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追っかけ!?

休みが取れたら好きな人たちの追っかけをしようと決めていたのですが、やっと本日それが叶いました。
メンバー全員がソリスト級の実力と音楽性を持ち合わせていると言われるベルリン・フィルの追っかけです。

時空を超え、まず朝はアテネへと飛びました。勿論、目と耳と心だけ。
2004年のオリンピック・イヤーにアテネの古代野外音楽堂で開かれたベルリン・フィルのコンサートDVDを観た訳です。

曲目はブラームスのピアノ協奏曲第1番、ピアノ四重奏曲第1番の管弦楽版(シェーンベルク編曲)。
ピアノはダニエル・バレンボイム。指揮はサイモン・ラトル。
日頃、ブラームスのピアノ協奏曲第1番を聴こうと思うと、ブレンデル(ベルリン・フィル/アバド)、カーゾン(ロンドン響/セル)、ルービンシュタイン(イスラエル・フィル/メータ)あたりのCDに手が伸びるのですが、今回初めて指揮者としても活躍しているバレンボイムのものを聴きました。
ピアニストとしてのバレンボイムのCDはモーツァルトのピアノ協奏曲を聴いてきましたが、ミスはあったとしても今回はベルリン・フィルと一緒にやったためか集中力が高く、凝縮力が物凄い。時折挿入されているアテネの町並みも馬の背のような山並みも素敵で、音声にのっている鳥たちのさえずりさえも平和の象徴のようでほほえましいと思いました。
このピアノ協奏曲第1番の美しい第2楽章を書いている時に、ブラームスの心には何があったのでしょうか。また、どんな哀しみや夢が去来したのでしょうか。
カップリングのピアノ四重奏曲第1番の管弦楽版は初めて聴きましたが、編曲は流石シェーンベルクと思わせるものであり、ラトル指揮によるベルリン・フィルの機能性、テクニック、音楽性は物凄く、やはりベルリン・フィルの強みは響きの凝縮と拡散だと思い知らされました。
演奏、音、映像の全てが素晴らしいDVDでした。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3770272

午後はベルリンへ。
ベルリン郊外にある人々の憩いの場である公園「ヴァルトビューネ」の野外音楽堂で毎年6月に行われているベルリン・フィルのコンサートがあります。
2006年にネーメ・ヤルヴィの指揮で行われた「千夜一夜」と題されたコンサートを収録したDVDを観ました。
この野外音楽堂には3万人位のリスナーが入っているようなのですが、子供からお年寄りまでがみんなで一緒に心から音楽を楽しんでいるのが印象的です。

曲目はグリーグ:『ペール・ギュント』組曲、マスネ:タイスの瞑想曲、サン=サーンス:序奏とロンド=カプリチオーソ、リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』など。
ソリストが何人か登場しましたが、やはりメインはヴァイオリンのジャニーヌ・ヤンセンでしょう。彼女のCDは何枚も持っていますが、映像を観るのは初めてなのでとても楽しみにしていました。
マスネ:タイスの瞑想曲、サン=サーンス:序奏とロンド=カプリチオーソでの彼女は踊るような身振りで演奏しながらも、決して下品でもわざとらしくもありません。全身全霊で演奏している姿にも、その作り出す音楽にも感動させられました。やはり今をときめく人は違いますね。
そしてやはりメイン・プログラムである「シェエラザード」は圧巻としか言いようのないもので感動の嵐でした。ここでも鋼というか、強力なバネというか、強烈なパワー。しかもアメリカのオケのような野放図なものではありません。

ベルリン・フィルの人たちの演奏は、自分の楽器で出す音を自分の心の深淵に向けた後、自分がそれまでに培ってきたものや自分の存在をかけて魂と共にそれを何倍もの力で聴き手に向けてはじき返しているようなイメージなんです、僕にとっては。
彼らの音は世間で言われるような単に重量感のある音ではなく、ひとりひとりの団員がその生命や存在をかけた、人生そのものの音がしています。だからこそ彼らの音は重い。自分にとってオーケストラは彼らか、彼らではないかの2つに分けられるようにさえ思える時があります。

アンコールでは線香花火のようなものをお客さんが聖火のように高く掲げて振り回したり、踊っている姿がとても印象的です。まるでロックのコンサートのように演奏者もリスナーもノリノリで楽しんでいて、このようなコンサートを観ると日本が音楽後進国であることを痛感させられます。
こちらのDVDも演奏、音、映像の全てが素晴らしく、オススメ出来るものです。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2554909

お陰様でとても勉強になる楽しいひとときを味わえました。

コメント

スケールの大きい追っかけですね!!

海外の音楽(Live)DVDは良い音のものが多いですよね。
アメリカのあるバンドのDVDを見ていたら、やはり音が良くて、思わずクレジットを見たら、有名なマスタリングエンジニアがマスタリングしていました。

演奏、音、映像全てが素晴らしいって、本当に幸せです。

machiko-chanさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。

愛情をかけて大切に作られた音楽作品はどんなジャンルのものでも宝物ですね。

だからこそ、自分たちも作る時は真剣にならないといけませんね。

八野さん、こんばんは!
好きな人たちの追っかけ…時空を超えての素晴らしい追っかけ、良かったですね。ベルリン・フィル、昔々の高校時代、中学時代吹奏楽やってた友達の話聞いて、ラジオで聞いたりしてました。(当時はカラヤンの時代でした。)既にもう新設校ではなくなっていたものの(私達の入学の前年にさらに新しい高校が設立されたので)まだ設立8年目の比較的新しい県立高校だったので、予算がなく、音楽部という名前でありながら、楽器が買えなくて合唱しか出来ないという状態でしたので(過去、吹奏楽がやりたくて先生に直談判してあっさり切り捨てられちゃった先輩もいらっしゃったとの事)、彼女の話聞いてラジオ結構夢中で聞いていた事思い出します。でも、CDも持ってなくて(当時はレコードでしたが…。)、その後のベルリン・フィルの事も全く知らない私です。

ところで、私、本当に好きな人たちの追っかけしてきちゃいました。他の方々のように3日間とはいきませんでしたが、2連休イベントに参加出来て幸せです。(今日は1部と2部の間に時間があってお店覗いたりしてて、暗庵先生にお目に掛かれてご一緒にお話までさせて頂けた事もとっても嬉しい事でした。)今週はさださん、岐阜に来て下さいますので、羽島に伺わせて頂く予定になってるし、嬉しい事ずくめの週です。(本当はお休みお願いしてあったのですが、お休み無理になってしまったので、でも用事が済んだら、すぐ帰らせて頂けるようにお願いしてあるので。)実はアココンは生まれて初めてだったりします。それも楽しみです。「BASARA/TSUKEMEN 」から始まって来月にかけて「座・ロンリーハーツ親父バンド 」「さだまさし クラシックス」と私にとって楽しみなCDリリースも目白押し(というほどでもないけど)ですし…。

おめめさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。

おめめさんも、好きな人たちの追っかけが出来て良かったですね。

今後も諸々お楽しみください。ありがとうございます。

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