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影響を受けたCD その146

チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調「悲愴」
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:エフゲニー・ムラヴィンスキー
http://www.amazon.co.jp/チャイコフスキー-交響曲第4-6番-ムラヴィンスキー-エフゲニ/dp/B002GKRTC4/ref=sr_1_4?s=music&ie=UTF8&qid=1369979508&sr=1-4&keywords=ムラヴィンスキー%E3%80%80悲愴

1960年のレコーディングですので、今となっては古いものですが、その内容をも考え合わせると今もって世界最高峰の「悲愴」のひとつでしょう。
全世界のクラシック・ファンから愛され続けている演奏で、全盛期のムラヴィンスキーとレニングラード・フィルを代表する名演。
ムラヴィンスキーは厳しいことで有名でしたが、その練習の成果が如実に表れた演奏で、映像を見るまでもなく、弦楽器奏者全員のボウイングが完璧に揃っていると分かるような演奏を展開しています。
西側に出てきた時の録音であるにもかかわらず、ロシアの温度感、空気感、気候的厳しさ、哀愁などが、ものの見事に表現されており、その一糸乱れぬアンサンブルと共に至高の、入魂の音楽を紡ぎ出しています。
カラヤンの「悲愴」が真っ赤な炎だとすれば、こちらのムラヴィンスキーの「悲愴」は青白い炎だと言えるでしょう。

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