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影響を受けたCD その103

ポール・サイモン/ライヴ・ライミン
http://www.hmv.co.jp/product/detail/18046
これはポール・サイモンの初めてのライヴ・アルバム。1973年にアルバム「ひとりごと」を出した直後のコンサート・ツアーからの抜粋だと思われます。

その後ポールは初めて来日し、東京では武道館でコンサートが行われました。当時高校生だった僕も武道館に行き、どんなPAシステムでやっているのか興味があって、開演前にPA席をのぞきに行きました。最初は警備の方しかいなかったのですが、そのうち何とフィル・ラモーンがPA席にやって来たのに驚き、すごすごと自分の席に戻りました。その頃、ポールは指を痛めていたため、瓜二つの彼の実弟エディ・サイモンもステージでギターを弾いていました。
さて、このライヴ・アルバムの中で観客がポールに向かって「Say a few words」と叫び、ポールがそれに応える場面が収録されています。もしかしたら武道館でも誰か「Say a few words」と叫ぶかもしれないと思っていたら、やはり誰かが叫びました。ポールは最初不思議そうな顔をしましたが、観客がライヴCDを聴いていてそれをまねしていると解ったのか、それに応じてくれました。

このライヴCDでは(武道館でも)曲によって2つのバック・バンドを使い分けています。コンサート前半は「ウルバンバ(ペルーを流れる代表的な川の名前)」という名前のフォルクローレ・グループと一緒に、「コンドルは飛んでゆく」「ダンカンの歌」「ボクサー」を披露。後半では「ジェシー・ディクソン・シンガーズ」というゴスペル・コーラス・グループと共に「サウンド・オブ・サイレンス」「明日に架ける橋」などを熱唱しています。その他にはポール・サイモンの真骨頂、ギターの弾き語りも数曲収録されています。特に「アメリカの歌」「アメリカ」は圧巻です。
「ウルバンバ」の影響を受けてか、この頃から僕の行ってみたい海外の場所のひとつはペルーの高原都市「マチュピチュ」になりました。

また、特にその当時日本で人気があったS&Gの曲はフォルクローレ・サウンドによる「コンドルは飛んでゆく」だったこともあり、後年、白鳥座の「さよならの少し前」のアレンジをフォルクローレ・サウンドにしました。その時の白鳥座のレコーディングやその後のコンサートでケーナやパンフルート(正式名称はパンパイプ)を吹いてもらったのが、現在まさしのアコースティック・コンサートでも活躍されている旭孝さん(大阪フィル、東京交響楽団を経て現在はフリーのスタジオ・ミュージシャン)です。当時も今もケーナやパンフルートの哀愁溢れる音は日本人の感覚にフィットすると思います。

コメント

八野さん、こんにちは
ポール・サイモンひとりとっても、音楽の話は尽きないものですね。
昨日NHKで世界遺産の特集番組があり、視聴者投票で「マチュピチュ」が一位でしたよ。空中の都市と言われているマチュピチュはとても魅力のある場所ですね。私も行ってみたい場所の一つです。

フォルクローレ・サウンドはとても気持ちよく聴けるので、好きです。
S&Gのサウンドは自分の中で、「あの頃」の思い出と深く結びついているものだ、とつくづく思います。

Kiyokoさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。

そうでしたか、マチュピチュが一位だったんですね。そんなに人気の場所だとは思いませんでした。

フォルクローレ素敵ですね。ウルバンバはポール・サイモンのプロデュースでアルバムを1枚作っているのですが、残念ながらCD化はされていません。待っているんですけどね・・・。

新しい音楽なのに、どこか懐かしい香りのするものって、個人的には理想の音楽のひとつです。

はじめて書き込みさせていただきます。私の音楽ルーツであるさだまさしさんの作品創造の風景が伝わってくるので、ちょくちょく拝見させていただいております。「Live Rhymyn」は私も大好きなアルバムです。冒頭の「僕とフリオと校庭で」はストロークプレイの魅力の極致の一つと思ってます。Duncanの寂寥感もたまりません。
25年前にさだまさしさんの音楽に初めて面と向かい、アコースティックギターに魅せられて、趣味としてずっと弾いてきました。人生を豊かにしてくれる、さださんのアルバムの美しいギターアンサンブルは、いまでも僕がギターを愛し続ける原動力になっています。いつかさださんはじめスタッフの方々に御礼が言えたらと思ってました。これからもギターを、音楽を愛し続けます。心からありがとうございます

坂田さん、はじめまして。
コメントありがとうございました。

ポール・サイモンは若い頃に独特のプレイ・スタイルを確立し、実践し、成果を上げていましたよね。コンポーザーとして、詩人として、歌手としてだけでなく、演奏家としても僕は彼を尊敬しています。

さだまさしをお聴きくださいまして、ありがとうございます。
これからもさだまさしを宜しくお願い致します。

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