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願い、縁、そして約束 中編

時は更に遡り二十五年位前のことになりますが、大学の先輩で音楽評論家をなさっていた、こすぎじゅんいちさん(現在は故人)から「僕の親戚筋の学生が録音の仕事をしたいとのことなのだけれど、一度会ってアドバイスしてもらえないか」と依頼されました。
後日、こすぎさんに連れてこられたのは鈴木正昭さんという大柄で生真面目な青年。後に彼はめでたくNHKの関連会社に入り、現在もNHKの録音エンジニアとして活躍しています。彼はまさしの出演番組の録音担当をしてくれたことが何度かあり、僕がNHKの番組収録に立ち会う時には彼が録音担当ではなくても時々スタジオに顔を出してくれました。
彼は今でもNHK局内での、さだまさしシンパのひとりです。

そんな彼から十年ほど前に「八野さんに会わせたい人がいるので、時間を取ってもらえませんか?」と連絡があり、東京・渋谷のNHK放送センター近くのティールームに行きました。
そこで紹介されたのは、フォンテックというクラシック系レコード会社のプロデューサーである有田精一さんでした。勿論、フォンテックさんのことは存じ上げており、実際に新日本フィルハーモニー交響楽団(指揮:朝比奈隆さん)の「ベートーヴェン/交響曲全集」をはじめとして何枚かCDを持っていました。
その後、何度か3人で会ううち、有田さんから「いつか機会があったら仕事をご一緒しましょう」と話を頂きましたが、それぞれが多忙を極めていたこともあり具体化はせずじまいでした。

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