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恐怖感と緊張感

レコーディングの日々は恐怖感と緊張感と共にあります。これはこの仕事を始めた30年近く前も現在も変わることはありません。
スタジオの中でギャグに皆で笑い合うことはあっても、どこかに緊張感は漂っています。今回のCM騒動の元になった「私は犬になりたい¥490」の作業中も、皆で笑い合いながらも作る際は真剣そのもの。我々の「可笑しいことも真剣にやる」というモットーも昔も今も変わりません。

きっとどんな仕事でも同じでしょうが、僕の場合、自分のミス・ジャッジがあったとしても、それがそのままCDになってしまうという恐怖感、緊張感から常に免れることは出来ません。この「命綱無しに常に綱渡りの綱の上にいる感覚」が朝11時前から深夜まで続き、帰宅しても神経が高ぶっていて数時間は眠れず、例え眠っていても眠りは浅く、おそらく実質的な睡眠時間は3時間程度でしょう。これがレコーディング期間中はずっと続きます。主婦の皆さんを始め日々同じ思いをされている方は沢山いらっしゃると思いますが・・・。

「命綱無しに常に綱渡りの綱の上にいる感覚」から少し離れ、念願だった7時間の睡眠をやっと取ることが出来ました。「美しい朝」のレコーディングが終了した現在も3つのプロジェクトを抱えていて、このゴールデン・ウィーク中にやらなければならないことがあり、自分の充電期間・勉強期間として使いたいですし、少しは全くのプライベートの時も持ちたいと思います。

コメント

まさに、”プロフェッショナル”、「根っからの職人気質」、ここにあり! 

命綱を持たない・・・これは、八野さんのお仕事に対するご覚悟なのですね。
一歩間違えば谷底が待ってるぞ!
自分の命がかかってるんだぞ!
一瞬たりともおろそかにしてはならじ!
そのようなお気持ちで何十年もの間、お仕事に向かっていらっしゃる・・・

この世には素晴らしい方々がたくさんいらっしゃるのだということ、
つくづく思わされるこの頃ですが、
八野行恭さん!あなたという方も、私にとっての、遠く及ばぬ大きな目標・・・
これからも八野さんからたくさん学ばせていただきたいと思います。

そして・・・
ご覚悟だけは、「命綱無し」、だとしても、どうぞ本物のお命だけは、大事に大事になさっていただきたいし、それに、純粋にプライベートの楽しみだって、たとえ少しだけでもなさっていただきたいと・・・そう願わずにいられません。

いつもいつも、本当にありがとうございます。

凛さん、こんばんは。

過分にお褒め頂いて恥ずかしい限りのコメントを戴いてしまいました。

自分だけが谷底に落ちるのなら、それは自分の責任なので構わないのですが、仲間やその仕事まで一緒に谷底に落とす訳には行きません。

医師や看護師の方々は日々他人の生命と向かい合っていますし、主婦の方々だって子供の生命や、子供の教育や、子供との向かい合い方で日々生命を懸けているはずです。
日々覚悟を持って頑張っている人たちやきっと同じ思いに違いない仕事仲間へのエールにもなればと思い、敢えて書きました。本当は草彅剛さんのように「仕事でストレスはありません」と言う方が遙かにカッコイイのですが・・・。

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