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白鳥座/アルバム「白鳥座」10.「ターミナル」

アルバムのラストを飾るメグが歌ったバラード。
白鳥座のほとんどの曲を作っていた高比良とは、当時お互いの家を行ったり来たり
し、泊まり込んで様々な話をしました。
そんな中で意見交換したり、確認作業もしました。

分かっていたことではあっても確認したかったことのひとつが、この「ターミナル」の1行の歌詞「心変わりの君を許せないほど 愛していたわけでもない」でした。
「勿論、表面的な言葉通りではなく、男の強がり、というか見栄」という意味の返事があったので、安心して考えていた通りのコンセプトでアレンジを服部克久さんに依頼しました。それは透明感であり、哀しみであり、心情的な寒さであり・・・(例えばナッシュビル・チューニングのギターを使ったり、羽田健太郎さんの弾く哀しみの表情溢れるピアノにエフェクターをかけて寒さや透明感が増すようにしています)。
そんな主人公たちをめぐる風景と心情を音楽全体で表現することが出来ました。

尚、作者の高比良本人が「向かいのデパートの白い手袋のエレベーターガールの笑顔がちょうど僕を見て笑ったように黄色いスカーフが揺れた、というフレーズを思いついたので、この曲のグレードが上がったと思う」と僕に語ったのを今でも覚えています。

最後になりましたが、メインのヴォーカルを担当してなかったり、自作曲も多くはなかったので当時の白鳥座のリーダーだった森谷さんの存在感は大きくはないと思われる方もあるかもしれませんが、安定感のあるギター・プレイと共に、長男の高比良、長女の玲子、次女のメグを、自由にさせ、困ったことがあったら助けて上げるから、という風に静かに見守っていた彼の瞳の温かさと父親のような存在感は凄いと思います。

コメント

こちらでお聞きすることでもないのかもしれないのですが、いつから「さだ企画」さんから「さだプロ」になったのでしょうか?

八野さんは「(株)まさし」に所属されたのでしょうか?

「さだエンターテインメント」というのもよくわかりません。

これは今後正式に発表されるのでしょうか?

ドンさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。

4月1日から(株)さだ企画が分社化しました。
それにより、
「(株)さだ企画」は「さだグループ」の管理会社で、分かりやすく書くとグループ全体の総務・経理などを担当します。
「(株)さだプロ」は主に原盤制作、アーティストマネージメント、コンサート企画を担当します。
「(株)さだエンターテインメント」は主にコンサート制作・営業・運営を担当します。
「(株)まさし」は主に著作権管理、まさしんぐWORLDの管理・運営、詩島の管理を担当します。

分社化に関してはまさしんぐWORLD会報誌の3月号で触れていると思いますが、上記のようなことまでは書かれてないかもしれません。

尚、僕のメインの仕事は原盤制作ですので、(株)さだプロに所属しています。

八野さん、こんにちは。

「ターミナル」は、その心象風景が心に響く曲でとても気にいっています。
僕も1行の歌詞「心変わりの君を許せないほど 愛していたわけでもない」が非常に気になっていました。「男の強がり」という意味以上の切なさを感じていて、大きくなったらこんな恋しないようにしようと心に決めた中学生の頃でした。
渋谷のライブ、もうすぐですね。僕にとっては銀座・山野楽器で行われた「DENEB」発売記念ミニライブ以来、2度目の白鳥座ライブです。もうメニューは決まっているのでしょうか?どんな曲を演奏するのか、当日はとても楽しみにしています。

せーじさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。

白鳥座の曲は青春をテーマにした切ないタイプのものが多いですね。

29日のライヴをどうぞお楽しみに!

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