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最近とても嬉しく思うこと 1

近年、音声ファイルの台頭によるCD離れは深刻です。
僕がパッケージ商品に対して危機感を持ったのは昨年だったか、イギリスの高級オーディオ・メーカーのリンが今後はCDプレーヤーの新機種を発売しないとする方針を発表した時でした。

確かに音楽配信によって現在のCDフォーマットよりは数段音質の良いものが自宅で楽しめる可能性はあるのですが、それだけでいいのだろうか(CDよりも著しく音の悪いものが大量に出回る可能性があります)、パッケージ商品が無くなるのが本当に良いことなのだろうかという疑問はあります。これは昨今話題になっているAppleの「iPad」と紙の書籍も同じような関係かもしれません。

そんな中で数年前に事実上SACDから撤退したユニバーサルさんが、来月から限定でSACDを発売することにしたようです。この中には僕が待ちに待っていたタイトルが1枚ですが入っています。
どうやらエソテリックさんによるユニバーサル原盤を使ったSACDの売れ行きが好調であることをうけてのことのようです。やはりクォリティの高いものをリリースすれば、市場は動くと言うことでしょうか。
そうだとしたら大変素晴らしいこと。

最近一番嬉しいことです。

コメント

大変考えさせられるお話しとして、重く受け止めさせていただきました。

昔世代の私は、テレビのない時代、ステレオやビデオなど高値過ぎる花であった時代を経験しています。それを思うとき、誰もが簡単に気に入った音楽を手にすることが出来る今は幸せかも知れませんが、或る意味、気の毒な想いがあるのも確かです。

ラジオの雑音を気にしいしい、耳を澄ませて音楽を聞けた時の喜び、ステレオも持っていないのに、レコード屋さんに出向いてレコードだけでも手にしてみる、その時のなんとも言えない喜び、物を手に入れるのが簡単ではなかった分、喜びも幸せも大きいものがありました。
作り手も、受け手の喜びの大きさを実感できた、幸福な時代であったと思います。

音質の問題とは少しずれますが、物を作ることを通しての、人と人との繋がりそのものが希薄になっていく現代を私は悲しく寂しく思っているのです。
配信という手段では到底実現できない価値ある商品、またその流通など、作る側、受け取る側双方による、活き活きとした人間の温か味の感じられる流れを絶やしてはならない、そう思わずにいられません。

八野さんの日記を読ませていただいていますと、一枚のCD、一枚のDVDを作るまでに、どれほど多くの方々のお時間、ご努力、ご苦労が費やされているのかが痛いほど伝わり、これは絶対に購入することで恩返しをするしかない、そう思うのです。
いつも本当にありがたいと感謝しております。

私はこれからも、自分のできる貢献で八野さん、さださんを支えさせていただきたい、
ほんのちっぽけでも力になり続けたい、そう思っています。
これからも、どうかがんばってくださいね、強く応援させていただきます。

ユニバーサルからのSACD の再発売大歓迎ですね。
レコード芸術では「破竹の大好評を続けるエソテリックのSACD復刻」などと書かれていました。¥58,000-の《ニーベルングの指環》は1,000セットを3ヶ月で完売しました。
クオリティーの高いものは”うれる”証明と思えます。

SACDを発売したエソテリックさんには大きな拍手をお送りしたいと思います。

SACDが認められるのに少し時間がかかったことも事実と思いますが、これからの市場の動きが楽しみですね。

私にはユニバーサルから3種類のSACDの購入計画があります!。
是非SACDの発売点数を増やして頂きたいと思います。

八野さん、こんばんは!
お話ありがとうございます。全てにおいて疎い私は、音楽配信によって現在のCDフォーマットよりは数段音質の良いものが自宅で楽しめる可能性があるという事すら存じ上げなかったのですが、それにはやはりそれなりの機器が必要なのでしょうね。携帯の着メロ・着うたは利用した事あっても、音楽配信での曲の購入をまだ一度もした事のない私です。

