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影響を受けたCD その90

映画「オペラ座の怪人」サウンド・トラック
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1789246
映画「オペラ座の怪人」DVD
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1066007

ミュージカルの巨匠アンドリュー・ロイド・ウェバーが放った傑作。
サラ・ブライトマンが歌った「オペラ座の怪人」も素晴らしいと思いますが、この映画の音楽も素敵です。
数年前にレコーディング・エンジニアの鈴木智雄さんから、「『オペラ座の怪人』をDVDで観たら、そのサウンド・クォリティが凄かった」と情報を戴き、僕もDVDを購入して観たところ、最高のひとときを味わうことが出来ました。確かにこのDVDは最高のサウンド・クォリティだと断言出来ます。

昔は、テーマ曲のあの半音進行のフレーズがあまり好きではなかったのですが、やはりあれは凄いフレーズです。聴いた日には頭の中で何度もリピートされ、困ることがあります。
映画はどの役柄もぴったりハマっていると思いますが、エミー・ロッサムの演技や唄に賛否両論はあるものの、声も表情も素朴で美しく、感じの良いものでした。
また、特に驚いたのがオーケストレーションでした。これはプロの完璧な仕事だと思いました。当然のことながら、どう書いたらどのような効果が得られるかを隅々まで完璧に把握して書いているのではないでしょうか。これは簡単なようでいて実はとても難しいものだと思います。大編成の録音は意図したものより薄っぺらになってしまったり、逆にボテッとしてしまったりということはあり得ることです。そのような場合は、更に楽器を重ねたり、あるいはミックスで工夫したりするのですが、このサウンド・トラックから聞こえてくるサウンドは、各楽器が完全に鳴りきった重量感のある音です。これは凄いことだと思います。

コメント

わ~、そうですか~!素晴らしい情報、何よりのお年玉をありがとうございます!!!八野さん絶賛の「映画 オペラ座の怪人」のDVD、早速手に入れたいと思います。
「オペラ座の怪人」は、私も家族も本当に大好きでミュージカルの舞台を何度観に行ったことか、勿論CDも繰り返し聴きますし、楽譜も買って下手くそながら自分で(自分だけで)悦に入って歌ったりもします。中学生の時「サウンド・オブ・ミュージック」に出会った時と同じぐらい、本当に本当に感動する作品でした。
それが映画になった時、早速観に行き、想像を絶する幕開け、終焉に至るまで全身全霊呑みこまれ、息もできないほど没頭してしまいました。映画館の外に出たくなかった・・・サラ・ブライトマンが最高だと思っていた基準を見事に塗り替えさせられましたし、舞台では限界のあるリアルさが、まさに立体宇宙とでもいうべき形で目の前に展開するすごさは映画ならではの醍醐味でありました。そこに被さる映画版アンドリュー・ロイド・ウェーバーの音楽世界・・・あ~、もう、いけません、思い出したらキリがない、語り出したら止まらない・・・
はい、早速行動開始、ということにいたしましょう。
八野さん、本当にありがとうございました。

ふれんどさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

歌手として、歌唱としてサラ・ブライトマンのものよりも、エミー・ロッサムのものの方が素晴らしいと思っている訳ではありません。
僕はサラ・ブライトマンが若かりし頃にミュージカルで歌ったものは聴いてませんので(勿論、比較的最近歌ったものは聴いています)、ほぼ同年齢の歌としての比較が出来ません。

ただ、歌(音楽)の修行をしている人としての初々しさとか、未完成なりのひたむきさなどを表現しなければならないその役柄を考えると、それが演技かどうかは別としてマッチしているがゆえの清々しさが感じられます。

ちょっとネタバレになってしまいますが、オーディションで歌っているところがいつの間にか本番にすり替わるところは、何度観ても鳥肌が立って涙がこぼれそうになってしまいます。これは完成されたサウンドの素晴らしさとエミー・ロッサムの未完成ゆえの素晴らしさが同時に味わえるからだと思います。

個人的には舞台ではなく、映画ならではの素晴らしさが良く出た作品だと思います。

八野さん、おはようございます。
手に入れ、観ました!聴きました!すごい音響でした!

私は専門的なことは分かりませんし、他と比べるほど何も知りません。でも自宅のDVDで再生していて、音量をどんどん下げなければご近所迷惑になってしまいそうなぐらい、音楽がものすごい迫力で部屋中に満ち溢れました。「う~ん、これが鈴木智雄さんに『凄いサウンド・クオリティ』と言わせ、八野さんをして『最高』と『断言』せしめた質なのか、確かにすごい!すごい!・・・」 私もとても満足でした。
本当は、映画の中のあれこれ語りたいことは山ほどですが、ここまでに留めておこうと思います。
素晴らしいものをご紹介くださいましてありがとうございました。

八野さん、おはようございます。
オペラ座の怪人、我が家でも劇団四季のミュージカルを家族で楽しみました。映画は子どもたちは劇場で見ましたが、私はDVDでした。映画ならではの演出、大成功だな、と思いました。
10年ほど前ですが、私はロンドンでもこのミュージカルを見てきましたよ。

