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1枚のCDが世に出るまで 8

13.<その他> これまで音楽面、サウンド面だけを書いてきましたが、これらの作業と並行して、ジャケットなどのアートワークを制作する作業が行われます。

レコーディング終了後、僕にはレコーディングしたデータ(音楽をデータ化したもの)のバックアップをとる作業、マスタリング済みのCD-Rを関係者用に大量にコピーする作業、オリジナル曲で新曲の場合はメロ譜を作ってジャスラックに作品登録する作業、印刷物を校正する作業、レコーディング関係の請求書処理、仮払いの精算、プロモーションの一部等々があります。それらをやっていると発売日が間近に迫り、もう次のプロジェクトの準備期間となり、何らかの実作業がクロスすることにもなります。

だいたいこれまで書いてきたような工程を経て、CDは世の中に出て行きます。しかし以上のことは僕が関わっているプロジェクトのやり方であり、他社のものはレコーディングの進め方も様々なスタッフの役割もケース・バイ・ケースだと思います。また、今回、制作面だけを書いてきましたが、この他に宣伝や営業のスタッフが動いてくださり、それによってCDが世の中に認知され、出回ることになります。

たった1枚のCDであっても沢山の才能ある方々(アレンジャー、ミュージシャン、エンジニアetc.)の協力を得て出来上がっています。そうして、「さだまさしの思い」はCDというパッケージに入った音楽で表現され、世の中に出て行きます。ですからCDを購入してくださるリスナーの皆さんへの感謝は勿論ですが、周りで一緒に一所懸命にやってくださっている方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。

コメント

8回に渡ってのご解説、ありがとうございました。大変なのですね...。
ちなみに、Mistは3枚買いました。1枚は自分用で、他2枚はMistを聞いて欲しい人にプレゼントしました。

八野さん、こんばんわ。
連載(?)楽しく拝見いたしました。
CD製作の工程は以前から大体のことは知っていましたが、今回改めて、いろいろな方が関わりそして作り上げているんだなと思いました。
これからもCD製作に関わってくださった方々に感謝して拝聴したいと思います。
(最近はチキガリさんばかりですが…)

八野さん、こんばんは!本当に丁寧に詳しくお教え頂いてありがとうございます。CD制作の大変さを知ると、本当にCDはアーティストだけの物ではない事が良く分かりますね。たくさんの方々が様々な場面でその時の最高を求めて頑張って頂いている事が素晴らしい作品となってこの世に出て来るのですね。本当にありがとうございます。この連載も本当にありがとうございました。

市さん、こんにちは。
諸々ありがとうございます。

そんなに沢山お買い上げ頂いたのですね。何と御礼を申し上げたらいいか・・・。
新たにお聴きくださった方にも気に入っていただけたのなら嬉しいです。

たまさん、こんにちは。そしてコメントありがとうございました。

お聴きくださる方があってこそです。本当に感謝しています。

チキガリも一所懸命努力しています。もっともっと沢山の方々にお聴きいただきたいです。

おめめさん、こんにちは。そしてコメントありがとうございました。

きっと様々なものが、様々な人に支えられているのだと思います。
家庭にしてもそうでしょうし、例えひとり暮らしにしても、コンビニや行政に支えられているのかもしれません。「人」という文字そのものですね。

八野さん、8回に渡るお話を読ませていただき、様々なその道のプロフェッショナルな方々のお陰で1枚のCDが出来上がるのだと改めて実感しました。さださんを聞き始めた4年前は、さだまさしというアーティストがすごい!のだと思い、ほとんど神の様な存在に思えました。次第にその曲にはそれしかないとさえ思えるイントロ、つまりはアレンジがスゴイのだと気づき、渡辺さん、石川さん、服部さん他、この曲はアレンジャーは誰かな?と注目するようになりました。八野さんのブログと出会い、更に奥深いさまざまなプロの技の集結で、私の大好きなこの音楽世界は出来上がっているのだとわかりました。その源であるさださんを尊敬する気持ちは変わりませんが、今ではさださんが天から地上に降りてきて、まるで親戚のおじさんのように身近な存在になりました。そしてさださんがいつもコンサートのスタッフに心を運ぶように、私の知らない多くの方々に感謝感謝です。それをこんな素人の私達に忙しい時間を割いて教えてくださった八野さん、本当にありがとうございます。私の周りにもさだファンは増えていますよ。コーラスのみんなとより多くさださんの歌が歌えるよう、私ももう少し種まきしていきたいと思います。

アーニーズダックさん、こんにちは。コメントありがとうございました。

さだまさしを応援していただき、ありがとうございます。
これからも宜しくお願い致します。

コーラス頑張ってください。

いつも楽しく読ませて貰っています。
そして、いつも思うのは、これだけの手間と予算をかけて丁寧に作られているアルバムをもっと多くの人に買って聞いて貰いたいなぁということです。さださんも仰っていたように思いますが、コンサートに来られるお客様が一枚ずつでも買って下されば大ヒットしちゃうはずなのに...。
実際のところ、売り上げ枚数x単価で賄えているのか心配になる位なんですけれど。

八野さん、お忙しい中楽しい連載をありがとうございました。

CDの制作過程を知ることで、手にするアルバムも、聴く時の深さが違ってきます。さださんのアルバムを例にとってくださっているので、一層興味深く拝読することができました。ありがとうございました。

海象さん、こんにちは。
コメント、そしてご心配ありがとうございます。

おっしゃる通り本当にコンサートにお越しくださるお客様全員がCDをご購入くだされば、大ヒットとは言えないまでもヒット・アルバムになることは間違いありません。
おそらく制作費をリクープ出来ないCDは沢山あると思います。残念ですが・・・

Kiyokoさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

こちらこそ、拙文をお読みくださいましてありがとうございます。喜んでいただけたのなら何よりです。

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