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2009年08月31日

エディット&ミックス・ダウン

昨日の日曜日も朝から仕事でした。
例のまだ発表出来ないチキガリのプロジェクトです。

朝10:30からエディット開始。17:00に終了し、スタジオを移動してそのままミックス・ダウンに突入。終わってみたら23:30を過ぎてました。
深夜の首都高は台風が近づいているためかガラガラで、渋滞することもなく快適でした。

鈴木智雄さん、西山潔さんを始めエンジニアの皆さん、あっちゃん、お疲れ様でした!

2009年08月29日

好きな街、そして好きなフレーズ

2000年にアビー・ロード・スタジオやエアー・スタジオでのレコーディングのために行ったロンドンは、それ以前も以後も好きな街のひとつです。
街の雰囲気、空気感、そこに住む人々が好きであるばかりでなく、僕の好きなものをたくさん生んだ街でもあります。

ロンドン交響楽団やアカデミー室内管弦楽団の本拠地でもありますので、レコーディングの合間を縫って「セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ」を見に行ったばかりでなく、シャーロキアンの聖地「ベーカー街221B」、映画で有名になった「ノッティング・ヒル」にも足を伸ばしました。

サイモン&ガーファンクルのポール・サイモンは、“サウンド・オブ・サイレンス”のヒット前に、ファースト・アルバムの売れ行きが伸びない失意の中、イギリスでライヴ・ハウス廻りをして過ごしていたようです。その頃生まれた名曲のひとつが“キャシーの歌”。
メロディもさることながら、歌詞が美しく、歌詞の響きも美しいこの素敵なラヴ・ソングの中に、ポール・サイモンが作ったフレーズの中で個人的に最も気に入っているフレーズがあります。
「The only truth I know is you」。
何と素朴で、しかも何と輝きのあるフレーズでしょうか。
人が、言ってみたい、言われてみたいフレーズは、もしかしたらこんな心からの愛のフレーズなのかもしれません。

2009年08月25日

挫けそうになったり、心が疲れた時に

挫けそうになったり、心が疲れた時に観る映画があります。それは「ミュージック・オブ・ハート」。
一体何回目かどうかは覚えていませんが、先日の休みにも観ました。
メリル・ストリープ主演の名作なのでご存じの方は多いと思います。
解っていてもラスト・シーンに登場するそうそうたるヴァイオリニストたちにも感激してしまいます。アイザック・スターン、イツァーク・パールマン、ジョシュア・ベルなどなど。子供の頃からスターンのファンでしたので、彼が最初に登場した時には感激しました。
この「ミュージック・オブ・ハート」のように「諦めない」という気持ちを思い起こさせてくれ、しかも感動的な映画の存在はありがたいものですね。

2009年08月19日

影響を受けたCD その110

武満徹/ノヴェンバー・ステップス、弦楽のためのレクイエム etc.
http://www.hmv.co.jp/product/detail/125015

今年(2009年)7月21日にお亡くなりになった若杉弘さんが東京都交響楽団を指揮した珠玉の武満徹作品集です。
現代音楽に対して「聴かず嫌い」というのは非常にもったいないと思います。
僕も昔そうでしたが、いくつかの作品(CD)を聴いて考えを改めました。
特にこのCDは演奏、音質共に最高のものだと思います。つい先頃も聴き返してみて新たな衝撃を受け、都響の本当の凄さを実感しました。
「ノヴェンバー・ステップス」(ニューヨーク・フィルハーモニック125周年記念委嘱作品/1967年)は琵琶、尺八、オーケストラの共演。西洋音楽と東洋音楽の融合であり拮抗でもあると言われています。
武満徹の作品が持つ緊張感と官能性を感じ取れる演奏で、録音もリアリティーと立体感に溢れていて素晴らしいものだと思います。武満徹の作品はもとより、このCDも日本の宝でしょう。

