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憧れの楽器 7. 大ベスト・セラー「DX7」

1983年に音楽界の巨人「YAMAHA」が発売した画期的なシンセサイザーが「DX7」。MIDI規格に対応した当時の最も先進的なシンセサイザーで、これで作ったエレクトリック・ピアノのサウンドは「DXエレピ」と呼ばれ一世を風靡しました(やがてこのサウンドがFender Rhodesを駆逐するようになります)。

当然すぐさま僕も購入し、その世界にはまり、自分の音楽活動で使い倒しました。
画期的だったことのひとつは、専用のカートリッジ式のRAMが用意されていて、そこに自分で作った「音色」を入れ、そのRAMを持ち歩けば他のDX7でも自分で作ったサウンドを再現出来たことです。中身は完全にコンピューターですね。また当時MIDI規格が確立されたことが非常に大きく、楽器同士をつなぐことによって、複数の音色を同時に出すことがいとも簡単になり、シーケンサーと呼ばれる一種のコンピューターを使って自動演奏させることも出来るようになり、演奏の幅が飛躍的に拡がりました。

後年、この楽器を使わなくなって手放したのですが、その手放したDX7は「彩風」がレコーディングに使っていました(僕が作った「Y.H E.Piano」という音色を彼らは気に入っていたようです)。
勿論、「DX7」は特に1980年代のさだまさしのレコーディングやコンサートでも大活躍しています。

コメント

技術革新・進歩により、次々と入れ替わっていく楽器たち
「楽器」というより、私には完全にコンピューター、
ここまでで、まだやっと26年前ですか・・・
この先、どんな変革が展開されていくのでしょうか。

より良いもの、より優れたものを求めていくということは、
それまでのものと「さよなら」するということ・・・

物に対する思い入れの強い私には、なかなかに切ない展開となっております。

凛さん、おはようございます。
コメントありがとうございました。

今や電子楽器は完全にコンピューターですね。

最古の電子楽器は「テルミン」だと言われていますが(最大の特徴は両手とも楽器に触れずに演奏し、その姿はまるで指揮のようです)、先に行われたサイモン&ガーファンクルの来日公演では、最古と最新の電子楽器が使われていました。

切ないですね。この「憧れの楽器シリーズ(?)」は、僕にとって尊敬、感謝、そしてレクイエムが混ざったものになっています。
いくら生活のスペースを確保するためとは言え、手放すのは辛いものがあります。

いつもお返事、ありがとうございます。

「尊敬」「感謝」「レクイエム」
おっしゃるとおりだと思います・・・

時に、マイケル・ジャクソンの「This Is It!」 ご覧になりましたでしょうか?
八野さんの、ただいまの三語・・・
「尊敬」「感謝」「レクイエム」
まさにそういう気持ちで胸いっぱいになる素晴らしい映画でした。

使われているキーボードに「Korg」の文字、しっかり確認しました。

凛さん、コメントありがとうございました。

そうですか・・・。

チキガリのメンバーにも行った人がいるようですが、僕は残念ながら「This is It!」をまだ観てません。

チキガリも僕も、英語はネイティヴではありませんので、ネイティヴの方と比べると発音は情けない限りですが、それでももし「Thriller」を今回のチキガリと同等のクォリティで、しかも基本的に声だけでどなたかがやったら、我々にとってきっと驚愕の事件になると思います。

DX7というと、私には開発にも関わられた向谷さんのいたカシオペアの印象が強いですね。
そういえば、昔はさださんのアルバムのクレジットにもProphet5やPPG wave、DX7などのシンセサイザーの名前がずらりと並んでいたものですが、いつの間にかSynthesizersと一括で書かれるようになってしまいましたね。サンプラーやソフトシンセが席巻してきたからかなと思っていますが。

海象さん、おはようございます。
コメントありがとうございました。

当初は、どんな音色を作ってもらうかの希望をマニピュレーターに出しながら、使用楽器を曲毎に書き留めていました。

しかしその後、サンプラー、モジュール音源が数多く登場したことやMIDI企画をフル活用するようになったことにより、ひとつの音色を作るに際しても、少しずつ多種のシンセサイザーの音を混ぜるようになりました。

トータルのサウンドとしては進化しましたが、各楽器の個性が出にくくなったことも事実です。
そうなったことで、楽器の個性ではなく、いかに混ぜるかが音色の個性になりましたので、各楽器を載せることに躊躇するようになりました。

これが一括で書くようになった理由です。

八野さん、こんばんは。
テーマとは関係ない話になるかもしれませんが、MJの話題が出たので。

「THIS IS IT」観に行きました。
ただただ圧巻!
本当に惜しい人を亡くした…そんな気持ちになりました。
(もう一度観に行こうか?と思案中です・笑)

さて「Thirller」、9月末にM-ONで放送された「RAG FAIR」のライブでアカペラヴァージョンを聞きました。
ほぼ完全コピーに近いものになっていました。
(MJ役はハイトーンヴォイスの加藤くん。ムーンウォークも披露していました!)
チキガリヴァージョン、気になります(笑)
楽しみにしていますね♪

たまさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。

やはり「This is It!」は素晴らしかったですか!
観ることが出来て良かったですね!!

RAG FAIRの皆さんも、カバーなさったのですね、驚きました!!!

MIDIと聞いてまた出てきてしまいました。
というのはまだインターネットが普及していない90年代前半にRoland製のDTM用MIDI音源SC-55mkⅡでまさしさんのコピーを始めて大手パソコン通信のフォーラムに何曲も投稿しました。特に「さだまさしメドレー」と「続・さだまさしメドレー」はたくさんの方に聞いていただき、月間ベスト10で第2位を頂きました。それと並行して自身のホームページを立ち上げて自身のMIDIデータの公開をしたり、他の方が打ち込んだ「まさしさん」のMIDIデータも集めて「さだまさしMIDIデータ大全」をやっていたことがあります。(当時は今ほどMIDIの著作権については規制があまりなくて、サイトに公開するときに「さだ企画」に確認した記憶があります)
現在はRolandのSC-8850を使用。
高校時代はDX7に憧れましたがまだ高価で手に出ませんでした。「風のおもかげ」あたりからまさしさんのアルバムにシンセ音が多くなってきた時期とちょうど重なるのかなと思います。
余談ですが、「安曇野」を打ち込んだとき、エンディングのクレシェンドデクレシェンドしているシンセの音を作るのは大変でしたが今でも気に入っている音です。

ぷうやんさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。

MIDIにハマると大変ですね!
マルチティンバー音源の登場は、特にアマチュアの皆さんにとって大変にありがたいことだったのではないでしょうか。
SC-88Proは僕もまさしも使っていましたよ。

10年位前にまさしを訪ねて出張したことがありました。アルバムのレコーディングの打ち合わせで行ったのですが、その際、まさしから「旅先でも使える曲作りセット」を作って欲しいと依頼されました。仕事仲間の協力も得て、ふた月ほどで完成させました。
ハードケースの中にPowerBook、シーケンスソフトのLogic、SC-88Pro、ヤマハのミニ・キーボード、SRS-Z1というミニ・アンプとスピーカーなどが入ったものです。
これがあると旅先で、シンセででも、ギターででも曲を作って、歌も入れることが出来て、デモとしては充分なクォリティなものが出来る画期的な曲作りセットでした。

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