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紙ジャケット&最新リマスター

1960年代から80年代中頃までにリリースされた音楽メディア(パッケージ)はLPが主流でした。
その頃はジャケットやブックレットのサイズが大きいため、アイデアを練り、様々な工夫をし、アート・ワークを完成させていました(今は手を抜いているというわけではありません。念のため)。
その頃のLPを近年、ブックレット、帯などを完全復刻(出来る限りですが)し、紙ジャケットにしてCD化する動きがいくつかのレコード・メーカーで活発化しており、メーカーによってはセールスも好調と聞いています。

そんなレコード業界の動きの中で、さだまさしのオリジナル・アルバムはオリジナル・ジャケット、紙ジャケットではないものの、DSDによる最新のリマスタリングをしてかなり早い時期に商品化しました。お陰様で「高音質」との評価を戴き、現在に至っています(Sonyの開発したDSDという技術のお陰もありますが、それ以上に誰がどのようなコンセプトでマスタリングをするかの方が遙かに聴感上の音質を左右します)。

この様な動きの中で、ソニーミュージックさんが出している一連の紙ジャケット&リマスターのもの(クラシック、ジャズ、ロックなど)の出来が素晴らしいと思っています。アート・ワークも素晴らしいですが、それ以上にリマスタリングが成功していて、最新の録音とも思えるような高音質です。何よりそのリマスターされた「音」に愛情を感じます。担当者の情熱も素晴らしく、直接ではありませんが、僕のところにまで「Weather Report」のLPを持っているかどうか問い合わせがあったほどです。
実は先日、ソニーミュージックさんではない某メーカーの紙ジャケット&リマスターのCDを聴いて、あまりの音質の悪さにがっかりしました(あくまでもこれは僕の主観です)。
「これからも気を引き締めてそれぞれのプロジェクトに取り組まなくては」と思っています。

コメント

さださんのライブベストを聴き、まず1曲目の「交響楽」でその音源の古さを感じなかったことに驚きました。マスターテープの段階から特有の、「シャー」というノイズが残っていたはずですが、会場の空気がこれほど伝わってくるとは。ストリングス主体のアレンジの楽曲のほうが古さを感じさせないものなのかと、さださんの音楽性を改めて思いました。10周年記念の頃の演奏で用いられていたシンセサイザーの音の方が古く思えたりしますから。DSDの再現性は見事です。

auroraさん、こんにちは。
お聴きくださってありがとうございます。

おっしゃるとおりです。新しいものはやがて古くなりますが、オーソドックスなものは古くなりません。これがまさしや僕があまり流行のものを取り入れない理由です。楽器やエフェクトならまだしも、音楽の核の部分に流行を取り入れた場合、おそらく10年後に聴くとただの古くさい音楽にしか聞こえないと思います(勿論、「がんばらんば」などは「遊び」としてわざとやっていますが)。

「新しいオリジナルなもので、それが数十年後にも古くさくないものとして日常生活に溶け込み、人々に愛され続けるようなもの」を作り出すことが、ものを作る人の理想だと思います。

八野さん 初めてコメント寄せさせて頂きます さださんのライブ・ベスト聴いています 熱心に聴き始めたのはここ数年ですが
デビューからさかのぼって聴かせて頂いてます さださんの曲は昔のも飽きることなく 逆に新鮮な感覚で聴かせてもらっています
これからも 飽きることなく聴ける数少ない曲でしょう

joshuさん、初めまして。コメントありがとうございました。

そして、まさしの「ライブ・ベスト」をお聴きくださり、こちらも併せて御礼申し上げます。

いつまでも聴き続けて戴けるような曲、CDを送り出すことが出来たら、これに勝る喜びはありません。

これからも宜しくお願い致します。

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