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影響を受けたCD その27

本来ならば影響を受けた作曲家、と言う方が正しいのですが・・・。
「伊福部昭/シンフォニア・タプカーラ、SF交響ファンタジー第1番」
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1784360

伊福部昭さん(1914年5月31日〜2006年2月8日)は日本を代表する作曲家のひとりですが、戦前は作曲活動をしながら厚岸森林事務所で林務官として勤務し、戦後は音楽を職業にするために上京。
その後、現在の東京芸大で作曲科の講師をし、芥川也寸志さん、黛敏郎さん、矢代秋雄さんなどを育て、その傍ら映画音楽の作曲をするようになったようです。

僕が初めてオーケストラを使った音楽に触れ、好きになったのが、伊福部先生の「ゴジラ」でした。
伊福部先生の作曲技法上の最大の特徴は、民族的旋法の使用、ラヴェルの「ボレロ」からの影響と思われるオスティナートの重視、そしてオクターブ・ユニゾンの大胆な使用だと思います。

このCDに入っている「SF交響ファンタジー第1番」は、ゴジラのテーマを含む特撮映画の音楽をまとめたものです。
子供の頃に、このような素晴らしいオーケストラ作品に出会えたことに感謝しています。

コメント

 伊福部先生が亡くなられたと伺った時、本当にショックでした。高齢ゆえに仕方が無いとは思いますが、「ゴジラ」を始めとする怪獣映画の音楽・伊福部ワールドの数々の名曲に興奮した一人として心から哀悼致します。

映画のオリジナル盤はモノラルで音質も残念なものが多いのですが、マルチ録音で無いからこその(&修正無しの一発録音と云われている)何とも云えない迫力を感じます。マーチに名曲が多く「怪獣大戦争マーチ」「宇宙大戦争マーチ」「サンダ対ガイラ メーサ砲マーチ」「海底軍艦 轟天号発進」など最高でした。

管弦楽曲で大好きだったのは「日本狂詩曲」。
山田一雄指揮新星日響のライブ盤が凄いです。2種類ありますが、先ず、楽団長 池田鉄さんの交通事故死を乗り越えて開かれた定期演奏会の最後に演奏され、オーケストラに何かが乗り移ったかの様に爆発している1979年盤。
そして、ヤマカズ先生が亡くなる8ヶ月前に、N響や新日本フィルと共に連続開催された指揮者生活50周年記念演奏会シリーズで再び演奏された1990年盤。(この時演奏された「英雄」交響曲と「ガイーヌ」もCDで発売されましたが、それぞれ名演でした)。第2部の祭囃子ではゆったりとしたリズムで表現され結構面白いです。
指揮者&オーケストラが同じなのに全然違う演奏になっているんで聴き比べもオススメです。それぞれに伊福部先生昭+山田一雄+新星日響の素晴らしさを堪能出来ます。是非聴いてみて下さい。

ここ数年でクラシック界でも素晴らしい方々が何人も鬼籍にお入りになり、残念でなりません。

そういえば故山田一雄先生のお嬢さんはお元気でご活躍でしょうか?

 その昔は、朝比奈隆、山田一雄、渡邊暁雄の3巨頭を始め、各オーケストラの日本人指揮者の顔触れは本当に凄かったですね。ベートヴェンを始めブルックナー、マーラー&シベリウスなど忘れられない名演が沢山ありました。もう聴けないと思うと残念でなりませんね。
 そうそう、山田先生のお嬢さん 山田英津子さんもお元気で活躍中です。

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