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2007年10月25日

持つべきものは・・・

新しく使い始めた「Thunderbird」というメール・ソフトに関して、問題を抱えていると書きました。使い始めて数日間は「あーでもない、こーでもない」とひとり悩んでいました。その最大の問題が先日、解決しました。

会社のデスクでは「Mac mini」を使い、家では「PowerBookG4」を使っています。2台のコンピューターを同じように使うことの問題点は、どうやって日々のデータをシンクロさせるか、です。
「Thunderbird」というソフトは、その設定やメールの中身を「Libraryフォルダ」の中に置くようにプログラムされています。それを「書類フォルダ」に移動させ「エイリアス」を作り、そのエイリアスを「Libraryフォルダ」に置いても、正常に動作しなくて悩んでいました(シンクロ・ソフトを使って「書類フォルダ」を同期させれば、データの欠落を無くすことが出来るからです)。

何人かに聞いてまわりました。先日、友人であり僕のMacの先生のひとりでもあるSクン(本職はレコーディング・エンジニア)が見事に解決策を授けてくれました。
iPodを携帯音楽プレーヤーとしてだけでなくハードディスクとしても使い、その中に最新のデータ(シンクロさせるための書類フォルダ)を入れて持ち歩くことで、会社にいても家にいてもデータ欠落の心配なく仕事が出来るようになりました。感謝しています。

2007年10月21日

“Mist”CD評 2

音楽之友社さんから出版されている「STEREO」というオーディオ雑誌の11月号(10/20発売号)に、音楽ライター兼オーディオ・ライターの鈴木裕さん(南こうせつさんのラジオ番組のディレクターもされています)が「Mist」のCD評を書いてくださっています。

昨年、鈴木裕さんは同誌で、「美しき日本の面影」を2006年ベストディスクに選定してくださっています。
ありがとうございました。

2007年10月19日

影響を受けたCD その87

マイルス・デイビス/イン・ア・サイレント・ウェイ
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1472955

1969年に発表された傑作アルバム。残念ながら僕は発表された当時、リアルタイムで聴いた訳ではありません。前にこのブログに書いた、1977年に発表されたウェザー・リポートの「ヘヴィー・ウェザー」から遡っていって、この「イン・ア・サイレント・ウェイ」に行き当たりました。
このアルバムの参加ミュージシャンは物凄い人たちばかりです。フロントマンはジャズの巨人・マイルス・デイビス(トランペット)、サックスはウェイン・ショーター、ドラムスはトニー・ウィリアムス、ベースはデイヴ・ホランド、ギターはジョン・マクラフリン、エレクトリック・ピアノはハービー・ハンコック、チック・コリア、オルガンはジョー・ザヴィヌルです。
ジョン・マクラフリンはこの後、「フロック」というバンドにいたヴァイオリンのジェリー・グッドマンらと組んで「マハヴィシュヌ・オーケストラ」を結成することになります(この「フロック」や「マハヴィシュヌ・オーケストラ」というバンドは、「グレープ」のふたりが憧れたバンドでした)。ハンコックはこのバンドの後はソロ活動に入り、コリアは「リターン・トゥー・フォーエヴァー」を結成、ジョー・ザヴィヌルとウェイン・ショーターは「ウェザー・リポート」を結成しました。

先日このアルバムを聴き直したのですが、何度聴いても飽きることがない音楽というのはこういうもののことを言うのだろうと思いました。初めて聴くと難解に思えるかもしれませんが、ただただ美しい音楽、静寂の中から浮かび上がる様々なドラマを感じさせます。3人のキーボーディスト達が織りなすタペストリーも見事です。この「イン・ア・サイレント・ウェイ」はアルバム・タイトルでもあり、ジョー・ザヴィヌルが書いた曲のタイトルでもあります。この曲をジョー・ザヴィヌルは後にウェザー・リポート時代にも演奏していますが、牧歌的で愛情溢れるメロディを持った名曲です。特にウェザー・リポートのヴァージョン(ライヴ・アルバム「8:30」に収録)は涙が出るほど美しいものだと思います。

マイルスとプロデューサーのテオ・マセロが中心になって、道を切り開き、このアルバムの後を追うように上記の方たち以外にも沢山のマイルス門下生達が輝かしい活躍をして現在に至っています。

