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影響を受けたCD その55

「ヨハン・セバスティアン・バッハ/無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番etc.」
ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1810536

バッハによるヴァイオリンの無伴奏のものは、今までに、奇才・クレーメル、巨匠・シェリングなどのものを聴いてきましたが、このヒラリー・ハーンのデビュー・アルバムに出会った時の衝撃は忘れられません。17歳の少女のものとは思えないようなテクニックと音楽性だと思いました。
録音が新しくて素晴らしく、DSDによる好マスタリングにも助けられているとは思いますが、ピッチを含めた演奏の安定感と決して無機的にならない血を感じました。この非人間的な無機質さにも、それと正反対の情念にも偏りすぎない演奏の崇高さは聴く前までの想像を遙かに超えたものでした。
この演奏を聴いて、なかなか適切な言葉が浮かばないのですが、バッハは宇宙を描き、宇宙と交信していたのではないかと思うようになりました。

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