるコーラスは白鳥座がやっています。

ほぼ同時期に“長崎小夜曲”をレコーディングしていました。
この曲と“北の国から -遙かなる大地より〜螢のテーマ-”をカップリングするにあたり、どちらをA面にするか悩んでいました。
記憶によると直前に長崎県で水害が起きており、長崎の方々を励ます意味を込めて“長崎小夜曲”をA面にしました。
元々、“長崎小夜曲”はレコーディングでフュージョン風のアレンジでやることにし、ステージでもしばらくはそのスタイルを踏襲していたのですが、その後、お祭りっぽくより盛り上がるようにと、サンバのリズムを使ったアレンジでやるようになりました。
数年すると、コンサートで繰り返しやったこともあり、“長崎小夜曲”というとサンバ・ヴァージョンの方が一般的になりました。
そして、その後1990年に、シングル“長崎から”をリリースするにあたり、同じ長崎ものの“長崎小夜曲”をサンバ・ヴァージョンで新たに録ることにしたのです。
これが“長崎小夜曲'90”です。
ですから、曲は同じですが、アレンジもテイクも異なります。

尚、「北の国から」のあの有名なメロディは、本来は「北の国から」ではなく、「遙かなる大地より」というタイトルです。
ただ、レコード化する際、それでは分かりにくいので、「北の国から -遙かなる大地より〜螢のテーマ-」(“螢のテーマ”と曲続きなので、こういうサブタイトルになりました)にしたため、次第に「北の国から」と呼ばれるようになってしまいました。

2006年07月28日

「シングル・コレクション」について その1

今年1/11に「さだまさし シングル・コレクション」をリリースしました。
これは、オリジナル・アルバムには入ってない、つまりシングルにしかしていないテイクだけを集めたもの。

少し分かりにくいかもしれませんが、「アルバムに入ってない曲」ではなく、正確には「アルバムには入ってないテイク」が正しいので、上記のように書きました。

この「テイク」という言葉は、音楽や映像作品を作る時によく使われる言葉です。
例えば、レコーディング時の歌入れで、最初に録音した歌がファースト・テイク、次がセカンド・テイクとなり、最終的に使う歌をOKテイクと呼びます。勿論、これは演奏でも同じです。その他にも、アレンジが異なっていたり、アレンジは同じでも、演奏が異なれば、それもテイク違い、ということになります。

また、レコーディングでは、楽器、歌などを録った後、ミックス・ダウンをし、最後にマスタリングをやります。つまり作業の流れは、録り〜ミックス〜マスタリング、となる訳です。
この中で、どれかをやり直せば、その後の全ての作業をやり直すことになります。
つまり例え部分的であっても、歌をやり直せば、ミックスも、マスタリングもやり直しになります。

以上のことを理解して頂くと、色々なことが見えてくると思います。
今後、同じタイトルのものが複数ある場合、タイトルの一部が異なっている場合、同一タイトルの曲が、このシングル・コレクションと別のアルバムに入っている場合などについて、具体的にどこが異なるのか書いていこうと思います。

2006年07月27日

影響を受けたCDその2

15年前に惜しくも亡くなってしまったが、マイルス・デイヴィスというトランペットの巨人がいた。彼は存命中、常にジャズ界をリードした。また彼のバンドはメンバー・チェンジが頻繁なことでも知られ、そのバンド・メンバーはマイルス門下生と呼ばれた。マイルス・バンドに迎えられることや、プロデューサーのテオ・マセロから声が掛かることは、とりもなおさずジャズ界のトップ・プレーヤーであることを証明されたかのようなものだった。

1960年代にマイルス・バンドに在籍したキーボーディスト(ピアニスト)は、キース・ジャレット、ハービー・ハンコック、チック・コリア、ジョー・ザヴィヌルなど錚々たる人たちだ。

ジョー・ザヴィヌルは、同時期にマイルス・バンドに在籍していたサックスのウェイン・ショーターと共に、70年代に入って「ウェザー・リポート」という名のバンドを作り、キース、ハービー、チックらと共にその後のジャズ界を牽引した。

今回は、そのウェザー・リポートの代表作「Heavy Weather」(邦題:ヘヴィー・ウェザー)。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=463055
この盤はDSDマスタリングされたもので、他にSACDもリリースされている。
前作の「Black Market」の時に、ベーシストとして、ジャコ・パストリアスという若者が加入し、それによってバンドは飛躍的に進化した。

