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ワルトビューネ・コンサート2015

「ベルリン・フィル ワルトビューネ・コンサート2015」を観ました。
と言っても、残念ながらベルリンに行った訳ではありません。
例年行われるワルトビューネ野外音楽堂でのコンサートはとても素晴らしく、自分がベルリン市民でないことを残念に思う大きな理由のひとつです。

今年は映画音楽を数曲演奏した後、ラン・ランがソリストとして登場し、グリーグのピアノ協奏曲(例のさだまさしの「関白失脚」の中間部の華やかなピアノ演奏は、この協奏曲冒頭の部分)が始まりました。
ラン・ランの華麗で確かなテクニックに裏打ちされた、ほとばしる情熱に圧倒されっぱなしでした。
千変万化するラン・ランの音の表情、それを最大限に後押しするベルリン・フィルの芸術監督であるサイモン・ラトルの指揮と、それに応えるベルリン・フィルの職人芸の凄さに言葉を失いました。

後半のベルリン・フィルにとってチャレンジであった映画音楽特集も素晴らしく、相変わらず音楽としての完成度の高さに脱帽でした。
「オーケストラが音楽を作るということは、こういうことだと思う」といつもながら教えられるような音楽。
ひとりひとりがたった今演奏している音楽に対して忠誠で、真摯で、世界一のテクニックと情熱を献身的に捧げています。
そして各セクションのリズム、強弱、音色、表情の合わせ方が絶妙なので、弱音でもトゥッティでもオーケストラ全体のバランスが崩れず、音楽全体が有機的で凛としています。

最後の3曲は映画音楽特集には欠かせないジョン・ウィリアムズ作品でした。
その3曲目に入る前、ラトルが「最後の曲はタイトルは言うまでもありません。フォースと共にあれ!」と言った時、僕のテンションはMAX。
その曲を聴きながら「涙と感動」でした。
画面に映っている聴衆の熱狂的で喜びに溢れている表情が印象的でした。
僕も手に汗握る興奮の2時間を過ごしました。
仕事を離れて僕がブルーレイ・レコーダーに録画する番組の大半がNHK BSプレミアムということもあって、NHK BSプレミアムに感謝の日々です。

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