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1枚のCDが世に出るまで 3

4.<アレンジの検討> 出来上がった1曲1曲をどなたに、どのようなイメージで、どのような楽器を使ったアレンジをしてもらうか、まさしと僕で検討します(これは曲作りの途中からやることもあります)。かなり細かくアレンジャーに希望を出す時もあれば、大まかな希望だけを伝える場合もあります。逆にアレンジャーからアイデアをいただく場合もあります。

5.<アレンジ打ち合わせ> 僕がアレンジャーの方と会って打ち合わせするか、あるいは電話でまさしや僕がアレンジャーと話をするかなどして、具体的(曲ごとの楽器編成やソロ楽器、オブリガートなどの希望や、曲のどこからどの楽器を登場させるかなど)に、或いは抽象的にアレンジャーの方にこちらの希望を伝えます。

6.<スケジュール調整> インペグ会社(ミュージシャンを実際に手配し、こちらの代わりに演奏料を立て替えて支払ってもらいます)の担当者と打ち合わせして、最終的にアレンジャー、演奏者などを含めた細かいレコーディング・スケジュールの調整に入ります。基本的には参加ミュージシャンの方々を僕かアレンジャーが指名します。

7.<アレンジ及び写譜> アレンジャーの方々が実際にスコア(総譜)を書き、それを深夜であろうが明け方であろうが写譜屋さんが取りに行きます。パートごとに写譜した譜面やコピーしたスコアをレコーディング当日、写譜屋さんにスタジオへ届けてもらいます。渡辺俊幸さん始めアレンジャーの方々の才能と頑張りにはいつも感謝しています。寝る時間を惜しんで最高の作品にするべくスコアを書いてくださっています。

コメント

八野さん、こんにちは
お忙しい中、「1枚のCDが世に出るまで」の連載、ありがとうございます。楽しんでおります。具体的に説明してくださっているので、読んでいて楽しいです。想像がふくらみます。「さださんがこのときはこんな感じで打ち合わせしていらっしゃるのかな」と勝手に想像して、スタジオ風景の写真(会報など)や玲子さんの映像ブログで見たスタジオの様子に自分も入り込んでいる気分。1枚のCDに込められた制作側の思い、しっかりと伝わってきます。続編も楽しみにしています。

Kiyokoさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

テレビの音楽番組でも大変な時間をかけて作っているものがあります。「MUSIC FAIR21」もそうですが、NHK「SONGS」の収録も大変でした。先日オン・エアーされた「SONGS」でも収録に丸一日かかっています。その後、ミックス・ダウンや編集に数日かかっているものと思われます。

「1枚のCDが世に出るまで」は、あくまでも僕の目からのものですのであまり客観性はありませんが、もしかしたら興味深い部分もあるかも知れないと思い、書いています。

kiyokoさんも楽しみにしているのですね。本当に目に浮かびます。みなさんの仕事が大変である事がよく判ります。歌手の方々はみなさんこの様にして作りあげているのですね。賞を頂いて感激している方が「スタッフのみなさんのお陰です。」と言ってますが、本当に沢山の方が関わるのですね。良く解りました。

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