定期演奏会
今日6月8日は、お招き頂いた東京ニューシティ管弦楽団の皆さんの第51回定期演奏会に行ってきました。
CDはつい数ヶ月前に聴かせて頂きましたが、実演は一年ぶりくらいでしょうか。
指揮:内藤 彰
ピアノ:河合優子
コンサートマスター:浜野考史 以上敬称略
会場:東京オペラシティ コンサートホール
演奏曲目は
フレデリック・ショパン
ポーランド民謡の主題による幻想曲イ長調
ピアノ協奏曲第1番ホ短調
フェリックス・メンデルスゾーン
交響曲第3番イ短調「スコットランド」
ポーランドの国家的文化事業として、最近ショパンの楽譜の版を改訂してナショナル・エディションを作り上げたそうです。
ポーランド民謡の主題による幻想曲イ長調は、ピアノ・パートのみ今回のナショナル・エディションを使用し(オーケストラ部分は旧版)、ピアノ協奏曲第1番はすべて今回のナショナル・エディションを使用しているそうです。
聴いてみて確かにいくつかの点で聴き慣れないフレーズ(譜割りなどが変更されている)があり、日頃からショパンのピアノ協奏曲に親しんでいるものとしても、とても楽しむことが出来ました。
また、メンデルスゾーンはブライトコップ新版2006が使われているそうで、ショパンと共にピリオド奏法(作曲当時のノン・ヴィブラートに近い奏法)が使われていました。
この20年位はピリオド楽器やピリオド奏法を使ったものが流行ですので、バロックを始め、ベートーヴェン、ベルリオーズあたりまではピリオド奏法のものも聴いてきましたが、ショパンやメンデルスゾーンの曲をピリオド奏法を使って演奏されたものを初めて聴きました。
今日の演奏会の場合、ただ単にノン・ヴィブラートに近い演奏というわけではなく、ヴィブラートが少ないことを補う意味でも工夫がなされていたようです。個人的に不満がないどころかとても透明感溢れる音楽を興味深く聴かせて頂きましたし、また実に感動的な演奏だったと思います。
個人的に好んでよく聴いている曲に新たなスポット・ライトを浴びせて、素晴らしい演奏を聴かせてくださったことに感謝しています。演奏家の方々は勿論のこと、事務局の方々にも感謝しています。ありがとうございました。