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心の旅

レコーディング・エンジニアの鈴木智雄さんが一昨日、事務所に1枚のCDを届けてくださった。ダイアナ・クラールの新作「ウォールフラワー」だ。ネットの情報で、このカバー・アルバムの収録曲を知っていたので、楽しみにしていたのだった。
ようやく休みが取れたので、今日、聴いてみた。

とかくカバー・アルバムやセルフ・カバーには賛否両論あるのは当たり前。
僕はとても納得して、心から楽しみ、そして勉強させてもらった。
聴いている時間は、純粋に音楽面、サウンド面、オーディオ面で楽しみながら、時に、このアルバム制作に係わった人たちの、このアルバムへの思いへと旅をした。

1枚のアルバムを作るには様々な思いを込めるだけでなく、様々な喜びと苦悩がつきまとう。作詞家、作曲家、編曲家、歌手は言うに及ばず、プロデューサー(ディレクター)、エンジニアもしかりだ。
ダイアナ・クラールやそのスタッフ、ヴァーヴのチェアマンであり、このアルバムのプロデュースと編曲を受け持った、あのデイヴィッド・フォスターも楽しみながらも様々な苦悩を抱えて作ったに違いない。そんなことを実感しながら、このアルバムを聴かせてもらった。

僕は今までに数多くのカバー・アルバムを聴き、そして作らせてもらったが、このアルバムには1960年代の曲から、ポール・マッカートニーの最新の書き下ろしを含め、綺羅星の如く名曲が並んでいる。
個人的には1曲目の「California Dreamin'(夢のカリフォルニア)」のアレンジには部分的に少し残念なところもあったが、10曲目の「I'm Not In Love」はアレンジ・コンセプトが原曲及びそのアレンジを踏襲することにあり、原曲やそのアレンジが持つあの独特な世界観をピアノやオーケストラなどで再現していて、感動に打ち震えて、涙が出た。
ジャズというカテゴリーで考えると(レーベルがあのヴァーヴなので)、少し違和感があるかもしれないが、このアルバムをヴォーカル・アルバムとして捕らえると、とても洗練された上質なものであることは間違いないであろう。

1枚のアルバムを聴き通して、生きることの喜びと苦悩を感じさせてもらったのは当然として、アルバムを作ることの喜びと苦悩をも感じさせてもらい、しかも音楽としての、そしてアルバムとしての完成度も高く、感動させてもらったので、早速、このCDを注文した。

コメント

最近のさださんは活発に活動されてますね。
ところで某所で八野さんのCDを見かけたのですが現在でも入手は可能ですか?NHK-BS2で1996年に放送された「長江の詩」のサントラです。もし入手可能でしたら入手方法を教えてください。

ぷうやんさん、こんにちは。
コメントありがとうございました。

さだまさしはここ2〜3ヶ月の間に、映画の主題歌、2つのCM曲、まだ公表出来ませんが、その他にも複数のプロジェクトが進行中で、相変わらず活発に活動しています。

さて、「長江の詩」のサントラ盤ですが、非売品として数量限定で個人的に製造したCDですので、一般に入手は不可能です。ですが、僕のところにまだありますので、お送りすることは可能です。
このブログでぷうやんさんの住所をお聞きすると個人情報をここで公開してしまうことになってしまいますので、(株)さだプロ 八野宛に送り先などの情報を書いたハガキをお送り頂く、ということでいかがでしょうか?

ぜひ聞いてみたいのですが、㈱さだプロの住所は探しますので、八野様宛にハガキで住所をお知らせいします。よろしくお願いいたします。

ぷうやんさん、こんにちは。

よくよく考えてみたら、返信用の切手(205円)を貼ったCD1枚が入る封筒(宛先などを記入済み)を同封したものを送って頂くのがベストです。
それであれば、その他の料金は必要有りません。
(まぁ、お聞き頂いて気に入って下さるかどうかは別ですけど・・・)

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