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影響を受けたCD その66

リムスキー=コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」
ラヴェルと同様にリムスキー=コルサコフのオーケストレーション(管弦楽法)にも心酔していますので、かなり沢山のCDを聴いてきました。
その中で、これはというものはいくつかあって、その日の気分で聴き分けています。

まず、最も回数多く聴いているのが、エルネスト・アンセルメがスイス・ロマンド管弦楽団を指揮したものです。
この演奏はどちらかと言えば非力なオーケストラを強力にドライブしていて、細部に渡って完成度が高いと言うよりは、非常にテンションが高く、全体で推し進めている演奏です。これはこれでとても魅力があって、他のCDを気に入っても常にこのCDに戻ってきてしまいます。レーベルはデッカ。10年位前に何故かレコーディング・スタジオでこの曲の話になったことがあって、その時に一緒に仕事をしていたピアニストの吉田弥生さんもこの演奏が気に入っているようでした。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=11421

次に、レオポルト・ストコフスキーがロンドン交響楽団を指揮したものです。ディズニーの「ファンタジア」の音楽を担当したのもストコフスキーでした。彼は山本直純先生と同様に、クラシックを分かりやすく聴衆に伝えることに腐心した人で、その語り口は上手く、劇的でもあります。この最終楽章を聴いていると、船が荒波を受けている様が手に取るように分かります。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/881660

次はもう少し新しいもので、キリル・コンドラシンがアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮したものです。このオーケストラは僕にとってベスト3に入るオーケストラなのですが、この演奏もとても上手で、力感と情感の均衡が取れていて実に感動的です。ヴァイオリン・ソロを弾いているのは、名コンサート・マスターのヘルマン・クレバース。絶品です。指導者としても沢山の後進を育てています。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/789323

一番新しいものは、現在、人気、実力共にナンバーワンと言われる、ロシア出身のワレリー・ゲルギエフが、キーロフ歌劇場管弦楽団を指揮したもの。これは濃厚な表現で、演奏にしても、音質にしてもとても優れていると思います。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/789323

コメント

「シェエラザード」大好き人間としては、聞いたことがないレオポルト・ストコフスキーを聞かなくてはいけません。早速購入します。

音質は最良とは言い難いですが、やはりストコフスキーは聴かせ上手だと思います。

ストコフスキー聴きました。流石音の魔術師!確かに聴かせ上手。
各楽章の情景が目に浮かびました。よいCDを教えていただき感謝です、
このCDコレクション入りです。

ともおさん、気に入っていただけたようで何よりです。

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