2009年08月18日

・・・

訃報が続きました。

14日は難波昭二郎氏。学生時代に「東の長嶋、西の難波」と言われ、あの長嶋茂雄さんのライバルと目された方(お二人の読売巨人軍入団は同期)。
かつてまさしがレーベルと同じ名の「フリーフライト」という草野球チームを作っていました。1980年の春、その「フリーフライト」が伊豆で社員旅行を兼ねた野球合宿をやった時、当時難波さんがワーナー・パイオニアの取締役をされていた関係で、佐々木信也さんと共に合宿に駆けつけてくださり、野球の指導をしてくださったことが今でも強く記憶に残っています(僕は野球チームには入っていませんでしたので、野球場近くのテニス・コートで毎日過ごしていましたが・・・)。

15日は映画監督であり、僧侶でもある松林宗恵氏。森繁久彌さん主演の「社長シリーズ」をはじめ、数多くの名作のメガホンをとっていらした巨匠で、当社とのお付き合いでは映画「関白宣言」(これは説明不要でしょう)、「ふしぎな國 日本」(主題歌:あなたが好きです)があります。
映画を愛し、人を愛した方でした。

まさに巨星墜つ、です。
お二方のご冥福をお祈り致します。
合掌。

2009年08月06日

ミックス・ダウン最終日

チキガリのアルバムのミックス・ダウン最終日を迎えました。

トラブル無く進めば遅くとも明日未明には全曲のミックス・ダウンが終了していることと思います。

チキガリのメンバー全員、アレンジャーのあっちゃん、エンジニアの鈴木智雄さん、西山潔さん、松嶋さん、その他関係者の皆さん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
今までで一番カッコ良くて、完成度の高いアルバムを作ることが出来ましたね。
そして今回もチャレンジャーでいられたことは大事なことでした。

僕らだけの自己満足にならないよう、お聴きになる方に喜んで戴けたら嬉しいです。

2009年08月02日

ミックス・ダウン初日

今朝10時半にスタジオ入りしたら機材のセッティングがあらかた終わっていたので、エンジニアの皆さんはきっと10時前から仕込みを開始していたのでしょう。

濱田メイン・ヴォーカルのアップ・テンポの曲からミックス・ダウンを開始し、先ほどまでに何と4曲も(短い曲がありますので)出来上がりました。こんなハイペースは初めてで画期的なこと。しかも妥協なんて一切していません。

このまま順調に進行すれば、ミックス・ダウンは間違いなく今週中に終了します。

2009年08月01日

影響を受けたCD その109

ヨー・ヨー・マ/パリ〜ベル・エポック
チェロ:ヨー・ヨー・マ/ピアノ:キャサリン・ストット
http://www.hmv.co.jp/product/detail/47777

フランスが生んだヴァイオリンとピアノのための名曲たちを、チェロとピアノのためにヨー・ヨー・マ自身が編曲した夢のように美しい作品集。
初めて聴いた時に1曲目の「タイスの瞑想曲」という聴き慣れた名曲が、まるでその場で生まれたような新鮮な響きを伴って出現したのにショックを受け、その驚きがラストの「フランクのソナタ」(これ圧巻です!)まで続きました。
それぞれの作品の奥にある哀しみやロマンが聴くものの胸を締め付け、深い感動の世界へ導いてくれることと思います。
今世紀に入ってからDSD録音されたものなので、オーディオ的にも大満足の1枚。尚、ジャケットだけでなくブックレットなどに使われている写真もとても美しく、心はパリへと飛翔します。
もう1枚ヨー・ヨー・マのCDでオススメのものがありますが、それは次の機会に。

エディット終了

昨日はエディット作業の最終日でした。

NHKで深夜にやっているまさしの番組に出演するため、エディット作業に参加していたチキガリの渡辺は夕方スタジオを出て、奈良に向かいました。

僕とエンジニアはスタジオに残って作業を続け、作業が終了したのが日が明けた0時30分でした。

いよいよ明日からミックス・ダウン。
もう今から緊張と興奮が交錯しています。