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2008年10月31日

TSUKEMEN LIVE'08

ウワサのインスト・ユニット「TSUKEMEN」が遂に初めてのライヴを決行します。
メンバーはヴァイオリン「TAIRIKU」(そうです佐田大陸クンです)、ヴァイオリン「KENTA」(Every Little Thingのバックもやっていたそうです)、ピアノ「SUGURU」の3人。
12/15、16にサントリーホール・ブルーローズ、12/19に広島県民文化センターです。

彼らは現在ファースト・アルバムをレコーディング中で、何曲か聴かせたもらいましたが、なかなかの出来に驚きました。メンバー3人がそれぞれ曲を書き下ろしているそうですが、個人的にはとりわけチック・コリア作の「スペイン」が素晴らしい出来だと思いました。この曲は僕も学生時代から自分のバンドで編成を変えて何度も演奏してきましたが、超絶技巧が要求されるものです。ファースト・ライヴの会場にアルバムが並んでいると思いますし、彼らの今後が本当に楽しみです。

2008年10月30日

久しぶりの出社

今日はマスタリング・スタジオに出来上がったものを取りに行ってから出社しました。
久しぶりに出社してみると、打ち合わせ以外にもやらなければならないことがギッシリ。
そのひとつひとつを片付けていると、あっという間に夜の帳が降りていました。

明日からは11月。今年なろうと思った自分になれたのだろうかとふと思う。もうふた月しか残っていないのに・・・。
それはさておき急に寒くなりましたので、体調にお気を付けください。

2008年10月29日

35周年コンサートのマスタリング完了

マスタリングが終了しました。

いくつかの小さなトラブルはあったものの、いつも以上に歌や演奏が良く、その結果ミックス・ダウンもうまく行き、マスタリングもスムーズに進行しました。
関係者のみなさん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
お陰様でかなり満足度の高いものになったと思います。

CDになった際に聴いてくださった方々に喜んでいただけたらとても嬉しいです。

2008年10月27日

35周年コンサートのマスタリング 1

朝11時からマスタリングを始めました。
現在まで順調に作業が進んでいます。音を作って取り込む作業は今日中に終了する予定。明日からは編集とコピーになります。

昼食はマスタリングで使わせて頂いているスタジオの近くにあって時々行く韓国料理の店にしました。ふと壁を見るとSMAPの草彅剛さんのサインが・・・。
夕食は出前のお弁当だったのですが、最近料理にはまっているというマスタリング・エンジニアの鈴江さんが何と手料理を持ってきてくださいました。こちらも大変美味しく頂きました。ありがとうございました。

2008年10月26日

35周年コンサートのミックス・ダウン完了

昨夜無事に「35周年コンサート」のミックス・ダウンが全て終了しました。
コンサートにいらっしゃった方々、ミュージシャンの方々、コンサート関係の方々、そしてレコーディング関係者にも感謝の気持ちでいっぱいです。

先にも書きましたように、特に今回は10月9日も10日もコンサートの出来が良かったので、ミックス・ダウンのやりがいがありました。
今回はオーケストラを使ったサウンドではありませんので人によっては楽器編成的に好き嫌いはあるかもしれませんが、コンボ編成でやったものの中では音楽的にもオーディオ的にも今回がベストのライヴCDになると思います。実際にこのレベルのライヴCDを誰かが作ったら(歌手、ミュージシャンだけでなく、プロデューサー、エンジニアも含めて)、僕は嫉妬したでしょうね。

「コンサートの音の方がCDよりも迫力があって好き」な方は多くいらっしゃると思います。僕自身コンサートの音響やそういう気持ちを否定する気持ちはまったくありませんが、極力優れたオーディオ・システムで近所迷惑にならない範囲でなるべく大音量でお聴き頂きたいと思います。きっとそこにコンサートでは味わえない別次元の世界を感じ取って頂けるのではないかと思います。

2008年10月24日

35周年コンサートのミックス・ダウン 2

今日はミックス・ダウンの5日目。相変わらず朝11時から深夜0時までやっています。
当初は今日で終了する予定でスケジュールを組んでいたのですが・・・。
今日で終わりません。

