« DVD“まさしYOSE” | メイン | 影響を受けたCD その111 »

待ちに待った この日!

もう10年も前から待ちに待っているCDたちが2009年9月9日の今日、全世界で一斉に発売されました。
それはビートルズの全オリジナル・アルバムのリマスター。
数年前に「Love」が出てからというもの、リマスターを待ちこがれる思いが加速していました。というのは、「Love」ではかなりの音質向上が感じられたから。
今後、全世界で今回のリマスターがどのように評価されるのだろう。
これから数日間、興奮で眠れない日々を送るのかなぁ・・・。

コメント

八野さん、まるで少年のようですね!
わくわく、どきどき・・・満面の笑顔で、頬を紅潮させながら、新しいCDに聴き入っていらっしゃるご様子を想像してしまいます。

昨夜9時のNHKニュースでも、特集で取り上げられていました。

「楽器ひとつひとつの音が、はっきり聴こえる」
「ここで、すぐこの場で歌っている感じ」
「これまでのものとは、まったく違う」
そのようなインタビューがありました。

眠れないほど興奮できることがあるなんて・・・
八野さん、なんて幸せな方なんでしょう・・・

新聞やニュースでも大きく取り上げられていましたね。夜中の12時の発売を待って銀座のとあるお店には行列ができたとか。新聞広告の内容を見ると、たしかに、「すごいなぁ」と思いました。リマスターはやはりかなりの音質向上が期待できるのですね。
お聴きになった感想をお聞かせください。楽しみにしております。

凛さん、Kiyokoさん、こんにちは。
コメントありがとうございました。

本当に子供のようです。
休みが取れた時にゆっくり聴こうと思っています。それまでは、ガマン、ガマン・・・。
眠れないほど興奮することはしょっちゅうです。レコーディングした日は帰宅しても興奮状態が続いているので、たいてい明け方にならないと眠れません。

前にここでも書きましたように、リマスターは「誰がやるか」「どんなコンセプトでやるか」「どんな機材を使うか」などによって全く異なるものになります。
さだまさしがユーキャンに移籍した時に、全てのオリジナル・アルバムはリマスターしました。その少し前からリマスターのブーム(?)が来そうな気配があったからです。ですから、現在流通しているさだまさしのオリジナル・アルバムは、それまでのものよりも数段音質が優れていると思います。
まさに「楽器ひとつひとつの音が、はっきり聴こえる」
「ここで、すぐこの場で歌っている感じ」
「これまでのものとは、まったく違う」
です。

ビートルズのリマスターは、現時点では結構評判は良いみたいですね。

なるほど~!さださんのアルバムはリマスターにはそういう意味があったのですね。ほとんどは前のものをもっていたので、(全部ではありませんが)リマスターが売り出されたときに、コンサート会場で「まさしさんの直筆サイン付き」特典があるセットに心を動かされましたが、ほとんどがすでにもっている、というところで我慢しました。気に入っているアルバムのリマスターを買って、聞き比べるのも楽しそうですね。

貴重なお話ありがとうございました。

Kiyokoさん、こんにちは。
コメントありがとうございました。

まさしのリマスターですが、個人的には「夢供養」から90年代初頭あたりまでのものが特にオススメです。

一般的に言って、全てのリマスターが良いとは思いませんが、かなり音質が向上したCDがあることは事実です。

「良い音」の基準や「理想の音」は個々のプロデューサー、エンジニアで異なりますので、リマスターしたCDの方が従来CDよりも良いとは言い切れないのが現実です。

よろしければ八野さんお答えいただけますか?