「Heavy Weather」の1曲目「バードランド」は、後にコーラス・グループのマンハッタン・トランスファーもカバーしたポップな名曲。最初に聴いた時、イントロのシンセベースの次に出てくる高音のフレーズをどの楽器でやっているのか分からなかったが、その後、それが分かった時に度肝を抜かれた。2曲目の「お前のしるし」は何とも美しいバラード。ジャコのフレットレス・ベースが美しくも幻想的なフレーズを紡ぎ出している。ジャコはエレクトリック・ベースの概念を変えた革命児だった。この他にも魅力的な曲で溢れている。

世界で最も美しい音色を持つと言われるサックス奏者であるショーターも凄いが、ザヴィヌルの作曲、アレンジ能力も秀逸。僕が彼らの音楽を高く評価するのは、ザヴィヌルのセンスに負うところが大きい。乱暴な言い方ではあるが、ジャズやポップスでは、音楽のその瞬間瞬間の縦のハーモニーを重視するあまり、各楽器のラインの美しさをあまり重視しない傾向があり、クラシックでは横のラインの流れの美しさを重視するあまり、瞬間をとらえると縦のハーモニーが多少崩れていると感じる時がある。

彼らの音楽を聴くと、ザヴィヌルは縦と横をうまく融合させようとしているように感じる。
彼らの音楽を聴いて以来、僕もそれにチャレンジし続けている。
このアルバムのエンジニアは、Ron Malo
まさしの「私花集」の一部をロスでレコーディングした時のエンジニアもRon Maloでした。

尚、現在「さだチーム」のエンジニアである鈴木智雄さんは、ウェザー・リポートのウェイン・ショーターと後に一緒にレコーディングし、グラミー賞のエンジニア賞を獲得しています。

2006年07月25日

7/25のレコーディング

2月に始まり、足掛け半年間やってきた、“美しき日本の面影”のレコーディング最終日。

スタジオを移って、東京の乃木坂にある某スタジオでマスタリングです。
マスタリング・エンジニアは今回も、僕がもっとも信頼する酒サケさん(彼女から実名は伏せて欲しいと言われています)。

音楽業界、それもレコード業界の中でさえ、一般的にマスタリングに対して正しい認識があるとは言えないようです。
簡単に言ってしまえば、マスタリングは、ミックス・ダウンしたものを、CDのフォーマットにして、各曲のレベル(音の大きさ)などを調整して、曲順通りに並べて、CDをプレスするためのメディアを作る作業です。
これだけで判断すると、単なる編集と受け取れますが(実際に各曲のテープをつなぐ編集としか思ってない人が多い)、実際にはここでもかなり色々なことが出来ます、というかやっています。
やり方次第で、その音楽がより魅力的に聞こえ、歌や演奏がより上手く聞こえます。つまり、このプロジェクトで言えば、当然ですが、さだまさしが、そしてその音楽がより輝くことを念頭に置いて作業します。
そして最終的に、アルバムトータルのイメージを作っていきながら、各曲の温度感、季節感、色合いなどを出していきます(勿論、ミックスでも同様ですが・・・)。
酒サケさん、いつも現場で言いたい放題ですみません。そして、その出来にいつも感謝しています。

尚、酒サケさんは、一昨日の7/23にフジテレビの“アナザーヒーロー”という番組で、松田聖子さんを支える“アナザーヒーロー”として紹介されました。素晴らしい仕事をする人が、それに見合う評価をされると嬉しいです。

2006年07月24日

7/24のレコーディング

遂にミックス・ダウン最終日。

今日は“鉢植えの子供”をやりました。
この曲は、実は昨年、アルバム“とこしへ”に入れる予定でレコーディングしていたもの。しかし、最終的にまさし本人からの、もう少し練り直したい、という希望があって、お蔵入りさせました。
今回、アルバム“美しき日本の面影”を制作するにあたり、“鉢植えの子供”はアルバム(のテーマ)にふさわしいと判断し、歌詞を多少手直しし、楽器も一部差し替え、歌も歌い直して使うことにしました。

今日、ミックスが終わってから、明日のマスタリング作業を効率よくやるために、全曲通して聴き直し、資料を作成。
その後、出来上がったDSDレコーディングされたディスクを、明日使用するスタジオまでタクシーで運搬。

アレンジャーの渡辺俊幸さん、倉田信雄さん、そして元グレープの吉田政美さんを始め、沢山のミュージシャンの皆さん、レコーディング・エンジニアの鈴木智雄さん、遠藤 等さん、エディティング・エンジニアのM嬢(実名を出さないように言われてます)、益子信重さん他の皆さんの協力で、このアルバムはもう少しで完成します。

「まっしー」こと益子信重さんには、鈴木智雄さんと僕がスタジオを出た後もバックアップのために毎日1時間程度作業を続けてもらいましたから、さぞかし大変だったろうと思います。残念ながら彼は来年3月でスタジオを辞めるそうですから、我々とは、アルバムとしてはこれが最後の仕事になるかもしれません。本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。まっしー、また一緒に飲みに行こうね!!

