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影響を受けたCD その58

「ポール・サイモン・ソングブック」
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1867243

このアルバムは、1970年代にモノクロのダブル・ジャケットのモノラル盤、その後写真を替えてカラーのジャケットのステレオ盤のLPが発売されていた記憶があります。しかも発売されたのはイギリスと日本だけだったと思います。当時僕はモノクロ・ジャケットのLPを持っていました。
そして2004年に、遂にこのアルバムが初CD化された時には驚喜しました。

前回書きましたが、S&Gのファースト・アルバム「水曜の朝、午前3時」がセールス的に成功しなかったため、失意のうちにイギリスに渡ったポール・サイモンは、現地の様々なミュージシャンと交流しながら、曲を作り、ライヴ・ハウスなどに出演していました。そんな中で、このアルバムはレコーディングされました。

このアルバムはポールのギター弾き語りによるもので、おそらくダビングなしの一発録りだと思います。そのためギタリストとしての個性は全開、ヴォーカルも非常に生々しいものになっています。多分このあまりの生々しさ故にポールはアメリカで発売することを拒んだのではないでしょうか。

ここでは「私の兄弟」「サウンド・オブ・サイレンス」などが再びレコーディングされており、新しく作った曲も披露されています。後にエヴァ・キャシディが歌った「キャシーの歌」の最初のヴァージョンがここに入っています(尚、ジャケットにポールと一緒に写っている女性が当時の恋人キャシーだと言われていますが、真偽のほどは知りません)。
1960年代後半から70年代まで僕はギター少年でしたので、このアルバムは最高の教材のひとつでした。

尚、このアルバムの内容とは関係ありませんが、当初LPでリリースされた時のジャケット写真と、このCDのジャケット写真とで、ポールとキャシーとされている女性が左右逆に写っているのは、ポジの裏表をどちらかが間違えているのでしょうか。

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