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「シングル・コレクション」について その10(最終回)

“名刺”も2ヴァージョン存在します。

アルバム“さよならにっぽん”のレコーディング中、“名刺”のベーシック・トラック(リズム隊とも言います)を録り終わり、ダビングに入った時、ギター・ソロをエレクトリック・ギターでやるか、アコースティック・ギターでやるか、アレンジャーの渡辺俊幸さんと一緒に悩みました。

インパクトではエレクトリック・ギター・ソロだし、個性ではアコースティック・ギター・ソロ。ソロを弾くギタリストは両テイクとも松原正樹さんでした。
結局、両方とも録り、両方ともミックスをすることにしました。

それで、最終的にアルバムはアコースティック・ギター・ソロのヴァージョン、シングルはエレクトリック・ギター・ソロのヴァージョンにしました。
ですから、歌は両ヴァージョンとも同じものですが、ソロ楽器とミックスが異なります。

ちなみに、この“さよならにっぽん”のミックスが終了し、スタッフに渡すためのコピーを、そのアルバムのアシスタント・エンジニアの徳永 宏さん(現在、「彩風」のチーフ・エンジニア)のアシスタントだった中島クン(当時20歳位?)に頼んだのですが、その若い彼がボロボロ涙をこぼしながらコピーしていました。“銀杏散りやまず”や“兵士の手紙ときよしこの夜”に泣かされたようでした。この光景が今でも目の奥に焼き付いています。

この何日間かで、同じ曲が2ヴァージョン(テイク)あり、どちらかがこの「シングル・コレクション」に収録されている曲について書いてきましたが、これで全てです。

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