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2009年01月31日

オリジナル・マスターの衝撃!

数年前にあのキング・クリムゾンの名盤「クリムゾン・キングの宮殿」のオリジナル・マスター・テープが発見され、そのテープを使用してリマスターされたCDが3年程前に発売になりました。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1411379

最近、自室で使っているスピーカーがようやく安定期に入ったので、上記CDと1999年に紙ジャケットでリイシューされたものをシビアに聴き比べました。
結果はやはりオリジナル・マスターを使ったCDの圧勝でした。力感、生々しさ、解像度、情報量が圧倒的に違い、実に衝撃的でした。

ただ、ひとつだけ残念なのは、新盤が1999年盤のジャケット及びブックレットの質の高さには及ばないこと(意見には個人差があります)。
今後、1999年盤のジャケットとブックレット(装丁だけでなく紙質も)で、もしSACD化されたものがリリースされたらまさに鬼に金棒だと思うんですけどね・・・。
最近レコード会社各社からSHM-CD、HQCDなどが登場しました。それでもSACDが最高だと思うのですが、本当にクォリティの高いものがなかなか世の中に受け入れられないのは寂しいです(意見には個人差があります)。

2009年01月30日

FESTIVAL HALL 200

10月9日、10日にフェスティバルホールでライヴ・レコーディングした、さだまさし35周年記念コンサートがCD3枚組(DVD1枚のダイジェスト・ライヴ映像付き)で2月4日に発売になります。

アルバム・タイトルはまさしによって「FESTIVAL HALL 200」と名付けられました。上記のように9日(フェスティバルホール通算200回目)、10日(201回目)の2日間を収録したものです。CDは実際には歌唱面・演奏面などの出来不出来の関係で、2日間の良いとこ取りであることは言うまでもありません(映像収録は10日のみですので、9日の映像は存在しません)。

数日前にレコード会社のユーキャンが業界関係者に「FESTIVAL HALL 200」のサンプル盤を送ったところ、某放送局系音楽出版社の社長さんからすぐに電話を頂いたそうです。「コンサートの内容も凄いが、音の後処理が素晴らしかった」「こんなに音の良いライヴCDは初めて聴いた」とのことだったそうです。
やはり解る方には解るというか、伝わっていると思い、嬉しくなりました。

このライヴ・アルバムのエディットとミックス・ダウンが終了した後、まさしに会う機会があったのですが、その際「ライヴ・アルバムはどうだった?」とまさしに聞かれました。「歌唱・演奏共に今までで一番素晴らしく、音質も最高のものになったと思いますよ」と答えたところ、「じゃぁ、CDの帯に『史上最高のライヴ・アルバム』と入れてよ」と言われました。
この『史上最高のライヴ・アルバム』がもうすぐリスナーの皆さんのところに届きます。どうぞお楽しみに!!

2009年01月29日

音楽を愛する心のビッグショー

1月31日(土) 20:00〜21:30 NHK-BSのさだまさし特番のオン・エアーが近づいてきました。

つい先日までエディットやミックス・ダウンをやっていました。これまでにこれ程丁寧にレコーディングされ、エディットされ、ミックス・ダウンされたさだまさしの番組はありませんでした。いくつかの理由が重なり、結果的に作業が長引きました。
音楽面、音質面、映像面のどれもがかなりのクォリティですので、視聴可能な方には是非ご覧頂きたい番組になりました。

2009年01月27日

元祖 浪花屋 柿の種

「柿の種」を食べる度にある思い出がよみがえります。
それはもう二十数年も前のことです。
まさしとレコーディングの打ち合わせのために、まさしがコンサートをする新潟県に出張したことがありました。楽屋でまさしに会うやいなや「悪いけど浪花屋さんに行ってきてくれる?」と、まさしから言われ、一瞬訳が解らず「はぁ〜?」と言ってしまいました。

そう言われてみてラジオ番組「セイ!ヤング」で「柿の種」の歌のことで盛り上がっているのを思い出しました。
すぐさま「柿の種」の缶に同梱されている小冊子を頼りに、紹介も無しに浪花屋製菓さんにお伺いしました。
その際にお聞きしたことやお借りした資料を番組内で紹介させて頂いた(実際にレコーディングされた歌をオン・エアーしたような気がしますが・・・)御縁なのでしょうか、毎年「柿の種」を会社にお送り頂いています。いつもありがとうございます。皆で有り難く頂戴しています。

