影響を受けたCD その80
チック・コリア/ライト・アズ・ア・フェザー
http://www.hmv.co.jp/product/detail/702205
先日このブログに書いたロドリーゴの「アランフェス協奏曲」は世界中で愛され、様々なミュージシャンに影響を与えてきました。僕の大好きなジャズ・ピアニスト、チック・コリアはこれに触発されて「スペイン」という曲を書いています。
この「スペイン」は彼の代表曲ということもあって、折に触れて演奏しており、様々なヴァージョンが存在します。ここでは最初のものを取り上げました。この曲はアランフェス協奏曲第2楽章のあの有名なメロディを借用したものから入り、スペイン、ラテンの要素が交錯し段々熱を帯びて行き、熱狂のうちに曲を閉じます。
ジャズ・ギタリストのラリー・コリエルが、同じくジャズ・ギタリストのスティーヴ・カーンと2台のアコースティック・ギターで演奏した「スペイン」も絶品なのですが、残念ながらそのCD「Two For The Road」は現在では廃盤です。尚、このラリー・コリエルらの「スペイン」は、アランフェス協奏曲第1楽章冒頭のギターのフレーズを借用したものからスタートしています。
チック・コリア自身のこのオリジナル版は勿論素晴らしいのですが、僕にとっては東京の田園コロシアム(ライヴ・アンダー・ザ・スカイ)でやったライヴ・ヴァージョンが忘れられません。残念ながらその演奏は当時FM東京がオン・エアーしただけで、CD化されてはいません。実は当日のコンサート・チケットを持っていながら、レコーディングの打ち合わせが入ってしまい行けませんでした。後日FM東京でオン・エアーされたものを聴いて、その演奏のあまりの凄さに愕然としたのですが、後の祭りでした。その時は、チック・コリア(エレクトリック・ピアノ)、トニー・ウィリアムス(ドラムス)、バーニー・ブルネル(フレットレス・ベース)、アル・ディメオラ(エレクトリック・ギター)という凄いメンバーでした。