最後の最後まで本当に関係者の皆さんにご協力戴きました。感謝の気持ちでいっぱいです。

さて、いよいよ明日7/25は、スタジオでの最終作業です。

7/23のレコーディング

前日からやっている“愛の音”のエディットとミックスを完成させ、まさしの4声コーラス入りの“桜桃(さくらんぼ)”、吉田政美さんに参加して頂いた“献灯会(けんとうえ)”のミックスをやりました。

トラブルなく順調に作業出来たのですが、やはり夜中の12時近くまでかかってしまいました。
アシスタント・エンジニアの益子さんは、ミックスが終わった後もひとり残って毎日バックアップをとってくれていて、このところ家に帰ってない模様。
まっしー、ありがとうm(_ _)m

2006年07月23日

7/22のレコーディング

7/22のミックス・ダウンは、“天然色の化石2006”と“愛の音”を途中までやりました。
やはり大曲のミックスは時間がかかります。
“天然色の化石2006”(のミックス)は午前11時に始めて、終了したのは21時頃。“愛の音”を23時半頃までやって、お開きにしました。

今回のアルバムに1990年に発表した“天然色の化石”を新たにレコーディングし直して入れています。
5月にやった、まさしんぐWORLDコンサートのために、フル・オーケストラ用にリアレンジしたヴァージョンです。

“愛の音”は、ピアノと大編成の弦をバックにした美しく心温まるバラード。
間奏のヴァイオリン・ソロはまさしが弾いています。このヴァイオリン・ソロも、日にちや楽器を替えて録り直して、ベスト・テイクを使いました。

2006年07月22日

7/21のレコーディング

ミックス・ダウン3日目。
7/20に途中までやった曲の続きから始める。

まず、その“大晦日(おおつごもり)”を完成させ、まさしの3声コーラス入りの“サクラサク”、そして吉田政美さんにも参加してもらった“向日葵の影”をやったので、7/21は2曲半ミックスが出来たことになる。

本日の作業もすこぶる順調。
それにしても特に歌入れとミックスは神経を使います。

歌入れは、まさし本人だけがテンションを上げてもだめなんです。僕もテンションを上げ、エンジニアもテンションを上げて、はじめて良いテイクが録れると思っています。勿論、これは歌だけではなく、楽器(オケ)でも同じことですが、特に歌はメンタルな部分が大きいですから。

ミックスでは、どんなノイズも聴き逃せませんし(それでも物理的にカット出来ないものは残ってしまいますが)、各楽器のバランス、音色、音響処理、歌のひとつひとつの音の出具合、引っ込み具合、など最大限の注意を払います。
例えば「春の夜」の「の」という音が聞こえづらかったとします。「の」の発音は、「N」と「O」で出来ていますが、「N」の部分の音が小さいと、限りなく「お」という音に近くなります。「の」に聞こえるようにするためには、「N」の部分だけ大きくなるようにエディットします(「の」全体を大きくすると、前後の言葉の中で「の」だけが強調されてしまいます)。歌のエディットを時間をかけて丁寧にやっても、ミックス時に改めて気になることがあります。

レコーディング時や譜面を書く時は集中しているので、あっと言う間に時間が過ぎますし、作業が終わった後、深夜に帰宅しても、興奮しているためか明け方近くまでは眠れません。3〜4時間の仮眠を取るようにしてまたスタジオに向かいます。

2006年07月21日

7/20のレコーディング

ミックス・ダウン2日目。
ミックスは通常午前11時に始めている。

本日(7/20)はトラブルがなく、順調に作業が進んだ。
コンサート・ツアー先から帰京したまさしが、夕方、スタジオに顔を出してくれました。

7/19にミックス・ダウンした2曲、本日のミックス・ダウン進行中の曲をそれぞれ聴いてもらった。
聴き終わって開口一番、「会心の出来でしょ!?」と。
リスナーの皆さんに喜んで戴くことが大切なのは当たり前ですが、まさし本人にも気に入ってもらえたら嬉しい。

