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2015年12月30日

影響を受けたCD その134

オリビア・ニュートン・ジョン/Grace & Gratitude
http://www.amazon.co.jp/Grace-Gratitude-Renewed-Olivia-Newton-John/dp/B005LY47U4/ref=sr_1_4?s=music&ie=UTF8&qid=1451485438&sr=1-4&keywords=Grace+and+Gratitude

エイミー・スカイをプロデューサーに迎えて作り上げた近年の傑作アルバムだと思います。
このアルバムは、誤解を恐れずに分かりやすく言うと、エンヤをもう少し現実的にした感じ、でしょうか。
基本的に歌曲とインストゥルメンタルを交互に配置したアルバム構成で、全体的にとても美しい仕上がりになっています。コンプレッサーがかかってますので、好き嫌いは当然あるでしょう。個人的な好みよりは「固い音」寄りですが、許せる範囲(生意気な言い方ですみません)です。

インドのチャクラに影響を受けて作られているようですが、民族楽器を含むいくつかの生楽器とシンセサイザーで作った幻想的で心地よいサウンドはお好きな方は多いと思われます。
残念なことに日本盤は作られてないようですが、上記のURLから安価に輸入することは出来ます。
ひと頃はこのアルバムが大のお気に入りで、「癒し」を求めて毎晩のように聴いていました。

2015年12月24日

忘年会その他

このところ忘年会その他で帰宅が遅い日が続いています。

12/16 さだ企画、さだプロ、さだエンターテインメント合同の忘年会
12/17 佐田玲子・天窓switchライヴ、終演後の打ち上げ
12/18 池袋のCDショップ・五番街の加納常務、シンガー・ソングライターの関口由紀さん、さだプロの山下社長と一緒のプチ忘年会
12/21 大学時代の友人2人との忘年会。その後、フジテレビ「ミュージックフェア」忘年会がフジテレビ湾岸スタジオで23時半頃から深夜1時半頃までありました。
昨年の「ミュージックフェア」忘年会では、鈴木杏樹賞(ブルートゥース・スピーカー)が当たりましたが、何と今年は石田弘エグゼクティブ・プロデューサー賞が当たってしまいました(こちらからは例年通り、さだまさし賞とさだプロ賞を出しました)!
参加した半数近くの人が何か当たったように感じたのですが、150人位参加した中で、たまたま僕の持った札の番号が読み上げられて驚愕しながら僕が立ち上がった瞬間、フジテレビのプロデューサーさん、ディレクターさんたち全員から大歓声やら大爆笑が・・・。
番組収録や収録後のミックス・ダウンなどで、石田さんと僕とで必死に音作りをしているのが印象に残ってらっしゃるからでしょうか???
12/23 ホテルニューオータニにて、さだまさしのディナーショー

今年も一年間、沢山の方々にお世話になりました。
ありがとうございました。

2015年12月21日

提供曲

さだまさしは今年も様々な楽曲提供を依頼され、その幾つかはお渡し出来ました。
既にブログに書いた「ニュースのうた」の他に現時点で公表出来るものがもうひとつありました。

12/16にリリースされたトワ・エ・モワさんのアルバム「タイム・フォー・アス」)CD番号:KICS-3302)用に「桜紅葉」という楽曲を書き下ろしました。
尚、このアルバムでは「道化師のソネット」もカバーされています。

アンセルメとモントゥー

その演奏が、ドイツ音楽も、フランス音楽も、バレエ音楽も全てが素晴らしいと思える往年の大指揮者は、僕にとってエルネスト・アンセルメとピエール・モントゥーです。

アンセルメは1883年にスイス西部のフランス語圏で生まれ、1969年にジュネーヴで亡くなりました。
元々数学者だったからかどうかは分かりませんが、スイス・ロマンド管弦楽団と共に作り出す彼の音楽には「明晰性」と「精緻な構築性」を感じます。演奏に己の感情を過多に投影させるというよりは、スコアを正確に再現しようとしているように感じられ、精密機械のようにも感じます。

