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白鳥座/アルバム「白鳥座」2.「画用紙」

アルバム2曲目で佐田玲子のメイン・ヴォーカル曲。
これはフォークっぽくオーソドックスにやりたかったので、服部克久さんにアレンジをお願いしました。
白鳥座が当時ステージでやっていたアレンジをベースにして、それをより洗練させたものにした上で、ストリングスを加えて頂きました。
谷康一さんにナッシュビル・チューニングの生ギターも入れて頂き、サウンドがより繊細にして美しいものになったと思います。

歌入れの際、玲子もよく応えて素晴らしいものになったと思いますが、当時のモニター・スピーカーの個性やスタジオ機材の個性などの問題で、結果的にメグや玲子の歌の中低域が多少薄く、中高域が多少キンキンする傾向がありました。またベースよりもキック(バスドラム)が目立ち、タムタムが薄く、スネアがつまっている印象がありました。
そのあたりを中心に今回のマスタリングで調整しましたので、LPの時以上に声は瑞々しく甦っており、より美しく滑らかなものに出来ましたし、全体的なサウンドも厚く、より安定したものになったと思います。
ちなみに当時は低域を厚くするとLPの音が歪む要因になりましたので(特にレコードの内周になると、つまりそれぞれの面のラストの方になると音が大きかったり、低域にインパクトがあると音が歪む原因になりました)、ミックス・ダウンもカッティングもそれを見込んでやらなければならないので苦労しました。
80年代後半にCD時代に移行した時、一番助かったのがラスト近くの曲でもレベルを下げずに済むことでした(さだまさしも白鳥座もラストにはバラードを配していましたので)。

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