凛さんのコメントも読ませて頂きながら本当にいろいろ考えさせて頂きました。雑音だらけのラジオ放送を必死になって聞いていた若い頃の思い出。(「セイヤング」が東海ラジオでは途中から30分放送になってしまって、でも本当は90分の番組なのですから聞きたくて聞きたくて必死で文化放送の電波拾ってました。でも、時々朝鮮かどこかの放送が混ざって聞こえてきてたりしてました。その頃の必死さ(?)が懐かしかったりします。)高校時代はラジカセしか持っていなくて、さださんの歌も他の人の歌もラジオ放送をカセットに吹き込んでそれを聞いて覚えてました。ステレオが家にある友達がわざわざレコードをカセットに吹き込んでプレゼントしてくれた事、とっても嬉しかったです。初のボーナスで安いミニコンポを買って、そしてその頃流行ってたレンタルショップでLP借りてカセットに吹き込んで聞いてました。(すみません。その頃はまだお金なかったので購入出来なかったのです。歌詞は手書きでノートに写していました。そのおかげ様で他の人が書けない漢字が書けたりしてました。さださん様々です(笑)。)ただ、実家は新幹線のほぼ下にあって、新幹線の震動で音がぶれてしまってたのもあって…。LPを返す期限があるので、吹き込んだだけで聞き返さずに返してしまって、後から音がぶれてた時にはとってもショックでした。(新幹線が通るたび、震度1くらいの揺れがあったんじゃないかしら。実家にいた頃は小さな地震は気付かなかったくらいですから。)CDはLPに比べると震動に強かったのでしょうか。音がひずんじゃったりする事はなかったです。
でも、そんな風にしながらも必死で音楽楽しんでたのですよね。
今の家もなぜかラジオの入りが極めて悪くて、地元局の放送も雑音だらけでなかなか聞くのが大変なのですが、インターネットラジオなんて素晴らしいものが出現して雑音なしで聴けちゃったりしてとっても嬉しいです。(著作権保護のためインターネットでは曲が聴けないのはとっても残念ですが。)

SACDが聴ける素晴らしいオーディオをお持ちの方は少ないんじゃないかと思うのですが、でも、クォリティの高いものをリリースすれば、市場は動くという事実。素晴らしい事ですよね。そしてそれは、売れ行きが好調=たくさんの方々の熱望があれば市場は動くという事でもあるのですよね。クォリティの高い素晴らしいものと分かっていても高価なものには手が出せない私には安くていいものに出会える事が幸せだったりします。でも、それも決して夢ではないのですよね。「チームさだ」の皆様が頑張って下さって素晴らしい作品が出来上がるように、他の作品でもこだわった素晴らしい作品に出会えますようにって思っちゃいます。

凛さん、おめめさん、おはようございます。
コメントありがとうございました。

凛さん
>物を作ることを通しての、人と人との繋がりそのものが希薄になっていく現代を私は悲しく寂しく思っているのです。

おっしゃる通りだと思います。

おめめさん
SACDプレーヤーを入手するにはそれなりの出費が必要ですので、どなたにでもお勧めするものではありませんが、ある程度のオーディオ・システムをお持ちなら、その圧倒的なクォリティに驚愕すると思います。

多くの皆さんが素晴らしい音楽、素晴らしい作品に出会えますように!

ともおさん、おはようございます。
コメントありがとうございました。

そう、大歓迎ですよね!

例の「指環」は買い逃しましたが、残念なような、ホッとしているような不思議な感覚です。

個人的には今回のユニバーサルさんからのSACDはエクスペンシブだと思いますので、多少の疑問はあるのですが・・・。せめてエソテリックさんと同じような豪華なパッケージを望んでしまいます。これは個人的な意見ですが・・・。ただあまり数が売れるようなものではありませんので、仕方ないと思います。

ともあれ、今回の英断には讃辞をおくらせて頂きます(偉そうな言い方になってしまって申し訳ないですが)。

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