今後何もトラブルが起きなければ明日いっぱいで終了すると思います。
特に今回思ったことは、ミックス・ダウンは格闘技に似ているかもしれないということでした。
1曲終了する毎にヘトヘトになります。1曲毎にそれぞれの曲が最も輝くようにノウハウを注ぎ込み、音楽的完成度、オーディオ的完成度を高めて行くのは、体力との闘いであり気力との闘いでもあります(昨日から腰痛が・・・)。
今回は元のグレードが高いので、愛情を注ぎ、手をかければかけるほど、更にグレード・アップします。
少なくとも僕らレコーディング・スタッフからすると、今までで最高のライヴ・アルバムになると思います。

2008年10月22日

35周年コンサートのミックス・ダウン 1

今日はミックス・ダウンの3日目。
毎朝11時(初日のみ10時)にスタートし、深夜0時頃までやっています。
スケジュールは押していますが大きなトラブルはありませんので、まずは順調と言っていいでしょう。

ライヴ・レコーディングのミックス・ダウンはスタジオ・レコーディングのそれとは異なるところがあります。特にさだまさしプロジェクトの場合、ライヴCDは「あたかも客席で聴いているかのようなもの」をいつもまさし本人は望みます。

通常ライヴ・レコーディングでは、各ミュージシャンの演奏し、歌ったものだけでなく、別のトラックに我々が「オーディエンス」と呼ぶ客席の音を数本のマイクを使って収録しています。これは、お客様の拍手や声援などを録るためのものですが、実際にはコンサート会場のPAスピーカーからの音も混じってしまいます。また、お客様の咳、くしゃみ、荷物などが触れ合うノイズさえも入っています。
このオーディエンスの音を曲間だけでなく曲中もミックス・ダウンで出すと、まさしが望むような客席で聴いているかのような臨場感を出すことが出来ます。バランスの問題ですが、出せば出すほど臨場感は出ますが、相対的に実音(歌や演奏)は小さくなることになりますので、音楽(特に歌)は奥に引っ込んでしまいます。どのあたりでバランスさせるかがライヴのミックス・ダウンの難しいことのひとつです。

そしてスタジオ・レコーディングのものと異なり、ライヴでは一般的にアレンジも演奏自体も音響(PA)もデフォルメしているケースが多いという事実があります。ライヴで1回のみの場合は、かなりデフォルメしても良いと思いますが、ライヴCDとなるとお客様が何度もお聴きになることを想定しないといけません。つまりデフォルメだけではなく、繰り返し聴いた時にも不自然ではないバランスに仕上げないといけないのです。
またライヴゆえの様々な音楽上の瑕疵はあって当然ですが、それが目立つよりは目立たない方がいいと思いますし、演奏ノイズも多いよりは少ない方がいいに決まっています。

そんなこんなで様々なエディットをしながらミックス・ダウンをやっています。
特に今回のバンドは9人編成の腕利き揃いですから、演奏自体のクォリティが高く、それぞれの方々が出す音色も素晴らしいものがあります。
それに加え、レコーディング・エンジニアの鈴木智雄さんを始め、たくさんのエンジニアの皆さんの工夫や努力もあって、ライヴ・アルバムの中ではオーディオ的な魅力も今回のものが一番になると思います。
また特に今回は演奏や歌が素晴らしいので、理想的な楽器バランスにミックス・ダウンで持って行ける可能性が高いので、とてもありがたいことだと思っています。

2008年10月18日

今日は・・・

今日はMSコーラスの皆さんとの練習でピアノを弾いてきました。
このところ「月の光」と「夜想曲」をやっているのですが、何度やっても「夜想曲」の美しさは感動ものだと思います。
最近MSコーラスの皆さんのためのアレンジをやってないなぁ。何とか時間を作らないと・・・。