片やモントゥーは1975年にパリで生まれ、1964年に亡くなりました。20世紀の名作バレエ「春の祭典」、「ペトリューシュカ」(共に作曲:ストラヴィンスキー)、「遊戯」(作曲:ドビュッシー)、「ダフニスとクロエ」(作曲:ラヴェル)などを初演しました。
彼の作り出す音楽はとてもしなやかで、「情感」と「愛」に溢れています。とは言うものの、決してアバウトなどではなく、クレッシェンド、デクレッシェンドに細心の注意を払い、そのサウンドは「切れ」と「柔らかさ」が同居した素晴らしいものだと思います。
個人的には、つきあいが深かったアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団やロンドン交響楽団と一緒に作った晩年の作品を気に入っています。

2015年12月16日

CDショップ五番街ヒット・チャート

東京・池袋にあるCDショップ五番街さんのヒット・チャートで、チキンガーリックステーキ「Love Songs」が今週、第1位です。
http://gobangai.jp/hitchart.html

ありがとうございます。

影響を受けたCD その133

モーツァルト/交響曲第40番ト短調、第41番ハ長調「ジュピター」
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
http://www.hmv.co.jp/artist_モーツァルト(1756-1791)_000000000018888/item_交響曲第40番、第41番『ジュピター』%E3%80%80カラヤン&ウィーン・フィル_5341570

カラヤンがデッカ・チームと録音したト短調とジュピターです。
作曲家にとって調(Key)は非常に重要なものです。
勿論、モーツァルトにとっても、それは例外ではありません。

彼の41もある交響曲の中で短調で書かれたものは2つしかありません。しかもそのふたつともが「ト短調」で書かれています。第25番(17歳の時の作品で、映画「アマデウス」の冒頭で使われていますから、ご存じの方も多いと思います)とこの第40番です。
両方とも聴くほどに悲しみが押し寄せてくる名曲です。評論家の故・小林秀雄が自著の中に「疾走する悲しみ」という名言を残しているのは有名です。この言葉に触発され、モーツァルトの奥深い世界に入り、そこから抜け出せない往年のリスナーの数は多いと思います。
楽譜の最初にシャープもフラットも付かない唯一の長調は言うまでもなくハ長調ですが、この何も不純物のない調とされるハ長調も、モーツァルトにとって重要であったようです。
作曲当時とすれば、この第41番の交響曲は、不純物のない真に巨大なものだったと思います。

この名曲2曲をカップリングしたCDは数多くありますが、僕が最もたくさん聴いてきたのは、このカラヤンとウィーン・フィルのもの。
ここでも力感、高揚感、集中力とウィーン・フィルの美音が見事にマッチして、驚異的な名演を生んでいます。
第41番を評価する人は多いのですが、個人的には第40番の方が好みです。勿論、録音も優秀です。

2015年12月04日

影響を受けたCD その132

ホルスト:組曲「惑星」
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
http://www.hmv.co.jp/artist_ホルスト-1874-1934_000000000021141/item_組曲『惑星』%E3%80%80カラヤン&ウィーン・フィル_5341588

20世紀最高の指揮者のひとりであるカラヤンが50代に入った頃の1961年に録音された彼の遺産のひとつです。
当時はまだこの「惑星」は音楽家にとってもメジャーな存在ではなかったらしいのですが、カラヤンやプロデューサーのジョン・カルショウがこの曲に目を付け、録音を行ったことにより、「惑星」は一躍メジャーな存在になりました。

1950年代後半、カラヤンは自分がコントロール出来る優秀なオーケストラが必要だと思い、当時飛ぶ鳥を落とす勢いのあったカラヤンと是非一緒に音楽を作りたいと思っていたオーケストラのひとつがウィーン・フィルでした(このあたりのことはジョン・カルショウの自伝「レコードはまっすぐに」に書かれています)。
そうして相思相愛だった彼らはカルショウのプロデュースにより1959年から1965年の間に次々と名演を生み出して行きました。

この「惑星」の演奏の特徴としては、前のめり的なリズムで推進力に溢れていること、ウィーン・フィル特有の美音に溢れていること、最も有名な「木星」の中間部のメロディの演奏に情感がこもっていること、などが挙げられます。
「木星」中間部のメロディの歌わせ方に関してですが、僕が聴いた中で最もドラマティックに歌っているのはバーンスタインとニューヨーク・フィルとの演奏ですが、他の指揮者のものはほとんど皆あっさりしていて、個人的には少しもの足りません。
全体的に、壮年のカラヤンと彼を必要としたウィーン・フィルが力感、情感、覇気溢れる演奏を展開しています。
音質も立派なもので、今聴いても素晴らしいものであると思います。