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影響を受けたCD その72

キャロル・キング/つづれおり
http://www.amazon.co.jp/つづれおり-キャロル・キング/dp/B0001N1OUQ/ref=sr_1_3/249-6365212-9963522?ie=UTF8&s=music&qid=1180663791&sr=1-3

1971年に発表された女性シンガー・ソングライターの草分け、キャロル・キングの名作です。
今聴くと全体的に音が古いと言えないことはありませんが、その分ストレートに彼女の、そして作品の魅力が伝わってきます。ラス・カンケル(ドラムス)をはじめとしたバック・バンドの面々の堅実なサポートも素晴らしく、アコースティック・ギターではあのジェイムス・テイラーも参加しています。

このアルバムに収録されていて、後にジェイムス・テイラー自身が歌って大ヒットさせた「君の友だち」(You've Got a Friend)は今聴いても感動的な名曲です。最初の4小節を聴いただけで、切なくて切なくて胸が張り裂けそうになります。
S&Gの「明日に架ける橋」はウェットではあっても明るく感動的に「友への愛」を歌い上げたものですが、この「君の友だち」はよりパーソナルで切なく暗いイメージを持っています。しかし両曲とも「今日の涙」を「明日の微笑み」に変え、「今日の悲しみ」を「明日の希望」へと導いてくれる曲であることには違いがありません。
人間、とりわけ女性の悲しみや苦悩、そして愛する喜びを綴ったこのアルバムのタイトルが「つづれおり」というのにも感動した覚えがあります(実際には収録曲のひとつが「タペストリー」(つづれおり)だからなのですが)。

尚、かつてキャロル・キングとポール・サイモンは大学のクラス・メイト(たしか英米文学専攻)で、高校時代からプロとして活躍していたポール・サイモンに、キャロル・キングはデモ・テープの作り方などを教えてもらっていたそうです。

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