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2年前のとある事件

2年前のレコーディングの時に事件が起きかけたんです。

まさしの歌を録っている時に、アシスタント・エンジニアが「八野さん、何かが焦げている匂いがしませんか?」と言うのです。勿論、僕も気付きました。
万が一どこかがショートして電源が落ちて、その時に録っているテイクが使えなくなったりしたら、まさしにとっても僕にとっても大変なことになります。また、電源が落ちた場合、その時のノイズがヘッドフォンをして歌っているまさしの耳に悪影響を及ぼすこともあり得ます。火事さえも心配したんです(いつも使っているスタジオは大きなビルの地下3階の、しかも奥です)。博多のぼや事件が頭を過ぎりました。
「この匂いが更に酷くなるようだったら、レコーディングを中断して原因を究明しようか」とアシスタント・エンジニアと話したんです。

そしたら、何とその時に僕たちがいるコントロール・ルームの後ろのソファーで、マネージャーの廣田たちがイカをライターの火であぶって食べていたんです。これには呆れるやら笑えるやら・・・。
その曲の歌入れが終わり、まさしがコントロール・ルームに戻って来ました。その話を聞くや、まさしはどうしたと思います? 「避難」もとい「非難」するどころか、まさしもイカをあぶって食べ始めました。これにはダウンしました。

このことを踏まえ、昨年はスタジオの扉に「イカ焼き禁止」の張り紙をしました。
そのお陰か今年はスタジオに「イカ焼きの匂い」は漂ってはいません。

コメント

もうまったく、笑っていいものやら、いけないのやら・・・なんというお話なんでしょう!さすが ”さださんスタッフ物語”!!!とでもコメントさせていただきましょうか。つまり、世の中の尋常通常枠からは著しくかけ離れ、想像を絶する出来事、普通なら考えられないことだらけ、ってことです。しかも、あろうことか、「イカ焼き禁止」の張り紙!!!それを太マジで(多分)真面目な顔して紙にでかでかと書く様子、それをまた扉に貼り付ける様子・・・これをギャグと言わず、コントと言わず何と言うでありましょうや!あ~あ・・・これだもの、いい作品が出来るわけですよね?!?!(・・・そしてそして、その事件の顛末を実に淡々とお話くださって、結びの一文が最高の極め付けです。)
それはそれ・・・怒涛の日々、そうおっしゃりながらもどの方にも丁寧にお返事くださる八野さんには感謝感謝です。特に、ミックスダウンを「オーケストラの指揮」に例えてご説明くださったのは、とても分かりやすいイメージでありがたかったです。毎日大変でしょうが、頑張ってくださいね!前にも増して強く応援させていただいてます!
私もおととい、”Mist”予約してきました。

おはようございます、八野さん。

 まず笑わせて下さい
「ぎゃははは、やはりヤツはアホや」^^

 最先端技術のレコーディングスタジオに漂う、アナログなイカ焼きのかほり・・シュールです。
 (焼きイカ食べたかったんだろーなー)

八野さん、こんにちは。

ニューアルバムのリアルタイムレポート、毎回楽しく拝見させていただいています。

って、
今回の記事は、スゴイですね!
何がって、何もかもがスゴイんですけど、“博多のぼや事件を彷彿させる”くだりから
まさか廣田さんが登場してくるなんて‥‥。

いや、さすがです。
でも廣田さん「たち」ってことは、廣田さんだけではないんですよね‥‥。

いやはや、凄すぎです。

それはそうと、まさしさんの唄入れ、
去年よりハイピッチで進んだのではありませんか?

相変わらず御多忙のようですが、夏バテのこの時期、お体ご自愛下さいませ。

と書きながらも、
素晴らしいニューアルバムを楽しみにしています!

ははは~!クサヤじゃなくてよかったですねぇ。廣田さん、石井さん、そしてまさしさんまで・・・ホントに「まっさん屋台」なのですね。すごい図です。スタッフの皆さんは違った意味のご苦労もあるのですねぇ。笑えました。

ふれんどさん、“Mist”を予約いただきまして、ありがとうございます。

昨年のレコーディングの初日に少し早めにスタジオ入りしました。スタジオの事務所でA4のコピー用紙をもらうと、コントロール・ルームに入り、手書きで「イカ焼き禁止」の張り紙を「スタジオからのお願い」というかたちで書きました。ワープロで打つと、マジになってしまいますので、手書きにこだわったんです。

スタジオのロビーに「フリーフライト」がスタジオを押さえていることを示す掲示板があります。一緒に仕事をしたことがあるミュージシャンやスタッフたちがそれを見て、我々を訪ねてくるんです。やたらとこの「イカ焼き禁止」の張り紙がウケてました。

su-ya-maさん、こんにちは。

レコーディング・スタジオというところは一種独特の空間ですから、何が起こっても不思議はありません。

僕と廣田は、年は異なりますが同期入社なんです。彼は愛すべき男ですよ!

ありげんさん、お久しぶりです。

そう、廣田だけではありません。もうひとりのマネージャーやユーキャンのM氏も、です。

歌入れは確かに去年よりもハイピッチで進みましたが、歌い直した曲もあり、合計6日間やりました。

お心遣いありがとうございます。

Kiyokoさん、こんにちは。

「八丈島」の話ですか?
スタジオ関連で実は普通ではあり得ないことがもっとあります。これは別のかたちで今度書くことにします。

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