ふれんどさん、オペラ座の感動、よかったですね。
ふれんどさんと同じく私も「サウンド・オブ・ミュージック」大好きです。学生の頃にはテレビで放送したときに、音声をカセットテープに録音して、車の中ではずーっとこの映画が流れていた、なんていう時期もありました。セリフを全部覚えるほど聞きましたよ。
つい先日BSで放送していましたら、義母は「懐かしい!」と、お風呂にはいるのも忘れて最後まで見ていました。VHSもDVDも持っているのですが、せっかく楽しんで見ていたのでその放送が終わるまで嬉しそうな義母の顔をそっとしておくことにしました。

ところで、八野さん、「さだまさしのお国めぐり」の奈良のページに、八野さんをみつけましたよ。さださんに向けてマイクを持っていらっしゃる、そんな図でした。夫と「久しぶりに京都と奈良にでもいきたいなぁ」と話していたので、何となくこの本を開いてみたのでした。なんだか嬉しくなりました。

Kiyokoさん、こんにちは。

そうですかロンドンでご覧になったのですか。いいですね!
ロンドンは、個人的には最も住みたい街のひとつです。

「さだまさしのお国めぐり」の奈良のページ、とのことですが、多分1993年にまさしと小旅行をした時のものではないかと思います。

アルバム「逢ひみての」を制作する前に、「曲作りのための取材に行こう」ということになり、奈良に出かけました。
京都の某ホテルにまさしを筆頭に男ばかり6〜7人が集合し、プロモーター(イヴェンター)の方が運転するワンボックスカーで奈良に向かいました。
京都を出てすぐの街道沿いにあった「天下一品」でみんなで「こってり」を食べました。それ以来、僕はしばらく「こってり」にはまってしまいました。

「セイ!ヤング」などに使えるかもしれないとの気持ちで、奈良の寺院めぐりをしている間中まさしにマイクを向けていたと記憶しています。
東大寺では、当時執事長をされていた故・上司永慶師のご厚意により、間近の席で修二会を拝見することが出来ました。この取材の結果出来上がった「修二会」には、実際に僕がその時に録った「五体投地」の音を入れています。

八野さん、ステキなお話ありがとうございました。
修二会はコンサートの度に演出も楽しませてくださる、大きな曲ですね。宅間さんのパーカッションが今回はどんな風になるのかな、といつも楽しみにしている曲です。さださんの熱唱も、もちろんです!
「逢ひみての」は私にとって一番、といってもいいくらい好きな曲満載のアルバムです。「五体投地」の音、もう一度聞いてみます。
「お国めぐり」はさださんがFM放送でおはなししたものがCDになっていますが、聞いていてステージトークとはちょっと違った味わいでなかなか良いですね。95年から96年にかけての発行ですから、93年の時の写真、確かに八野さんのご記憶の通りでしょうね。
ところで、「こってり」って私は初めて聞きましたが、そんなにおいしいのですか??奈良に行く楽しみが一つ増えました。いつ行けるかなぁ・・・。

またまたごめんなさい・・・
Kiyokoさん、よく見つけられましたね!もう私、びっくり!情報をうかがって私も書棚から埃はらって奈良県を開いて見つけました。お顔半分隠れていますし、今からもう15年も前ですし、私はうかがわなければ分からなかったでしょう。楽しい情報をありがとうございました。
しかも、その後の八野さんからの「修二会」のお話・・・早速また「逢ひみての」も取り出して聴いています。こういったきっかけで、あらためて聴き直す、なかなかに味わいのある時間です。

でも・・・私とっても恥ずかしいのですが・・・でも、覚悟を決めてうかがってしまいます。八野さん、教えていただけませんか?どれが「五体投地」の音なのですか?ギターの刻み、一、二、三、五拍などに神経集中しながら、今までにない味わいを感じながら・・・
どうぞよろしくお願いいたします。

Kiyokoさん、ふれんどさん、こんにちは。
コメントありがとうございました。

アルバム「逢ひみての」に収録した「修二会」の(「走る」という歌詞で始まる)サビ直前の音です。コンサートでは箱などの木をたたくようにしていますが、「逢ひみての」のヴァージョンでは、録ってきた実際の「五体投地」の音にシンセサイザーで作った低音を混ぜています。
録ってきた「五体投地」の音だけでは、どうしても床が揺れるような音まで再現出来ませんでしたのでそのようにしました。

まさしがコンサートなどで話したかもしれませんが、実際の修二会では4拍子というか、音が4つ続くことはないそうです。ですから、「修二会」のイントロなどのギターのリフで音を4つ続けることはしませんでした。ご指摘の通り、1、2、3、5拍のものはあっても4拍のものはありません。

さて、「こってり」の件です。
当時、東京には「天下一品」は出店してはいませんでした。残念に思っていたところ、数年経って何店か出来、現在は20店舗以上あるようです。ちなみに僕が今でも時々行くのは、歌舞伎町店と六本木店です。
歌舞伎町店はコマ劇場の50m位手前の右側。六本木店は、日比谷線六本木駅から東京タワーに向かって右側を200m位進み、六本木ロアビルの手前にあります。
ちなみに「こってり」はとんこつ味で、見た目がドロっとしていますが、味が甘めで僕にはそれほどしつこくは感じられません。

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