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影響を受けたCD その37

「影響を受けたCD」と書いてますが、今回はDVDです。
ベートーヴェン/交響曲第3番「英雄」
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1780586

僕は指揮者のフルトヴェングラーが大好きなのですが、ベルリン・フィルにおけるフルトヴェングラーの後継者・カラヤンも好きです。しかしながらカラヤンのスタジオ録音盤は美しく整いすぎていて、時には食傷気味になることがありました。わざとらしいとさえ思ったこともありました。ですからカラヤンに対して多少醒めているところも正直に言ってありました。
ところが、このDVDを観て、聴いて、その考えを改めました。
フルトヴェングラーがカラヤンを嫌った(自分の後継者にしたくなかった)のは、もしかしたら恐れからだったのかもしれないと思うようになりました。
本当に、この演奏は凄いです。何度言っても言い足りないほど凄いです。ライヴゆえのカラヤンのテンション、底力、ベルリン・フィルも一緒になって燃えています。
本当に凄い指揮者と、これまた本当に凄いオーケストラが本気を出したらこうなる、という典型的なものだと思います。世界中に凄いオーケストラは沢山あります。個人的に好きなオケは幾つもあり、その時々にマイ・ブームのように気に入っているオケがあります。が、そういう時にでも、ベルリン・フィルを聴いてしまうと、やはり度肝を抜かれます。やはりあの人たちは違います。
僕にとって、このDVDの「英雄」はフルトヴェングラー以上(ちょっと言い過ぎか)にフルトヴェングラー的な演奏に思えます。
このDVDは終生手放したくはありません。

コメント

 ブラッサンスです。
カラヤンの「英雄」!この映像はベルリン・フィル100周年記念演奏会のもので、数少ない本格的なLive収録ですね。(他はベルリン・フィルとではジルベスターコンサート、ユニテル版の「第9」など数種しかありません)
 最近、海外でカラヤンのLive盤が発売される様になりましたが、そのどれもが素晴らしく、今までのイメージを一新する感じです。特に「春の祭典」やロシア遠征でのショスタコーヴィッチ交響曲第10番、CD-Rの海賊盤ですがニューヨーク カーネギーホールでのブラームス交響曲第1番などを聴くと改めて「ライブの人」というのを実感します。どのCDからも凄い迫力が伝わってきます。そして、その最高峰と云われているのがこの「英雄」でしょうか。コッホ(ob)、ライスター(cl)という2人の名人芸も映像で堪能出来るのですが、これを見るだけでも価値がありますね。ミッシェル・シュヴァルベ、トマス・ブランディスという2人のコンサートマスターの本気度も伝わってきて場内の熱気ムンムン度が感じられます。
この翌日にはマーラーの第9交響曲を演奏したそうで、これは82年に再録した(名盤と云われている)Liveよりも良かったというコメントがある位、この時期のカラヤン/ベルリン・フィルは絶好調だったんですね。カラヤンの凄さを知ることの出来る魅力溢れるDVDです。

3年前にリリースされた普門館でのベートーヴェンの第9(1979年)よりも素晴らしいですね。

ただリアルタイムで聴いた普門館での第9がこうやってCDでリリースされたのは嬉しいことです。CD化の企画・制作をしてくださったSさんに感謝しています。
彼とはもう20年位お会いしてませんが、昔何度か仕事をご一緒したことがありました。彼はその当時、加藤登紀子さんのディレクターをなさってました。
昔からの仲間が今も元気に活躍しているのは嬉しいことです。

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