« HMVさんの・・・ | メイン | ビートルズとベルリン・フィル »

レコードの聖地!?

僕にとって渋谷はレコード(CD)の聖地だ。
あまり褒められたものではないけれど僕は高校時代、時々学校帰りにIというクラスメイトと共に渋谷にレコードを買いに行った。
その頃はまだHMVもタワーレコードも出来てなかったが、渋谷にはいくつかの輸入盤(当時は外盤と呼ばれていた)ショップがあった。いくつかのショップをはしごしてお目当てのものや見知らぬものを物色するのが好きだった。

高校2年生の時の土曜日だったと思うが、例によって国立駅から渋谷の輸入盤ショップに向かう僕らは中央線の電車の中でひとりのラテン系外国人に声をかけられたことがあった。
片言の英語で会話をすると、どうやら新宿で映画を観たいので案内して欲しいとのこと。少し危険な香りがしないでもなかったが、僕らはふたりだったことを良いことに案内することにした。
新宿で電車を降り、歌舞伎町に案内すると(初心なはずの高校生が歌舞伎町を案内出来るというのも何だか変だ)、まずランチが食べたいと言う。僕らも食べてなかったので一緒に和食系の店に入った。焼き海苔を見て、彼は「日本では紙を食べるのか?」と驚いていた。海苔が紙ではないことを説明するのが大変だった。
そして、いくつかの映画館に案内し、日本語でしか書いてなかったものを雰囲気で(?)英語で伝えたように記憶している。
その後、友人と僕は渋谷に向かい、僕はビートルズの赤盤だか青盤のアメリカ盤を買ったように思う。当時、アメリカ盤とイギリス盤では音が違うことが解っていたが、高校生だった僕は音の良いイギリス盤を買うだけのお小遣いは持ってなかった(ビートルズなどイギリスものはイギリス盤の方が音が良いが価格は高い)。

今日、HMV渋谷店が閉店するとのニュースを見て、こんな事を思い出して、聖地の地盤が緩むのを感じた。
これからは不意に渋谷で時間が出来た時に向かう先がひとつ減ってしまう。とても残念だ。
HMV渋谷店さん、今までどうもありがとうございました。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)