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2014年03月26日

再発売CD

レコード業界もご多分に漏れず、かれこれ10年以上、業績があまり良くありませんので、新録音が減り、その代わりにリマスターされたものを含む再発売CDが増えたように思います。

勿論、クラシック、ジャズ、ロック、Jポップいずれの世界でも新録音はありますが、紙ジャケット、リマスター、高音質CDなどと銘打った再発売CDが多数存在しています。

高音質CDには、SHM-CD(スーパーハイマテリアルCD)、HQCD(ハイクォリティCD)、Blu-spec CD(ブルースペックCD)がありますが、これらは普通のCDプレーヤーで聴くことが出来るタイプのもの。

SACD(スーパーオーディオCD)というものもありますが、こちらはハイブリッド・タイプのものは普通のCDプレーヤーでも聴くことが出来ますが、シングルレイヤー・タイプのものは専用のSACDプレーヤーかユニバーサル・プレーヤーでないと聴くことが出来ません。

リマスターにしても、当然のことながら玉石混淆ですから、注意が必要になるかもしれません。
このブログでも何度か書いてきましたが、規格や素材、あるいは使っている機材よりも、誰がどのようなコンセプトでリマスターをしたかの方が遥かに聴感上の音質を左右すると断言してもいいと思います。
レベル(音圧)競争により音質の変化が激しくなったり、モニター・スピーカーや部屋が変わったことによって音の判断が出来にくくなったり、モニター・システムの周波数特性にクセがあったり、担当する人によって好みやクセが大きくあるとしたら、考えただけでも恐ろしくなります。

個人的には、ナチュラルで無理のない、伸びやかな音でマスタリングされたSACDが大好きです(その高音質に比例するように価格も上昇してしまいますが)。

2014年03月05日

またまた驚いたこと

オーディオ関係のことを時折このブログで書いてきました。
昨夜、改めてACOUSTIC REVIVEのREM-8という電磁波を打ち消すオーディオ・グッズの威力に驚かされました。

比較的自由な時間が取れたので、一昨日、昨日と続けて夜、自宅で音楽を聴くことが出来ました。
昨夜、CDを聴き始めてみると、一昨日の感動がまるでありませんでした。
最初の1音から、アレッ? 何これ?
違和感でいっぱいでした。

立体感が無く、超高域が詰まり気味で、特に声や弦に潤いが無く、無味乾燥な音で、聴いていて全く感動しなかったのです。
こんな音である筈がないと思いながら、最初は自分の耳がおかしくなったのかと不安になりました。
ふと思い立ち、REM-8を調べてみたら、電池が空になりランプも消えていました。
新しい電池を入れて、聴き直してみると、全て元に戻りました。
たったひとつのグッズが動作してないだけで積み上げてきたサウンドが崩れるのですね。
改めてその機械の効果に驚嘆しました。

開発者の石黒謙さんに心から感謝した出来事でした。
どうもありがとうございます。

2014年03月02日

37年の時空を超えて

1977年3月2日は僕にとって特別な日でした。
2009年10月1日のブログでも書きましたが、それは大指揮者のカール・ベームがウィーン・フィルと共に来日して、NHKホールでベートーヴェンの交響曲第6番、5番などを演奏した日。

大学に入って1年にも満たない僕は自宅に居て、NHK-FMの生放送で、そのコンサートがオン・エアーされたものをテープに録音していました。
その演奏は、その後、僕にとって両曲の基準の一つになりました。
数年前にCD化され、感激しながら時折聴いていたのですが、昨年SACD化されたものを入手し、ちょうど37年後の本日、聴いてみました。

流石にSACDはCDとは全然違い、演奏のニュアンスが細大漏らさず再現されるだけではなく、コンサート・ホールの空気感まで再現され、感動の度合いが全く異なります。
演奏の音をProToolsに取り込んで、様々なエディットがなされているようで、CDで聴いた時に感じた、うるさい咳などのノイズも可能な限り取り除かれているように感じました。
しかもCDは2枚組だったのですが、SACDは容量が大きいため1枚に収まっています。したがって感動を途切れさせずに、第6番の後、続けて第5番を聴くことが出来ました。

本日、37年の時空を超えて、この名演奏が甦り、当日の興奮と感動も甦りました。
音楽業界は不振を続けていますが、こんな素晴らしい仕事をしているところもありますので、まだまだ頑張りたいと思います。

さだまさしのCDもSACD化出来れば、現在のCDを超える、遥かに大きな感動が得られる筈なのですが・・・。