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影響を受けたCD その4

「影響を受けたCD」としてポップス、ジャズ、ロックのアルバムを書いてきたので、今回はクラシックに。

僕は「幻想」と「第九」オタクです。この「幻想」とは、あの服部克久さん、隆之さん親子のパリ音楽院に於ける大先輩にあたる、ヘクトール・ベルリオーズ作曲の「幻想交響曲」のことです。
これまで様々な指揮者、オーケストラのものを聴いてきました。
名盤とされているシャルル・ミュンシュとパリ管弦楽団のもの、ミュンシュとボストン交響楽団のもの、最近だと、話題のゲルギエフとウィーン・フィルのもの、等々。

スクロヴァチェフスキ&ザールブリュッケン放送響/幻想交響曲
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1945055
おどろおどろしい演奏の幻想交響曲が多い中で、これは美しい美しい幻想交響曲です。録音もなかなか良いです。

作曲者のベルリオーズはパリ音楽院に在学中、ベートーヴェンの交響曲を全曲聴き、イギリスからやって来た劇団が演じるシェークスピアを観たらしい。それぞれにとてつもないインパクトを彼に与えたようだ。シェークスピアの主演女優であるハリエット・スミスソンに激しい恋心を抱き、その恋が実らなかったことにより、この「幻想交響曲」は作曲された(何年か後に彼の思いは実を結び、その二人は結婚するが、結局は破局するに至ったようです)。そして、ベートーヴェンの「交響曲第9番」よりわずか10年ほど後に発表された。

ベルリオーズはオーケストレーション(管弦楽法)の天才と呼ばれ、管弦楽法の著書も著している。イデーフィクス(彼が初めて使った手法の名で、スミスソンを象徴する主題が様々に変容しながら全楽章に循環する。固定楽想と訳される。これが後にワーグナーによってライト・モティーフになると言われている)の取り入れ、斬新な楽器の使い方(コル・レーニョ→弦楽器の奏法のひとつで、弓の木の部分で弦を打つ)、それまでオーケストラでは使ったことのなかった楽器も大胆に、この「幻想交響曲」に取り入れている。
まさに天才の作品だと思います。

コメント

八野さんへ

お忙しい中、毎日ブログの更新ありがとうございます。興味深く拝読いたしております。また、素人の私にも、返信をいただき、ありがとうございます。お人柄がしのばれます。けれども、休日返上でお仕事なさっている上に、お忙しさが増してしまいますね。

さて、コメントについてですが、八野さんは、実名で、実に誠実なブログを作ってくださっているのに、こちらは、名乗らずにいるということに、後ろめたさを感じています。パソコン上のチャットとかは、そういうものなのでしょうか?古い人間には、少々抵抗があります。

以前から気になっていたので、書いてみました。いつでも、いつまでも、まさしさんのファンでいます。
そして、このブログのファンにもなりました。

お体に気を付けて、ご活躍ください。

雪とパイン缶さん、あたたかいコメントをありがとうございます。

戴いたコメントに、こちらから更なるコメントが出来るかどうかは、正直に申し上げて分かりません。コメントしづらいこともあるでしょうし、またうっかり忘れていることだってあると思います。
僕がコメントをお返しする場合、相手の方が音楽のプロの方か、マニアの方か、素人の方かは全く関係ありません。これははっきり申し上げます。

読んでくださる方にとって有益な情報を書けるか、あるいは僕が書くことによって誰かを傷つけることにはならないか、ということが基本的な判断です。

そして少なくともここでは、自分自身は実名で通します。相手の方が実名か、ハンドルネームか、という件ですが、通常のコメントを戴く限りにおいてはどちらでも構わないと思っています。

ここからは雪とパイン缶さんに向けてということではなく一般論ですが、もし誰か、あるいは何かに対して、クレームか、あるいはそれに準ずることを書こうとするならば、是非とも実名でお願いしたいと思います。ただ、前にも書きました通り、せっかく戴いたコメントであっても、誹謗、中傷のたぐいであるとこちらが判断した場合、ここに反映させるつもりはありません。

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