2007年10月14日

華麗なる3大ピアノ協奏曲

ピアノコンチェルトの夕べ 〜ピアノコース選抜学生による演奏〜
「華麗なる3大ピアノ協奏曲」と題されたコンサートに今日は行ってきました。

プログラムは「ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番」「ラヴェル/ピアノ協奏曲」「チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番」という日頃から好きでよく聴いている曲ばかりなので、楽しみにしていました。
3人のソリストの他は、オーケストラが洗足学園音楽大学フィルハーモニー管弦楽団、指揮が秋山和慶さんでした。

お目当ては取りのチャイコフスキーのコンチェルトで、ソリストは佐田詠夢さんでした。
彼女のコンサートには昨年も行きましたので、個性は理解しています。
僕が最も好きな、マルタ・アルゲリッチ、バイエルン放送交響楽団、キリル・コンドラシンによる「チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番」(このCDのことは「影響を受けたCD その21」に書いています)をiPodで聴きながら、会場の洗足学園 前田ホールに向かいました。
(個人的に大好きな女性演奏家は、ヴァイオリンのジネット・ヌヴー、チェロのジャクリーヌ・デュプレ、ピアノのマルタ・アルゲリッチです。彼女たち3人に共通するのは、集中力とテンションが高い情熱的な演奏をすることだと思います。)

佐田詠夢さんは集中力が高い情熱的な演奏をする人だと前から思っていますが、今日のコンチェルトもアルゲリッチのような集中力が高く情熱的な演奏で感激しました。ピアノの鳴らし方もタッチのコントロールも素晴らしいものだったと思います。
オケの演奏部分に関しては問題が無くもなかったのですが、彼女のピアノや指揮に引っ張られて、トータルとしてはとても素晴らしい演奏だったと思います。実際に会場のリスナーの方々も物凄く盛り上がっていました。
彼女には、このまま自分の目指すところに向かって突き進んで欲しいと願っています。

今日、前田ホールには、お父さんであるまっさんや作編曲家・渡辺俊幸さんの姿もありました。

2007年10月11日

メール・ソフト乗り換え

サーバーの変更に伴い、10年間愛用したメール・ソフト(Eudora)を変更せざるを得なくなりました。
メール・ソフトの乗り換えは大変だと聞いてはいましたが、乗り換え作業では想像していた以上に次から次へと難問が襲いかかって来ました。

まずはEudoraの今まで送受信したメールが移行出来ない、そしてアドレス帳が移行出来ない等々・・・。
一体この乗り換えのためにいくつのソフトをインストールし、変換したことでしょう。
仲間内でEudoraのMac版を使っているのが僕以外にも2名いました。決められた期日までに全部で6台のMacのメール・ソフトの移行作業を僕がやらなければなりませんでした。自分の分が出来上がり、ある程度検証してからでないと他の方の分は出来ません。ですからプレッシャーの日々が1週間以上続きました。

Mac6台の移行作業は終了しました。
新たに使い始めた「Thunderbird」を使うことが出来る状態までは来ましたが、それでもまだ個人的には問題を抱えています。困ったことです(T-T)

この作業でリズミケーションの土井晴人さんと紅井さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。

2007年10月08日

影響を受けたCD その86

マーラー/交響曲全集
Various Artists
http://www.hmv.co.jp/product/detail/775565

これは各社の音源を使い、激安で有名なブリリアント・レーベルがライセンスを受けてリリースしたマーラーの交響曲全集です。何とCD11枚組で5,000円程度です。様々な指揮者やオーケストラの新旧の音源が混じっているので統一感はありませんが、なかなかどうして素晴らしい演奏、録音のものが多いと思います。
第2番はハンス・フォンクとハーグ・レジデンティ管弦楽団のもの、第3番は定評あるヤッシャ・ホーレンシュタインとロンドン交響楽団のもの、第5番と第9番はヴァーツラフ・ノイマンとゲヴァントハウス管弦楽団のものなど。

それらに混じって、第1番はユーリ・シモノフとロイヤル・フィルのものが入っています。特にこの第1番が僕にとって大ヒットでした。全体的にとても美しく、かつ推進力が凄い。しかも録音が素晴らしいのです。これを初めて聴いた時、あまりの凄さ、リアルさに驚き、音楽的にもオーディオ的にも衝撃を受けました。とんでもない名演がひっそりと収められていることを知りました。

マーラーの交響曲全集は、その曲の多さ、長さゆえに値段が張るものがほとんどですが、この全集はリーズナブルで、昔から定評がある音源の他に比較的新しい音質の優れた音源も混じっているのでお勧め出来るものです。