2009年01月22日

アコースティック・コンサート

さだまさしのアコースティック・コンサートが昨日の「かつしかシンフォニーヒルズ」から始まりました。
葛飾はまさしが中学時代を過ごした町ですから第二の故郷のようなもの。地元話も盛り上がりました。

歌う曲目は今後おそらく若干の変更を重ね、トークも洗練されて行くと思いますが、ファンの方々にとってはたまらないコンサートであり続けることは間違いないと思います。昨夜は久し振りに客席で聴くことが出来たためか、シビアに音楽面をチェックしている自分とトークを楽しんでいる自分とがいました。
沢山の方々のご来場に感謝すると共に、お客様のご健勝とこのシリーズの成功を祈っています。

2009年01月15日

“タイムスリップ”が・・・

何度かこのブログにも登場なさっているYossyさんが、アコースティック・リヴァイヴさんの掲示板にチキガリのアルバム“タイムスリップ”のことをお書きになり、それにアコースティック・リヴァイヴ代表の石黒さんがコメントを書かれています。

お褒め頂いて嬉しいやら照れくさいやら・・・です。URLは下記。
http://www.acoustic-revive.com/xoops/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=377&forum=2

次回作は更に良くしないといけないですね、智雄さん、鈴江さん!!(勿論、チキガリのメンバーもですよ!!)

2009年01月14日

リファレンス・ディスク

一昨年の年末は仕事用Macのトラブルが多発しましたが、昨年後半は家族用のMacが相次いで2台壊れてしまいました。
結局1月2日にiMacを購入し、環境設定やらデータ移行などに時間を取られ、その合間をぬって自室のオーディオ・システムの調整に時間を費やしました。

最近、僕が使っているリファレンス・ディスクは、さだまさしの“Mist”。
まずトラック2の“赤い月”のイントロでレンジ感が確保出来ているか、各周波数帯域にデコボコがないか、イントロの最後近くに向かって各楽器がクレッシェンドするのですが、それが再現出来ているか、などを確認します。
歌に突入した後、左右のアコースティック・ギターや歌に変なクセが出てないか、ドラムのリム・ショットのヌケが悪くないか、または良すぎないか、直後のスネアとロー・タムのバランスとヌケは適切か、などを確認。
サビで左側に展開する1stヴァイオリンに対して、右の2ndヴァイオリンが適切な音量で追いかけているか、エンディングの全体の盛り上がり(パワー感や瞬発力)が再現出来ているかも重要なポイントです。
また全体的なリズム隊と弦のバランスもチェック・ポイントのひとつです。(リズム隊が大きすぎるとソリッドになりすぎますし、弦が大きすぎるとメロウになりすぎてしまいます。“赤い月”はミックス・ダウンでわずかにリズム隊を大きくしていますが、そうすることでややソリッドで緊張感があるサウンドに聞こえるように作りました。)
最終曲“かささぎ”では、イントロの弦、木管、ハープのバランス、ヌケを確認し、歌が始まったあたりで歌とピアノのバランスが適切でありながらも、ピアノの8分音符のフレーズが全て聴き取れるか、木管楽器が適切な音響空間で演奏しているように再現出来ているか、などを確認。
間奏直前のウィンド・チャイム、間奏最後のハープのバランスと音場感も確認します。
そして何と言っても、全体的な歌やサウンドの情感、熱さ、スケール感、感動をきちんと再現出来ているか、などが最重要なポイントになります。

これらがきちんと再現出来てなければ、様々なオーディオ・アクセサリーを使ったり、オーディオ機材のセッティングを追い詰めて、自分たちが作ったサウンドを正確に再現出来るオーディオ・システムになるように近づけて行きます。
再現出来ていれば安心して様々なジャンルの音楽を楽しめるようになりますし、勉強することが出来るようになります。やはりリファレンス・ディスクの存在は有り難いです。

2009年01月09日

仕事始め

昨年は年末まで仕事だったため、会社としての仕事始めは8日でした。
この2日間様々なプロジェクトの確認、スケジュール調整、資料作りなどに追われていました。

明日からの連休中は、今月末にオン・エアーする特番の収録があります。
CDのレコーディングほど音楽的にシビアではありませんが、それでも10曲ほど音と映像を録ることになっています。乞うご期待!です。