本日ミックス・ダウンした2曲(アルバムの最初と最後の曲。「帰去来」に於ける「多情仏心」のような扱い)は、エンジニアの鈴木智雄さんに、「歌詞の最後のところに、秒速50cmで桜の花びらが舞っているようなエフェクトを!」と頼んだところ、何度も何度も試行錯誤を重ね、見事にイメージ通りのエフェクトを作り出してくれました。感謝してます。

本日3曲目を途中までミックスし、その曲のやり残したエディットをしばらくやり、深夜の12時になったところで、お開きにした。

2006年07月20日

7/19のレコーディング

7/19から、いよいよミックス・ダウンに突入。

20年前とは違い、最近のレコーディング機材はあまり壊れない。それこそ昔はミックスを始めたら調整卓が壊れて、レコーディングが半日ストップ、なんてことは結構あった。

ここ数年調子がいいと思っていたら、7/19は朝一番でDSDレコーダーが壊れた。これが使えないとミックス・ダウンが出来ない。
修理する時間はないので、エンジニアの鈴木さん自ら手配して、すぐに借りに行ってくれた。
その後、ミックスを開始したら、今度はスモール・モニター・スピーカーからノイズの嵐。
アンプが壊れた。すぐにアンプを交換。

こんなに続けてトラブるのは珍しい。
それでも朝11時から始めて、夜中の12時半に2曲のミックス・ダウンが無事に終了した。

2006年07月19日

7/18のレコーディング

7/18は前日に引き続き、主にまさし自身のヴォーカル・トラックやコーラス・トラックのエディットでした。エンジニア2人と僕だけの孤独な作業。
朝11時に作業開始。2度の食事休憩をはさんで、終了したのは午前2時。

やはり手間暇をかければかけるほど、完成度は上がってゆき、音楽表現により深みが出てきます。
この、当たり前といえば当たり前な事実を、何度やっても思い知らされます。

2006年07月18日

7/17のレコーディング

まさしの歌やコーラスのトラックのエディットをやりました。

最終的に使うテイクに、リップ・ノイズ、咳払い、その他のノイズが入っていても、エディットすることで、ある程度それらをカットすることが可能です。

これを全ての歌や楽器のチャンネルでやることが出来ます。
時間はかかりますが、これを丁寧にやるのといい加減にやるのとでは、出来上がりに差が出ます。
丁寧にやれば、クリアで、聴きやすいものになる可能性がかなり高まります。

勿論、このようなノイズをカットするだけではなく、それ以外にかなり沢山のことをエディットという作業の中でやっています。
これ以上細かいことは企業秘密ですが・・・(笑)。

今回のこの作業は、エンジニアのM嬢、アシスタント・エンジニアの益子信重さん、それと僕とで行っており、7/17の場合、朝11時に始めて、食事とトイレ以外の休憩は取らずにやって、終わったのが午前0時近くでした。
それでも、まだ半分くらいです。

7/18も引き続きこれらの作業になります。

2006年07月16日

強い夢は叶う

昨日、このブログで、アート・ガーファンクルのアルバム「天使の歌声」のことを書きました。
そのアルバムと同じ年、つまり1973年にポール・サイモンは「ひとりごと」というアルバムをリリースしました。

その中でポール・サイモンは、ロンドンで弦をレコーディングしていました。
当時の日本の一般的な音楽とは考え方の異なる弦のアレンジ、そしてビロードのような弦の音色。
僕にとって、その衝撃たるや物凄いものがありました。
高校生だった僕は、その時に誓ったんです。いつか自分がレコーディングすることになったらロンドンで弦を録ろう、と。

その思いが現実のものになる日が、1993年にやってきました。
「逢ひみての」のレコーディングが押していて、レコーディング・チームを2つ作って、同時進行させないと間に合わなくなりました。
ちょうどその時、作曲家の服部克久さんが「音楽畑」のレコーディングをロンドンでおやりになることが判明し、長男の服部隆之さんもそれに参加するので、「逢ひみての」の弦も録ってきましょうか、と服部隆之さんから提案されました(まだ何曲かはベイシックも出来てない状況でしたので、僕もまさしも東京を離れるわけにはいかなかったのです)。
まさに渡りに船でした。
そして、服部隆之さんが数曲の弦をロンドンのエアー・スタジオで録ってきてくれました。
そのエアー・スタジオのオーナーであり、僕が一番憧れているプロデューサーのジョージ・マーティン氏(あのビートルズのプロデューサーだった人です)がレコーディングをのぞきに来てくれたそうです。
後日、東京のスタジオにそのテープが届いて、それを聴いた時のショックは、20年前のそれと同じものでした。
20年の時が遡りました。
そして涙が出ました。
それから、音楽の神様や全ての関係者に感謝しました。

