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時の流れに

遂にその日を迎えることになってしまいました。
アメリカのイーストマン・コダック社は名ポジ・フィルム「コダクローム」の製造を年内で打ち切ると発表したようです。

「コダクローム」はポール・サイモンの曲のタイトル(邦題:僕のコダクローム/原題:Kodachrome)としても使われ、その歌詞の中で「僕はナイコン (ニコンを海外ではナイコンと発音するようです) ・カメラを持っていて、写真を撮ることが好きだ。コダクロームは夏の日の緑を色鮮やかに残してくれ、世界中が明るい光に満たされる思いになる」という意味のことを歌っています。

この曲が発表された当時、コンパクト・カメラしか使ったことがなかった高校生の僕は「いつかニコンのカメラを手に入れて、コダクロームを使いたい」と思うようになりました。
その願いは叶いましたが、ここ数年はデジタル化の波に押され、コダクロームはおろかもっと手軽なネガ・フィルムさえも滅多に使わなくなってしまいました。
時の流れとは言え諸行無常を感じる今日この頃です。

コメント

私の父はカメラが大好きでした。ポジ・フィルムにこだわる世代はなつかしいです。もう、ネガ・フィルムも使わなくなってしまう時代です。私もヘタながら、素人写真を楽しんでいますが、一眼レフで撮った写真が焼き上がる楽しみというのも、待つ時間まで含めての贅沢だったような気もします。いまはデジタルで撮っています。すぐに確認できてしまう分、気楽に撮れますが時間の重みまで味わえるのは、やはりフィルムを使ったもののように思えます。
カメラの話を聞くと父を思い出してしまいます。ニコンの革のバッグに色々なパーツが入っていたことや、私にはピントが合わせにくかったライカのカメラなど、カメラと父の思いではたくさんあるのです。

さださんの「邂逅」を聴くと、「お父さんとカメラ」が心の中で不思議なハーモニーを奏でるのです。私と父はケンカなどしませんでしたから、歌の主人公とは全く違う人生ですが、私の娘が一歳になった頃逝ってしまった父を思い出しながら聴いています。
好きな歌の一つです。

八野さんのお撮りになった写真もぜひ拝見したいです。まさしんぐWORLDに、いつか掲載してくださ~い!写真は撮った人の視点で色々なものを見ることができるので、見る楽しみも多いですね。

Kiyokoさん、こんにちは。
コメントありがとうございました。

お父様とのカメラを通じた素敵な思い出がおありでいいですね。

父がデザイン・印刷関係の仕事だったこともあって、写真を趣味にしていました。そのせいか僕も幼い頃からカメラを持たされました。いきなりポジ・フィルムを使わされ、主に映写機を使って楽しんでました。今、考えれば随分いい加減に撮っていたのだと思いますが・・・。

仕事をするようになり、ポジ・フィルムは印刷原稿に使うことを知ると共に、グラデーションの豊かさに、表現力の豊かさ、奥深さに気づかされ、また露出のシビアさも思い知らされました。

ライカなどの二重像合致式のピント合わせも慣れでしょうね。達人の域に達すると一眼レフよりもはやいです。スナップでは広角レンズを使うことが多いと思いますので、あらかじめ距離を目測してレンズを合わせておき、いきなり撮ることもあります。

写真も愛ですね。愛を写すものだと思います。写真には自分が出てしまうことがありますので、お見せするのはちょっぴり恥ずかしいです。おっしゃる通り、人が撮ったものは興味深いですね。

八野さん、こんばんは

ご丁寧にありがとうございました。おっしゃるとおり、「写真は愛」だと思います。ファインダーを通して、さらに撮る人の目と心を通して一枚の瞬間を切り取るのだと思います。だから、親の目で撮った子どもの写真は素敵なものが多いのでしょうね。
きっと森田さんはさださんをこよなく愛してくださっているのでしょう。素敵なステージ写真がた~くさんありますものね。
ファンとしてはその写真を見ることができるのも、また幸せなのであります。さだまさし博覧会でもその気持ち、強まりました。以前、銀座での森田さんの写真展を拝見したときにも、その素晴らしい世界を満喫しました。

Kiyokoさん、おはようございます。
コメントありがとうございました。

森田さんの写真で個人的に一番気に入っているのは、グレープのコンサートで、ふたりの影法師を撮ったものです。
愛に溢れた写真はいつ観ても感動しますね。

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