« クリスマス・ライヴ | メイン | 影響を受けたCD その64 »

影響を受けたCD その63

ベートーヴェン/交響曲第5番&第7番
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:カルロス・クライバー
http://www.hmv.co.jp/product/detail/839216

これは2曲とも名演だと思います。ベルリン・フィルとウィーン・フィルのサウンドの重量感を比べると、ウィーン・フィルの方が軽く感じられるのですが、このクライバーとのものに関する限り、重量感、テンション、躍動感、気迫とも十二分に出ており、テクニック、音色の美しさと相まって素晴らしい演奏を繰り広げています。

第7番は昨年の大ヒットドラマ「のだめカンタービレ」のオープニング・テーマ曲として使われ(ちなみに劇伴は服部隆之さんがやっていました)、以前にも増してメジャーになったと思います。リストに「リズムの神化」、ワーグナーに「舞踏の権化」と言わしめたこの第7番は、曲全体をリズムが支配しています。
個人的には第2楽章が特に好みで、このクライバーのものはヴァイオリンを両翼配置(第1ヴァイオリンが左、第2ヴァイオリンが右)にしているので、この楽章特有の弦楽器の掛け合いをとても面白く聴くことが出来ます。

第5番も素晴らしい演奏です。第7番以上の熱演で、感動的であり、神が乗り移ったとしか思えないような演奏です。フルトヴェングラーは演奏のクォリティーとしては僕にとって別格ですが、流石に今となっては音質のクォリティーが低すぎますので、第5番や第7番を聴こうとするとついついこのクライバーのCDに手が伸びてしまいます。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)