そして2000年、まさしがロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでコンサートをすることが決まった時、「日本架空説」の弦をロンドンで録ることにしました。
あのエアー・スタジオ、そしてビートルズがホーム・スタジオにしていたアビーロード第2スタジオでのレコーディングは、まさに夢のようでした。
「強い夢は叶う」を、身をもって体験したひとときでした。

2006年07月15日

影響を受けたCDその1

影響を受けたCDは沢山ありますが、今日はその中から1枚を紹介します。
これは、僕自身もさることながら、まさしも仕事仲間の作曲家・アレンジャー、渡辺俊幸さんも影響を受けているCDで、アレンジの打ち合わせなどで、資料としても使わせてもらっています。

アート・ガーファンクルの「Angel Clare」(邦題 天使の歌声)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000197L48/249-6365212-9963522?v=glance&n=561956

これは、様々なジャンルの音楽がたった1枚のアルバムの中に集結したかのような、1973年発表の傑作アルバム。
音楽的なアイデアが数多くつまり、楽曲の粒がそろっていて、アレンジも凝っているのに、難解には聞こえさせない作りをしています。そしてアートの歌も完璧で、ハートフルそのもの。
気楽に聞くととても癒されますし、真剣に聴くと様々なことを教えられます。
1曲目の最初の言葉は「Wake up」、そして最後の曲はララバイ。
CDジャケットは、アート・ガーファンクルのバスト・アップの写真なんですが、よく見るとシャツがほつれています。きっと気取らない、気さくなイメージを出したかったんでしょうね。
機会があれば是非お聴きください。

2006年07月14日

7/14のレコーディング

今日は歌入れの最終日でした。

昨日、まさし本人は一日オフをとりました。どうやらストレス発散のために車で出かけたようです。
それが功を奏したのか今日は絶好調で、気になっていた曲を歌い直すことが出来ました。
やり直すことで、更に良いテイクになったと思います。

今日、まさしはさぞかし晴れやかな気分でスタジオを後にしたことでしょう。

これから先は、まだ残っているエディットと全12曲のミックス・ダウンとマスタリング。
僕とエンジニア達との作業になります。

7/13のレコーディング

連日連夜のレコーディングでさだまさし本人の疲労がたまっていたり、歌入れが比較的順調に進んでいる為もあって、まさし自身の作業はなくなりました。

僕とエンジニアのみによる、まさしや吉田政美さんのアコースティック・ギターのエディット作業を朝から夜までやりました。

2006年07月13日

7/12のレコーディング

7/12は、歌をリテイクを含めて3曲やりました。
そのうち1曲は、まさしの一人多重コーラスも(こちらの曲は3声コーラスをダブルで録りましたので6人分の声)。

歌入れは、あと1日を残すのみとなり、現在までに歌入れをしてない曲はもう1曲もありません。
あと1日で、更なる上を目指して歌い直す曲が出てくると思います。

2006年07月11日

7/11のレコーディング

今日は、まさしの歌を何と4曲もレコーディングしました。

まさし本人は、まだまだやる気があり、5曲目にトライしたのですが、流石に少々声がくたびれてきた感じでした。
無理してやっても仕方がないので、今日は早めに切り上げることに。

歌入れのためのスケジュールは、もうあと少ししか日にちがありません。
「せとぎわの魔術師」の本領発揮でした。

さだクオリティ

さだクオリティという言葉があります。

これを初めて聞いたのは、作曲家・アレンジャーの服部隆之さんの口からでした。
これは彼の造語なのか、はたまた周辺でなんとなく使われ出し、ある程度流布されているものなのかは分かりません。
数年前にはピアニスト兼アレンジャーの倉田信雄さんの口からも聞いた覚えがあります。

10年ほど前に服部隆之さんと僕とでアレンジの打ち合わせをしていた時に、この言葉が飛び出したのです。
「まさしさんや八野さんから頼まれた仕事は、さだクオリティでやらなければならない」と言うのです。

