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白鳥座/アルバム「DENEB」3.「記念樹」

まさしが白鳥座のために書き下ろしたシングルをこちらにも収録しました(シングルと全く同じテイク)。
これはアルバム「白鳥座」の時の「心にスニーカーをはいて」と同様、玲子とメグふたりでメイン・ヴォーカルを分け合うもの。
尚、この「記念樹」は後にまさし本人がカバーし、アルバム「ADVANTAGE」に収録しています。

まさしならではのオーソドックスなバラードでしたので、アレンジは渡辺俊幸さんに依頼し、オーソドックスでありながらも親しみやすく、かつ新鮮なものにして頂きました。
玲子とメグによるメイン・ヴォーカルも「心にスニーカーをはいて」の頃よりも進化していると思います。
「心にスニーカーをはいて」では、倉田信雄さんが弾いたエレクトリック・ピアノの高い音域に向かうフレーズが印象的でしたが、この「記念樹」では高水健司さんが弾くエレクトリック・ベースの「とても とても幸せだった」のところのハーモニックス奏法が印象的なものでしょう。

このアルバムの直後からスタジオにコンピューターが導入され、作業効率も再現性も格段に向上するのですが、このアルバムまではミックス・ダウンは3人から4人でやっていました。
ミキサーと呼ばれる調整卓にコンピューターがビルトインされるようになると、調整卓でフェーダー(ボリュームのようなもの)を動かすと、それを記憶してくれます。そうすればひとつひとつの楽器や歌に対して完璧にコントロール出来ることになります。
しかしコンピューターが導入される前は、マルチ・トラック・レコーダーと呼ばれる各種楽器や歌などを録ったテープ・レコーダーを再生し、リアルタイムにフェーダーや各種ツマミを動かしてミックス・ダウンをやり、それを同時に2チャンネルのテープ・レコーダーに録音するしか方法がありませんでした。
エンジニアが調整卓中央に陣取り、かなりの数のフェーダーやツマミをコントロールし、アシスタント・エンジニアはそれをフォローしながら、別のフェーダーや別のツマミをコントロール。僕は彼らの後ろ側にあるディレクター・デスクに陣取り、そこにセレクター・ボックスと呼ばれる機材を用意してもらい、リアル・タイムでメイン・ヴォーカルの切り替えを行います。例えば1行目はテイク1、2行目の頭からテイク2で、2行目の途中からテイク3にするなど、かなり細かく切り替えて最上のヴォーカルになるようにします。
以上のようなことを全てリアルタイムに行いますので、切り替えや上げ下げが微妙に早かったり遅かったりすると、テープを止めてまた曲の頭からやり直すことになります。
参加した全員が納得するまでやるには相当な時間がかかり、切り替えやツマミのコントロールをするために頭と耳と手をフル回転しているので、1曲のミックス・ダウンが終了する頃にはどっと疲れが出ます。このようなミックス・ダウンを1日に2曲やっていました。ただこの頃はマルチ・トラック・レコーダーは24チャンネルが基本でしたので、まだリアルタイムでミックス・ダウンをすることが何とか可能な範囲でしたが、現在のように多ければ60チャンネル以上もあるようなものでは、3〜4人でリアルタイムで完璧にコントロールするのは不可能です。

コメント

今日行ってきました、グッズ売り場にいらっしゃったの八野さんだったんですか?

後藤尚代さん、こんばんは。
コメントありがとうございました。
そして、コンサートにお越しくださいまして誠にありがとうございました。

先行販売した白鳥座CDを沢山のお客様が購入してくださったので、レコード会社のふたりの女性スタッフが大慌てでした。ですからふたりの後ろで手伝っていました。

白鳥座に初めて生で触れて、capにもご挨拶ができ、そして何よりアルバムのCDを購入でき、こんなに充実した1日は最近ありませんでした。会場内では玲子さんのラジオの常連さんにもお会いできました。
こんなに温かい一体感のあるライブは初めての経験でした。何より白鳥座自身が本当に楽しそうで、めぐさんがノリノリだったのが印象的でした。
白鳥座の完全復活を願います。
メロディメーカーと笑顔をぜひスタジオ録音で聴きたいと強く思います。

八野さん、昨日は素晴らしいライブと、素敵なCDをありがとうございました。帰りの電車の中で夫と2人でしみじみと眺めました。(歩く広告塔です!周りの人に見えたかなぁ・・・)素敵です。八野さんがラリルレイ子さんのすぐそばでお手伝いなさっている姿も、なんだかうれしく拝見しました。お忙しいところ、お声かけしまして、失礼しました。白鳥座の歌声にたくさんの元気をいただいて帰りました。

ぶうやんさん、Kiyokoさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。

そして昨日のライヴにお越しくださいまして誠にありがとうございました。
お楽しみ頂けましたようで何よりです。
また復刻CDもお買い上げ頂き、ありがとうございました。
CDもお楽しみください。

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