« トラブル続き? | メイン | PowerMac G5がやってきた »

影響を受けたCD その88

メンデルスゾーン/交響曲第3番「スコットランド」
演奏:ロンドン交響楽団/指揮:ペーター・マーク
http://www.hmv.co.jp/product/detail/765055

この曲は作曲家としても指揮者としても超一流だったメンデルスゾーンがスコットランドを旅した時の印象を後に綴ったものだとされています。
この「スコットランド」の名演奏として世評の高いのは、オットー・クレンペラーがフィルハーモニア管弦楽団を指揮したスタジオ録音盤と後にバイエルン放送交響楽団を指揮したライヴ盤の2種でしょう。

ここではペーター・マークのものを取り上げました。みずみずしさ、豊かなニュアンス、美しい詩情など、この演奏にはいくつもの讃辞を並べ立てることが出来ます。
オーケストラが、クレッシェンド、デクレッシェンドなどの表情が美しいロンドン交響楽団だということ、レーベルが高音質で有名なデッカだということもあり、ペーター・マークの音楽の作り方が造型感を大切にしながらも、メンデルスゾーン特有の哀感を上手く表現しているとても美しく感動的な演奏だと思います。
音楽全体を、更に言えばどんなに短いフレーズであっても音符のひとつひとつをそっと慈しむような、ペーター・マークやロンドン交響楽団自身の美質がよく現れた演奏だと思います。そして、とても1960年の録音とは思えないくらい素晴らしい音質です。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)