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白鳥座/アルバム「白鳥座」3.「心にスニーカーをはいて」

さだまさし書き下ろしの「心にスニーカーをはいて」は白鳥座の2ndシングルになり、当時全日空のCMソングにもなって、お茶の間に浸透しました。
これをアルバムの3曲目にしました。野球で言う3番バッターとか4番バッターというイメージです。

曲の前半(いわゆるAメロ)を玲子が歌い、サビをメグが歌うという白鳥座の黄金のパターンです。アレンジはアメリカ留学から帰った渡辺俊幸さんにお願いしました。
彼のオーソドックスさとヘンテコさ(勿論、いい意味です)が同居した素晴らしいものになったと思います。まさしは当時、「ナベちゃんのヘンテコ・リズム」とよく呼んでいました。このアレンジのサビのスネアのリズムをお聴きください。「ヘンテコ・リズム」を体感出来ると思います。

この曲も当時の(今でも)一流ミュージシャンの方々にお願いしました。僕がベイシック・トラックのOKテイクを決める時、ミスが無いのは勿論のこと、こちらサイドのコンセプトにどれだけ沿っているかがまず第一ですが、その他にそれぞれのミュージシャンの個性がどれだけ発揮出来ているか、ということも重要なポイントとしています。
この「心にスニーカーをはいて」では、歌の最後あたりで倉田信雄さんが弾くE.ピアノのリズミックな高い音程に進むフレーズの存在が重要なポイントでした。そういう所謂美味しいフレーズはサウンド全体を引き締め、歌い手ばかりでなく、聴き手の気持ちをも高揚させると思います。
この曲だけではなく、レコーディングのリハーサルの時、各ミュージシャン毎に美味しいフレーズが出ると、プレイバックの時にそれを彼らに伝えて、忘れないようにしてもらっていました(何度かリハーサルした後、一度試しに録ってみます。演奏者全員コントロール・ルームに戻って来てもらって、それを一緒に聴き、その後、彼らとディスカッションしてから本番のテイクを録ります)。

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