僕が「何? その、さだクオリティって」と答えたら、ディテールまで覚えている訳ではありませんが、次のような意味のことを彼が言ったのです。
「まさしさんが元になる作品を作り、アレンジャーがバック(オケ)のスコアを書き、エンジニアが録音して、プロデューサー、ディレクターがディレクションし、完成品にまとめ上げる。このチームはみんなが真剣勝負をしている。作品ごとのアレンジャーにしても皆さん真剣にやってきたのが手に取るように分かる。そしてそれぞれ最終的な作品は魅力的で完成度が高い。それを、さだクオリティと呼んだんです。だから自分も力を出し切って真剣にやる。」 と。

また、多少異なりますが、一緒にやっているエンジニアの鈴木智雄さんから、数年前に言われたことがあります。
「このレコーディング・チームは、ミュージシャンもスタッフもそれぞれが自分の仕事で、前回以上のものにしようと真剣にやっている。そして皆が結果を出している。だから自分も必死にやっている。そうしないと、このチームにはいられない。このチームでやることは大変だが、結果的にとても満足出来る仕事になるし、一緒にやっていることを大切に思っている。」と・・・。

2006年07月10日

7/10のレコーディング

今日は、まさしによるガット・ギターの間奏ソロ・パート(後奏ソロ・パートは既にレコーディング済み)を最初にレコーディング。
スタジオ・ミュージシャンの方のソロとはひと味違うものになりました。

そして、夜は同じ曲の、まさし本人の一人多重コーラスをやりました。
メロディを含めて4声コーラスで、それぞれのパートをダブルで録りましたので、まさし一人で8人分の声になった訳です。
これをやるのに3時間以上歌い続けでした。
かなりいい感じにかったかな。効果のほどは後日CDでご確認ください。

2006年07月09日

本日のレコーディング

今日は、元グレープの相棒・吉田政美さんにギターを2曲弾いてもらいました。

その後、まさしは歌入れにトライしたものの、疲労の為か声がいまいちでしたので、本格的な歌入れは断念。
歌詞を手直しした曲を何度か歌い、きっちりと歌詞がはまるかどうかの確認作業をしました。
何度も歌ってみて、工夫をしてもメロディにはまらない時は、また歌詞の手直しになります。
これを何度も何度も繰り返して、最終的な歌詞を作っていく訳です。

そして、ある曲は、歌詞の関係で曲のサイズを8小節短くすることになりました。

疲労のたまっているまさしがスタジオを出てから、僕とエンジニア達で既に録音済みのものを編集する作業へと突入。
想像した以上に複雑な編集をしなければならないことが判明し、スコアと耳とで何度も確認しながらの作業になりました。

2006年07月08日

本日のレコーディング

今日は、さだまさしのニュー・アルバムの歌入れでした。

さだまさし本人の疲労が増しているため、今日は大事をとって1曲だけやって早めに終了しました。

このブログ及びコメントについて

このブログでは、お寄せくださったコメントは即時に反映されないように設定されています。

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公開している以上、どんなコメントを戴くか分かりません。
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また、貴重な時間をさいてお書きになったコメントを戴いても、それにこちらがレスを付けることが出来ない場合(時間的な問題、プライバシーの問題、企業秘密の問題など)があること、また、戴いたコメントを一度は掲載させて頂いても、事情や状況が変わったり、何らかのトラブルになることが予想されましたら、こちらの判断で削除させて頂きます。

別に堅苦しいことを述べるつもりは更々ありませんが、どなたにも迷惑をかけず、気持ちよくやっていければいいと思っています。
どうぞご理解ください。

2006年07月07日

本日のレコーディング

今日は、まさし自身のヴァイオリン・ソロを2曲、そしてヴォーカルを3曲録りました。

ヴァイオリン・ソロは、先月も録ったのですが、今日は楽器を替えてやりました。
少しでも良いものを目指して、何度でもトライして行きます。
最後まで、そして何度でもやり抜く意志やパワーがあるからこそ、30年以上も走り続けてこられたのだと思います。

5月のまさしんぐWORLDコンサートで発表した新曲も、よりグレードアップした形で今回のアルバムに収録されます。

また、今日はケータイファンサイトの「まっさん旅日記」にレコーディングのエピソードメッセージが入りましたね。まさしがスタジオから作業の流れをみてパソコンで投入したものです。
今朝、リズミケーションの土井晴人さん(元白鳥座)が「レコーディングなので、メッセージが入るか心配。。。」と僕に電話をしてきましたが、オーイ、晴人!まさしは約束を守ったよ!