2008年10月17日

このところ、そしてこれから・・・

この1週間ほどはライヴ・レコーディングと、そのチェックに追われる日々を送っていました。
その間にも世間では相変わらず悲しい事件ばかり・・・。

そうそう、もう1週間も前のことになりますが、巨人ファンの皆さん、おめでとうございます。良かったですね。冷静に考えれば優勝して当然の戦力を備えたチームなのですから・・・。
僕の贔屓の球団は13ゲーム差をひっくり返された結果、優勝を逃し、その責任を取る形で岡田監督の辞任が決まりました。思えば学生時代に彼が出る試合を見るために神宮球場に何度も足を運んだものでした。その後、僕は音楽業界に入り、同じ年に彼は阪神タイガースに入団しました。その結果、僕は阪神ファンの道を歩むことに・・・。彼の今後の人生も実りあるものになるよう祈っています。

そしていよいよ明日からクライマックスシリーズが始まります。これとほぼ時を同じくして僕らレコーディング・チームは「さだまさし35周年コンサート」のミックス・ダウンとマスタリングをやることになっています。今回も今までで一番のライヴ・アルバムが出来るように頑張ります。

2008年10月13日

影響を受けたCD その99

サラ・ブライトマン/アヴェ・マリア〜サラ・ブライトマン・クラシックス〜
http://www.hmv.co.jp/product/detail/42966

僕が最大限の敬意を払っているサラ・ブライトマンのアルバムは「ラ・ルーナ」ですが、この「アヴェ・マリア」はそれに勝るとも劣らない名アルバムだと思います。
あくまでも私見ですが、「ラ・ルーナ」がポップスの視点に立ってクラシックを含めた様々な音楽を包括した作品であるとするなら、この「アヴェ・マリア」はクラシックの視点で様々な音楽を見つめているように思います。

どの曲を聴いてもとても美しく、癒されますし、僕にとってとても大切な1枚です。
「ラ・ルーナ」と「アヴェ・マリア」はサラ・ブライトマンとプロデューサーのフランク・ピーターソンが生んだ最高の作品だと思います。
尚、東京・池袋のCDショップ「五番街」さんのホームページによると、「五番街」さんのユーザーが支持するアルバムの第1位がこの「アヴェ・マリア〜サラ・ブライトマン・クラシックス〜」で、第2位がさだまさしの「とこしへ」とのことです。
http://gobangai.jp/top100/1_20.html

2008年10月12日

アルバム「Mist」のことが・・・

我々レコーディング・チームが日頃お世話になっている「Acoustic Revive」さんの掲示板に、先日このブログにコメントをくださったYossyさんがさだまさしのアルバム「Mist」についてお書きになったものやそれに対するコメントが出ています。
照れくさいような内容ですが、オーディオ・マニアの方やオーディオ・メーカーの方がどのように感じておられるかの一例として興味のある方はご覧になってください。

http://www.acoustic-revive.com/xoops/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=329&forum=2

2008年10月11日

無事終了!

10月10日のライヴ・レコーディングも無事に終了。
お客様の拍手が熱く、歌唱・演奏もそれに負けないくらい熱いものとなりました。
会場にいらした全てのお客様、そして全ての関係者の方々に感謝致します。

東京に戻り、来週よりシビアに2日間のコンサートを比較検討し、再来週からエディット、ミックス・ダウン、そしてマスタリングに取り組んで行くことになります。

2008年10月10日

初めて遭遇したトラブル

10月9日のフェスティバルホールでのライヴ・レコーディングで予想外の事件が起きました。
といっても、本番でではありません。リハーサルの途中で録音中継車の電源が落ちたのです。車の中が真っ暗になり、全ての機材が止まりました。最初何が起きたのか分からず、一瞬にしてみなが凍り付きました。
調べていくうちに会館から供給していただいている電源の元ブレーカーが落ちたことが判明したのですが、僕等にとっても、会館にとっても初めてのことなので面食らいました。対策を施したためか、本番は無事に終了しました。

2008年10月08日

いよいよ明日は

資料の準備が終わり、明日からはいよいよ大阪です。
どんなに準備をしてはいても、想定外のことが起きるのがライヴ・レコーディング。
明日、明後日はどうなのだろう。
 期待と不安が交錯する前夜・・・

2008年10月07日

嗚呼

洋の東西を問わず僕が最も敬愛する俳優・緒形拳さんが亡くなられました。残念無念。
数々の感動をありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。

