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2019年05月03日

スピーカー配置 平行か、内振りか

小学校高学年の時、オーディオに興味を持ち、モノラルからスタートして、もう50年以上の時が過ぎた。
これまでに使ってきたスピーカーは数知れず。
自宅に於いては、2ndシステムやサラウンドまで含めれば、ナショナル、ダイヤトーン、ソニー、フォステクス、ケンウッド、ビクター、TEAC、JBL、B&W、パイオニア、USHER、スキャンスピーク、タンバン、マークオーディオ、BOSE、DENON、DALIなどなど。
またレコーディング・スタジオや放送局のスタジオでは、オーラトーン、JBL、タンノイ、アルテック、ウェストレイク、TAD、B&W、フォステクス、ヤマハ、Dynaudioなどなど。
それぞれが、その特徴や良さ(勿論、悪さも)を持ったものだった。

15年位前に自室に導入を検討したが、その時には縁が無かったスピーカー・ブランドがあった。
人生の節目の昨年、必要に駆られてその導入に踏み切った。
そのブランドは、デンマークのDynaudio。
機種は異なるが、これまでいくつかのレコーディング・スタジオで、時折その音に触れてきた。
その音は温かく、そして冷たい。
演奏の微妙な強弱にスピーカーが敏感に追随するので表現力が極めて豊か。そのため、演奏には温もりが感じられる。しかし、音場はどこまでも透明なので、北欧の澄み切った空気感のようなものも感じとれる。
音楽が流れたらスピーカーの存在が消えて、広大な音場に、感動的な音楽に包まれる。
低音楽器の音程を正確に描き、歌手の口の動きまで見えるようで、体調まで分かるようでもある。弦の音は瑞々しくもあり、シルキーでもある。
情報量が多く、解像度が高いのに、音が柔らかく、聴き疲れもしないので長時間になりがちな自宅仕事にはぴったりだ。

このところ比較的時間があったので、音楽だけでなくオーディオに費やす時間も多く取れた。
数年前に導入したスピーカーの使いこなしをあれこれ試した際、平行配置にした方が結果が良かったので、それを金科玉条の如く昨年導入したDynaudioでも踏襲してきた(ここで言う平行とは、部屋に家具を置くように、スピーカー裏側の壁面とスピーカーのバッフル面が平行になるように配置すること)。

導入から1年が経過し、エージングが済み、サウンドが安定してきたので、先日、ふと思い立ってDynaudio(スピーカー)を内振りにしてみた。
音が出た瞬間、衝撃が走った。
内振り配置によって、これまで気になっていたいくつかの短所が解決したので、しばらくこの状態で使うことにした。

やっぱりオーディオは面白い!