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スタジオにおける食事 3

スタジオに預かってもらっているものは密封容器だけではありません。
醤油、七味などの調味料は勿論、鍋、挙げ句の果ては携帯用のガスコンロ、換えのガスボンベまで預かってもらっています(流石にテントや寝袋までは預けてありません)。今回のアシスタント・エンジニアの俊ちゃんこと澁澤さんに「預けてあるガスコンロを持ってきて」と頼んだら怪訝な顔をされました。そりゃそーですよね!普通そのようなものをスタジオに預ける人はいません。

出前に飽きてどうしようもなくなった頃、佐田家特製のお弁当、おでん、ボルシチなどを作ってくださって、まさしが持ってきてくれることがあります(いつもありがとうございます。みんなで欠食児童のようになって美味しくいただいています。)。
おでんやボルシチをスタジオで温め直すためにガスコンロが必要になり、万が一余った時のために小ぶりの鍋も必要になります。

さすがに沢山の人がいるスタジオのロビーでグツグツ煮込む(温め直す)訳にはいかず、コントロール・ルームで密かにやっているのですが、やはり匂いは漏れるもので、その匂いにつられて隣のスタジオやロビーにいる知り合いのミュージシャンやスタッフが入ってくることがあります。そのような良い匂いをスタジオで嗅ぐことは通常ありませんから。勿論、「イカ焼きの匂い」のように臭くはありませんが、「そこまでやるかっ!」という感じでみんな驚いています。

コメント

なんだか神経を張り詰めてレコーディング作業をしてらっしゃる様子をずっときいて(読んで)おりましたのでこういう話が出てくるとホッとしました。どんなに大変な仕事でも、やはり「食」は大切です。いいですねぇ・・・お手製のおでんやボルシチ…長崎の自由飛行館でいただくボルシチを想像して読ませていただきました。なんだか、こちらのおなかも温かくなりました。ごちそうさまでした。

Kiyokoさん、本当に「食」は大切ですね。

好きだからこの職業を選んだということが大前提としてありますので我儘は言えませんが、スタジオ作業にしても辛いところが皆無というわけではありません。戦争とは違って生命こそ奪われませんので気楽なものですが、結構ギリギリの精神状態を強いられるところがあったり、肉体的にもギリギリだったりします。帰宅してからも2時間くらいは脳の興奮状態が治まりませんので、疲れていても眠れません。

そんな中でスタジオ生活の唯一の楽しみは「食」でもあるのです。別に高級なものを食べたいとは思いませんが、愛情を感じるものを食べたいという欲求は強いです。

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