2006年07月06日

レコーディング再開

本日から、さだまさしのオリジナル・アルバムのレコーディングが再開されました。

まず川瀬正人さんのパーカッションを3曲録り、その後、食事休憩を挟んで、まさしのヴォーカルを2曲録りました。

CDを購入して聴いてくださっている方は、1曲を録音するのに必要な時間は、リハーサルを入れて、せいぜい1〜2時間位だと思われているのではないかと推察するのですが、実際には2〜30時間かかっています。

ベイシック・トラック(通常は生ギター、エレクトリック・ギター、ピアノ、ベース、ドラムスなど)に2時間、それらの楽器のダビング(ギターなどのソロ・パートや何種類ものパーカッションなど)に2〜3時間、弦や管に2時間、コーラスに1〜2時間、シンセサイザーに2時間、ヴォーカルに2〜3時間、演奏ノイズをカットしたりする様々なエディットに3時間、ミックス・ダウンに6時間。
楽器編成が少ない曲は作業時間が少ない訳ではなく、楽器の数が少ないと、より1台の楽器が重要になるので、日にちをかえて何度も取り直しをすることさえあります。ですから実際には楽器が少なくても、作業時間はあまり変わらないかもしれません。

まさしの場合、自分のスケジュールや全体のレコーディング・スケジュールの限界まで、歌を何度も何日もやり直すことすらありますので、作業全体で1曲に30時間位かかっています。
ですから、レコーディング・スタジオ内でのアルバム全体の制作時間は300時間を超えることはしばしばです。

毎回、まさしを始め、レコーディング・スタッフ全員、前作を超えようと必死ですから、ついつい眠る時間を惜しんで作業してしまい、レコーディングが終了する頃は、いつ倒れてもおかしくない状態になります。

レコーディング業界に、「さだクオリティ」という言葉があるのですが、これはいつか機会があったら書きます。

2006年07月05日

無人島の1枚

音楽ファンの中で時々話題になることがある。

もし自分がただ一人で無人島に数ヶ月住むことになり、再生装置とたった1枚だけCDを持って行くことが許された場合、どのCDを持って行くか、である(自分が無人島に行った時点で、無人島ではなくなる、という突っ込みはナシね)。

各ジャンル1枚ならどうするだろう。でも、この問いはいつも、ただの1枚だよなぁ。
う〜〜〜ん、悩むなぁ。

やっぱり、僕だったらこれ
ベートーヴェン/交響曲第9番『合唱』  指揮:フルトヴェングラー、演奏:バイロイト祝祭管弦楽団etc. 1951(足音入り) 24bit
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1788057
(このテイクには、リマスターものがいくつかの発売元から、数種類リリースされていて、音質は異なります)

先日、ここでオーディオ関連のことを書いたりしたのに、結局今回選んだのは、1951年のモノラルのCDでした。
音楽の内容が素晴らしければ、音質はどうでもいいのでしょうか?
でも、音質がより良ければ、より大きな感動が得られることは間違いないですよね!

あなたは、どんな1枚を持って行きますか?

2006年07月04日

佐田玲子ライヴ

今日は六本木のスイートベイジルで、佐田玲子のライヴがありました。

今回のツアーの初日ということで、多少ドタバタしたかもしれませんが、メリハリがついたなかなか良いライヴでした。ネタばれになりますので、バンド編成は書けませんが、個人的には今回の編成も佐田玲子にとても似合っていると思いました。

玲子本人の歌唱も肩の力が抜けていて、円熟味を増していましたし、益々今後が楽しみです。


佐田玲子HP 「Reiko Land」

2006年07月03日

オーディオ関連あれこれ1

オーディオを趣味にしている人以外の方には、にわかに信じられないでしょうが、音が変わる(勿論、良い方にも悪い方にも)要素はかなり沢山あります。
高校生の頃から試行錯誤を繰り返してきて、しばらくご無沙汰していたのですが、7年ほど前にぶり返し、現在に至っています。

例えば家庭用のオーディオ機器の場合、スピーカー・ケーブル(アンプからスピーカーへのケーブル)や、ピンケーブル(CDプレーヤーなどからアンプへのケーブル)等を交換したり、スピーカーの置き方(テーブルや棚などに直接置くか、インシュレーター等を使うか、左右のスピーカーの距離や背後の壁からの距離をどれくらいにするか等、沢山あります)を変えると、音は様々に変化します。

