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影響を受けたCD その35

「ショパン/ピアノ協奏曲第1番&第2番」
ピアノ・指揮:クリスティアン・ツィマーマン(ツィメルマン)/演奏:ポーランド祝祭管弦楽団
http://www.hmv.co.jp/product/detail/991088
ピアノ:Istvan Szekely/演奏:ブダペスト交響楽団/指揮:Gyula Nemeth
http://www.hmv.co.jp/product/detail/170517

ショパンが未だ祖国ポーランドにいた頃、10代でこの2曲のピアノ協奏曲を書きました。特に第2番の第2楽章では初恋の女性への想いが濃厚に反映されていることが指摘されており、両曲とも実際に聴いても華やかで、ロマンティックで、切なく胸を打つ作品です。

ツィマーマンのものは、この演奏をするために祖国ポーランドで若手ミュージシャンをオーディションして集めたそうです。ピアノ、オーケストラ共にとても濃厚で表情に溢れた演奏です。これを聴いてしまうと他の演奏が無味乾燥に聞こえてしまいます。冒頭から美しく濃厚で素晴らしい音楽に引きずり込まれてしまいます。
一方、Szekelyの演奏は、テンポや表現がノーマルで、どんな時に聴いてももたれることもなく、かといって物足りないものでもありません。知的で抑制された中にある細やかな表情が魅力です。僕は通常はこちらを愛聴していて、濃厚なものを聴きたい時にツィマーマンのものを聴いています。

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