さだまさしさんのリマスターについてですが、ユーキャン移籍時には、やはりマスターテープからProToolsにデジタルコピーをしてから24bit/96kHzでリマスタリングをしたんでしょうか?
70年代~80年代のマスターテープに存在する、いわゆる「テープヒスノイズ」とノイズ・リダクションによる音質劣化とのバランスについての考え方をお聞かせいただけたら嬉しいです。
私個人も吹奏楽のライブをデジタルで録音し、マスタリング等を趣味でやっていますのでぜひ参考にさせてください。

よろしくお願いします。

もうひとつ、書き忘れていました。アルバム「Glass Age」は発売当時デジタルレコーディングでしたね。ただ、CD化の際にCD盤面にデジタルレコーディングの表記がありませんでした。現在発売されているこのアルバムのCDのマスターはアナログマスターですか?
それとも当時の16bit/44.1kHzのデジタルマスターからなのでしょうか。長年気になっています。

ぷうやんさん、こんにちは。
コメントありがとうございました。

ジョージ・マーティン親子がビートルズの「Love」を作るにあたり、ProToolsにコピーしてから作ったようですが(これはリマスターというよりもリミックスだったので)、2chマスターのリマスターはProToolsを経由しないこともあります。
まさしのリマスタリングの場合、ProToolsは経由しません。少しでも世代を経ないようにして、基本的にミックス・ダウンしたマスターからDSD化しました。

アナログ・テープの場合、ご指摘のようにドルビーのノイズ・リダクションを使うこともありますが、これは基本的にエンジニアの方に任せていました。ただし、時代によって38cm/sの1/4inchだったり、76cm/sの1/2inchだったり、それぞれにドルビーを使ったり使わなかったり、ということはあったと記憶しています。
個人的には音の質としては、ドルビーを使わない方が好みですが、アルバムのアレンジによってはSN比をかせぐためにドルビーを使うこともあったと思います。

「Glass Age」はマルチはアナログで、2chはデジタルです(16bit/44.1kHzのPCM-1610)。次の「Advantage」からPCM-3348が登場するまでは、マルチに関してはデジタル(PCM-3324やX-32が混在していました)とアナログが混在していました。
プロデューサーとして一番困っていたことは、スタジオによってPCM-3324だったりX-32だったりすることでした。

2chのデジタルも当初はいくつもの方式があったのですが、最終的にSonyのPCM-1610以外は淘汰されるだろうと思い、音は別の方式の方が気に入っていましたが、1630が登場するまでは1610でやりました。
マルチのデジタルもやはりSonyのものに統一されて行くと思い、出来るだけX-32は使わないようにしたり、スタジオに3324を導入するように要請したりしていました。

八野さん、詳細にお答えいただきありがとうございます。
さださんのリマスタリングについては、やはり原音を忠実にということがよくわかりました。
「Glass Age」の疑問もようやく解消しました。
個人的には「風のおもかげ」のスネアドラムの音が好きで、特に”向い風”や”安曇野”のスネアドラムの独特のサウンドは、自分の中では現在でも一番好きです。(アナログLPの時に感じていましたので、CDになった時にすこし不安でしたが再現されていてうれしかったです)
技術的な質問でしたがありがとうございました。

ぷうやんさん、おはようございます。
コメントありがとうございました。

個人的には“夢の轍”までは、スネアの音にあまり納得出来なかったのですが、次の“風のおもかげ”で試行錯誤したこともあり、スタジオの機材の進歩もあり、随分納得出来るようになりました。当時、個人的には“祈り”のスネアが一番のお気に入りでした。

“風のおもかげ”のサウンド的な特徴は、ひとつには「マルチ→アナログ24ch、2chミックス・ダウン・マスター→76cm/s、ハーフ・インチ」を使用することで作り出せたのでしょうね。
サウンドの太さを追求するには、当時としては一番の方法だと思っていますし、“風のおもかげ”でようやく太さとヌケの良さを両立出来たとも思っています。

改めて八野さん、詳細の説明ありがとうございます。
「風のおもかげ」はアナログ録音の行き着いた最良の方法だと読んでいて感じました。
ミキサーの山下有次さんのミックスも素晴らしいですね。大滝詠一さんのアルバムでもよくお見受けする名前でしたのでサウンド面で安心して聴けるんだと納得しています。お忙しいところほんとうにありがとうございました。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)