レコーディングでも、様々なことを試みています。

例えば、一緒に仕事をしているレコーディング・エンジニアの鈴木智雄さんの場合、スタジオに常備されている機材だけでは満足してない(僕もですが)ので、様々な機材を自分で購入し、それだけでなく、その機材の内部配線にまで手を加えては、ヒアリングする、ということを繰り返しています。自己満足に終わらせないために、仲間のエンジニアにも加わってもらい、何人かで確認しているようです。グラミーのレコーディング・エンジニア賞を何度も取った鈴木さんは、日々努力されています。

上記は、ほんの一例に過ぎません。
僕が持ち込んだオーディオ・グッズもヒアリングの結果、使うこともしばしばです。
ここ数年、知人の西野正和さんという方が社長をしている、レクストさんのグッズを気に入っていて、スタジオでも自宅でも導入しています。
レゾナンス・チップが代表的なものなんですが、これを機器、楽器、ブレーカー、壁などに貼ることによって、見事に音作りが出来るのです(様々な種類のチップが用意されていて、それぞれに用途が異なる)。
オリジナル・アルバムで、いつもマスタリングをお願いしているマスタリング・エンジニアの酒サケさんは、レクスト・グッズ使いの名手でもあります。

現在レコーディングが進んでいる、さだまさしのアルバムでも、様々な機材、グッズを使い、オーディオ的な意味でも、前作以上のクオリティにしようと皆で努力しています。

2006年07月02日

DSDマスタリング

今日はスタジオなどの仕事がなかったので、一昨日の仕事のことを。

一昨日(6/30)は青山学院大学の裏手にある、ワーナーミュージックのスタジオで仕事をしました。
これはまだワーナーミュージックから正式な発表がなされてないので、詳細は控えますが、ライヴもののマスタリング作業でした。

現在ワーナーミュージックからリリースされているグレープ、さだまさしのものは、フォアレコードからリリースしているものと同様、DSDでマスタリングしています。

Sonyが開発したDSD方式の録音機材をレコーディング時に使えばDSDレコーディングと呼び、マスタリング時に使えばDSDマスタリングと呼んでいます。DSD(Direct Stream Digital)は、主観ではアナログの自然さとデジタルのノイズが無く、クリアなところを合わせ持ち、その場の雰囲気や空気感まで録音・再現するような方式と言えます。

勿論、どういうコンセプトで誰がやるか、の方が使用機材以上に音が変わるのは当たり前なんですが、それを言ったらもっと分かりにくくなりますので、使用機材(方式)をCDのブックレット、帯やチラシなどに明記している訳です。

僕も周りのレコーディング・スタッフもDSD方式が気に入っていて、今までにリリースしたライヴ盤を除くCDのほとんど全てを、数年かけて新たにDSDでマスタリングし直してきました。DSDマスタリングをやったことで、今市場にあるさだまさし、グレープのCDは、極めてマスターテープの音に近い高音質なものになり、声も楽器の音もかなり正確に再現されるようになりました。この一連のリマスターものは、リスナーの方からも高い評価を戴いています。

2006年07月01日

M.Sコーラス

今日の午後はM.Sコーラスの練習でした。

M.Sコーラスは、さだまさしのご母堂が中心になって結成された女声合唱団。
結成してからもう22年になります。
当初は、賛美歌を含むスタンダードやさだまさしの楽曲をユニゾンで歌っていたようです。
その後、基本的にさだまさしの曲のみを歌うこととなり、僕がアレンジや指揮で関わるようになりました。
それからもう21年位になります。

10月に彼女たちのコンサートをすることになり、本格的に練習に入りました。
今日は、このコンサートのために先日アレンジした「流星雨」という感動的なバラードをレッスン。

伴奏ピアノはもう10年近く古瀬安子さんという、クラッシックの女性ピアニストさんに頼んでいます。
彼女は、クラシックの世界にいながら、コード・ネームでの演奏も出来る貴重な存在です。

M.Sコーラスの皆さんは、「流星雨」を完璧に歌えるようになるまでもう少し時間がかかるとは思いますが、だんだん世界を作れるようになってきており、今後が楽しみです。

夜は、腰痛の治療に。

ブログ・スタート

長い間、スタジオ作業などの日誌をつける習慣がなかったので、これを機に綴って行こう。
レコーディングの無い時には、聴いて感動したCD、読んで感銘を受けた書籍、その他、日常の出来事を綴ろうと思う。
記録、足跡、反省材料になれば…