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憧れの楽器 2. 「メロトロン」etc.

“メロトロン”は1960〜70年代に大活躍した電子楽器の一種。
この楽器はいわゆるキーボードの形をした楽器ですが、その実体は再生専用テープマシーンです。
ストリングスやフルートがこの楽器を代表する音で、例えば「ド」の音を弾けば、その音程であらかじめ録音されているストリングスの音(あるいはフルートの音)が出るのです。ですから、現代的に言えば「再生専用のアナログ・サンプラー」ということになります。

この楽器は当時ロック系の音楽をやっていたミュージシャンの憧れの楽器のひとつで、あの名作キング・クリムゾンの「クリムゾン・キングの宮殿」(エピタフetc.)やビートルズの「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」などで聴くことが出来ます。
重くて不安定、しかもメンテナンスも大変な楽器だったため、1974年に発表された「ソリーナ・ストリング・アンサンブル」(テープ式ではなく電子的に弦楽器の音を作ったもの)に取って代わられました。尚、この「ソリーナ」の音は、さだまさしのシングル「雨やどり」で聴くことが出来ます。この楽器も非常に重く(50kg位だったような気がします)、ひと頃さだまさしのステージでは必需品でしたが、80年代中頃にシンセサイザーに取って代わられました。また、白鳥座が4人で活動していた頃は、持ち運びが大変な「ソリーナ・ストリング・アンサンブル」ではなく、もっと軽い(と言っても20kg位)ヤマハの「SS-30」をステージで使っていたこともありました。
以上が主な「弦楽器」の音が出るキーボードの系譜ですが、80年代中頃から徐々にシンセサイザーに取って代わられました。

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