2008年10月06日

コピーの一日

今日は関係者に配布する大量の「タイムスリップ」CD-Rのコピーをして一日が過ぎました。

明日から2日間で10/9、10で使う資料を作らねばなりません。通常我々のライヴ・レコーディングでは、スコアの代わりに歌詞に様々な演奏データを書き込んだものを使います。スコアほどの情報量はありませんが、この資料を見ると、イントロ、間奏などが何小節なのか、イントロ、間奏などで誰が何の楽器でソロ・パートを演奏しているのか、歌中でもどの部分で誰がオブリガートなどの印象的なフレーズを弾いているのかが分かります。
この資料をもとにライヴ・レコーディングがなされ、場合によっては映像チームのカット割りにも使われる重要なものです。

2008年10月05日

驚きのチューン・アップ!

先日のチキガリのミックス・ダウンの時、お世話になっているAcoustic Reviveの石黒さんがお見えになりました。
Acoustic Reviveは伊勢崎にあるオーディオ・メーカー(ブランド)であり、その製品のいくつかをレコーディング用に無償で提供してくださっています。

ミックス・ダウンをやっている最中に、自宅で最近愛用しているユニバーサル・プレーヤーをチューン・アップして頂きました。
昨日はレコーディングこそありませんでしたが、ピアノを弾く仕事がありましたので、チューン・アップして頂いたプレーヤーをセッティングすることが出来ませんでした。
ようやく今日午前中にセッティングして聴くことが出来ました。

結果は笑ってしまうほどの激変。
圧倒的にSN比が良くなり、音の消え際までハッキリ聞こえるようになり、音場の透明感が増しました。ピアノ(楽器)のフォルテもうるさくはならずに、ニュアンスに溢れています。そして驚異的な立体感も実感出来ました。このプレーヤーで聴いた出来たてホヤホヤのアルバム「タイムスリップ」は最高でした!

2008年10月04日

2008後半チキガリ・アルバムRec. 14

昨夜、チキガリのアルバム「タイムスリップ」のレコーディングが全て終了しました。
構想やある程度の選曲から数年、実作業に取りかかってから延べ半年かかりました。
このアルバムも言うまでもなく、チキガリのメンバー始め、レコーディング・スタッフ、事務所スタッフや多くの関係者の努力の結晶です。
全ての関係者の方々、そしてこのブログなどで励ましてくださった全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
あと一月半ほどでリリースされますが、出来るだけ沢山の方々に愛されるよう祈っています。

2008年10月02日

2008後半チキガリ・アルバムRec. 13

今日はミックス・ダウン最終日。いつも通り朝11時前にスタジオ入りしました。
コントロール・ルームに入ろうとしたところ、一度しか見たことのない機材があり、物凄い音を立てていました。その瞬間、20年数年前の悪夢が甦りました。

さだまさしのアルバム「自分症候群」のミックス・ダウンをやっていたある暑い夏の日に、スタジオの空調が壊れたのです。その非常時にスタジオ側が持ち込んだ、ホースを使って強制的に冷気を入れる装置と同様のものが今日も持ち込まれていました。

10月に入っていたのが幸いでした。それでも機材から出る熱で、おそらく30度位になったコントロール・ルームでの作業でした。
皆で耐えながら小林リード・ヴォーカル曲、6声コーラス曲のミックス・ダウンを夕方に終わらせることが出来ました。つまりこれで全曲のミックス・ダウンが終了した訳です。

片付けが終わって20時から、乃木坂にある僕等が行きつけの、入り口が茶室のような作りの和食屋さんで軽い打ち上げとなりました。

関係者の皆さん、お疲れ様でした。これで明日のマスタリングを残すのみとなりました。

2008年10月01日

2008後半チキガリ・アルバムRec. 12

今日も11時から23時過ぎまででした。
昨日途中までやった前澤リード・ヴォーカル曲を完成させ、川上リード・ヴォーカル曲、濱田リード・ヴォーカル曲をやり、最後に小林リード・ヴォーカル曲を途中までやってお開きに。

明日、小林リード・ヴォーカル曲を完成させ、最後に残った6声の曲をやればミックス・ダウンは全て終了となります。