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チキガリ東京Rec.2

昨日(5/7)は、午前11時に作業をスタートし、終了したのは明けて5/8の午前3時過ぎでした。
そのため、本日5/8はスタートを12時にしました。

昨日は3曲のミックス・ダウンをやりました。
やはりミックスは大変です。

チキガリは6人ですから、同時に6つの音(6トラック)しかないと思うのは間違いです。実際のレコーディングでは、遙かに多いトラック(チャンネル)を使っています。それらを整理し、並び替えるのがミックス・ダウンという作業です。

ここから先は一般論ですが、仮に60人位の人数のオーケストラの奏者がひとつのホールの中で、それぞれの強さ、音量、音色で演奏していると想像してください。
人によっては本来の想定された強弱とは異なる演奏をすることもあり得ますし、演奏中に譜面を落としてしまうこともあります。咳をしてしまうこともあります。音を出すのが早かったり、遅れたり、間違った音を出してしまうこともあります。ステージの上で演奏しているつもりが、気がついたら客席で演奏してしまっているかもしれません。人によっては1回前の演奏の方が良い場合もあります。また、部分的に1回前と2回前を使い分ける方が良い場合さえあり得ます。
それら60人の演奏を60台のテープ・レコーダーで録っていると想像してください。
それらの全ての音を明確なひとつの音楽的方向性、演奏している場所、強さ、音量、上下左右や奥行きなどの各奏者の立ち位置、音色などを調整して、ひとつのまとまった演奏(音楽)にするのがミックス・ダウンという作業なのです。オーケストラを指揮している感覚に近いかもしれません。
この最終一歩手前の作業が、その作品の出来不出来を左右することになります。

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